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NO. 2923   快晴の銀世界を後にして最終下山。

2026 10/ 29(木) 

   雪模様の昨日から一転、初冬のおだやかな青空が広がった北アルプスです。冷池山荘より標高で500m近く高い、鹿島槍ヶ岳は25センチ近いと思われる新雪をまとい、凛々しさと厳しさをあわせ持つ冬の表情へと明らかに変わりました。

   最終下山の今朝は最低気温がもっと下がるかと思っていましたが、マイナス6度ほどでした。それでも今秋一番の冷え込みになり、多少ブルブルしながらも最後の作業を終わらせ、冷池山荘の小屋閉め作業を無事に完了することができました。そして半年近く世話になった小屋に感謝を告げ、厳冬期の安全を祈りながらの出発となりました。下山は慣れないスタッフもいるので、降雪で危険が増した岩場の通過がある赤岩尾根ルートは断念して、爺ヶ岳を縦走して種池山荘経由で柏原新道下山のコースを取りました。

   主稜線上は寒さはともかくも穏やかな一日で、さほどの雪の吹き溜まりもなく、順調に歩を進め、白銀の鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳、そして剱岳立山連峰に名残り惜しみつつの扇沢下山となりました。これにて本格的な降雪がやって来る前に、長かった今シーズンも何とか仕舞うことができました。最後まで残ったスタッフだけでなく、短期中期の全スタッフ。いろんな場面で小屋を支えて下さった全ての皆さん。そしてお越しいただいた大勢のお客さまにひたすら感謝申し上げる次第であります。ありがとうございました。

小屋周りで8センチほどの降雪。鹿島槍ヶ岳頂上は思った以上に白くして25センチ近いかも。この後も周期的に雪が降りそうな気配も・・・ もしかしたら根雪になるかもしれませんね。少なくと南峰頂上の向こう側、北側斜面の積雪は消えることはないでしょう。
山荘のシンボル冷池は小さいながらも雪の白さと青空の下、黒々と重厚味が増します。
鹿島槍ヶ岳と冷池山荘、今年もありがとうございました。小屋閉めスタッフのみんなもお疲れさま。
白く染まる剱岳立山連峰が冬へ誘う。
爺ヶ岳稜線は15センチぐらいの積雪。
黒部側の谷間はまだ晩秋も、稜線は着実に冬の世界へ。
立山連峰と種池山荘。暖かかった今秋でしたが、この後は積雪を増して行きそう。
柏原新道を下る。1700mぐらいまで白くしました。積雪が進み、通行ができなくなるのももう直かも。大雪になれば上部では雪崩も発生します。

NO. 2922   ようやくの初雪。( PM1:00 )

2026 10/ 28(水) 

  遅れていた冬の来訪者がようやくやって参りました。昨夜遅くから降り始めたであろう初雪は、お昼までに小屋周りで5センチぐらいの積雪になっています。まだ小雪がパラパラしているものの、雪雲の合い間から日差しも見え隠れし、夕方にかけては回復していくものと思われます。  

  昔なら9月中の降雪もまったく珍しくなく、鹿島槍ヶ岳近辺の初雪平年値は10/3ぐらいとずうっと思っていましたが、ここ3年の初雪日が滅茶苦茶遅いこともあって、近年の初雪平年値は10/17ぐらいまで遅くなってしまっているのではと認識しております。ただこの後もちょこちょこと雪降りの日が多くなりそうですので、季節は大きく移ろって行きそうです。雪も上がり放射冷却も効くであろう明朝は温度もマイナス10度ぐらいまで下がることでしょう。もう先日までのおだやかな秋山の世界ではありません。

初雪の朝を迎えた冷池山荘。スタッフ滞在最終日です。
明朝は新雪を纏った爺ヶ岳が池の向こうに屹立することでしょう。

NO. 2921   冷池山荘も完全閉鎖へ。

2026 10/ 26(月) 

     台風30号+秋雨前線の影響で、10/24の土曜日から今日まで雨降りが丸々3日間続いており、外工事も思うように捗りません。またこの後もたびたび冬型気圧配置になって降雪が予想され、外工事にはなかなか厳しい状況に思われますので、好天が期待される29日には最終下山することと決定いたしました。テントの方への対応も明後日28日の晩を最後とさせていただきます。

すでに初冬の域を迎えた鹿島槍ヶ岳ですが、相変わらず温度高めの傾向が続いております。ただ10/23の朝は晴天の下 冷え込み、薄っすらながら冷池も初めて全面結氷いたしました。
ここ3日間は雨が強弱をつけながら、冷池の水面をたたきます。今日現在は雪に変わる感じはありませんが、27日の夜あたりは初雪が降っても不思議でない気圧配置が予想されます。氷や雪に覆われるのもまもなくです。

NO. 2920   種池山荘閉鎖しました。

2026 10/ 22(木) 

    10月17日のお泊りをもって、今季の営業をすべて終了した種池山荘は小屋閉め作業も終了して、スタッフも昨日下山しました。シーズン中の皆様のご利用ご来荘に改めて御礼申し上げます。このあとは外トイレも使用できませんし、非難室等もございませんのでお気をつけ下さい。

   近年は冬の到来が遅い傾向が続いていますが、もういつ本格的な降雪があってもまったく不思議でない季節です。また今秋も岳の上は温度高めで推移していますが、強い冬型気圧配置にでもなれば、一気に真冬に突入です。十分にお気をつけいただきたいと思います。

   また先にもお知らせしましたが、冷池山荘のみ営業終了後も、今しばらく工事でスタッフがおりますので、テントのお客さまへのご対応は、売店、お水、トイレ等、夏山同様にいたします。ただ10月24日(土)の週末は確実にスタッフ駐在しておりますが、10/31(土)の週末については微妙ですので、当情報をしっかりとご確認の上、さらにお天気とも相談の上でご計画ください。なお工事期間中においては、冬季避難室は一切使用できませんので、ご了承ください。10/22時点で10日間天気図を見ると、10/27頃と11/1頃には冬型気圧配置も予想されますのでお気をつけ下さい。

今季もありがとうございました。種池スタッフと冷池山荘の一部下山スタッフのみんなもお疲れさま。冷池山荘から小屋閉めの手伝いに来たスタッフは冷池へ戻ってもう少し頑張ります。
風は強いもののまあまあのお天気。登山口の紅葉を目指して最終下山です。
剱岳立山連峰の初冠雪もまもなくのことでしょう。
鹿島槍ヶ岳を正面に冷池山荘へ向かいます。もう少し頑張りましょう!

NO. 2919    大快晴の青空の下、万感の最終週末。

2026 10/ 19(月) 

  一昨日10月17日のお泊りをもって、今季の営業を終了いたしました。シーズン中はお盆以降9月にかけての長雨で、お客様も少なく相当に困惑いたしましたが、最後の最後10月の週末は3週連続の、大快晴の週末で仕舞うことができ、賑わいも復活することができて、来年へ向けて少し安堵したところです。お客様にとっても今秋の長雨にはうんざりされたことでしょうが、10月のお天気続きで留飲を下げられたことと思います。4ヶ月近くのシーズンを通して、お客様には鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳、針ノ木岳へお出かけいただき誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

   さて本年は前冬の超少雪から始まって、梅雨時の少雨、そして秋の超長雨、たくさんの台風の発生等、いろんな意味で地球温暖化やエルニーニョ発生のなか、安定感に欠けるお天気の年だったのではと思っております。地震発生等も含めて来年はなんとか穏やかな気象の年になってほしいものです。さしあたり今冬はしっかりと降雪があってほしいものですね。

週明けも引き続きの好天でスタート。
鹿島槍ヶ岳上空も雲が多いものの日中はずうっと姿を見せてくれました。今年は未だ初雪がありません。
玄関に設置されていた種池山荘看板もお役御免です。
先週末はスポーツの日3連休に続く大快晴。鹿島槍ヶ岳と冷池山荘。
冷池山荘の展望台には今季最後のお客さま。
冷池山荘周りも後方の爺ヶ岳も全ての木々が落葉。ただ日中もあたたかな日が続き、お客さまは晩秋の山でほっこりの週末登山。
剱岳立山連峰と種池山荘。
最後の週末もお天気に恵まれてよかったですね。
10月は連日のように富士山を望めた種池山荘でした。

NO. 2918   明日からの最終週末もお天気に期待!

2026 10/ 16(金) 

  今日は北日本を低気圧が通過した影響か、雲の多い一日でしたが、基本はおだやかな秋の一日。昨日からのお天気が続いています。そして明日あさっての今年度営業シーズン最後の週末も高気圧に覆われて、秋空が期待できそうな感じです。

  なお小屋のほうは宿泊最終日を待たずして、追われるように、小屋の内外で小屋閉め作業が始まっております。少々不便なところもあろうかと思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

  また冷池山荘のみ宿泊営業終了後も10月末ごろまで工事でスタッフがおりますので、テントのお客さまへのご対応は、夏山同様にいたします。10月24日(土)の週末は駐在しておりますが、10/31(土)の週末については微妙ですので、当情報をしっかりとご確認の上、さらにお天気とも相談の上でご計画ください。なおこの間、冬季避難室は一切使用できませんので、ご了承ください。

まだ鹿島槍初雪は確認できていませんが、もういつ初雪がやって来てもまったく不思議でない時季です。雪が降れば写真では見えない北側斜面は凍結して通行は困難です。
コバイケイソウの白い花が咲き誇ったのはもう3ヶ月近くも前のこと。枯れ穂はドライフラワーになって、まだまだ元気に立ち続けています。
こちらはダケカンバが黄葉を全て落としましたが、白い幹がとてもきれいです。
今日は足場を組んで、壊れた壁を張り替えました。厳しい風雪がやって来るのも間もなくのはず。
少しずつ窓の養生、窓閉め作業も進めています。

NO. 2917   久しぶりの雨の一日。

2026 10/ 14(水) 

  9月30日から2週間に及んだ晴天モードも一服。朝方から冷たい雨が降り続く一日となりました。ただ明日から週末にかけてはお天気も回復しそうで、3週連続の晴天の週末を迎えられそうで良かったです。今日の雨が小屋より標高の高いところで、雪になったかは不明ですが、これからは雪でなくとも雨が降ったようなときでも、鹿島槍ヶ岳頂上の北側斜面などは凍結して通行不能になるので 、より注意が必要です。種池山荘と冷池山荘を除いて周辺の山小屋はすべて営業を終了いたしました。

  そして私どもも10/17の小屋の営業最終日までも3日ほどとなり、小屋閉めへ向かっての作業も小屋の内外で少しずつ進み始めました。

昨日は今季最後のヘリ作業。長い晴天続きで、砂ぼこりと枯れ葉が舞い上がります。最終荷下げでゴミ等も下げ終わり、小屋閉め作業もいよいよ本格化していきます。長いシーズン中、ヘリのクルーの皆さんには、ガスや雨の時など辛抱強 く対応してくださり、心より感謝申し上げます。
長く続いた大晴天の最終日にヘリ荷上げと荷下げのフライト。ヘリ作業は山小屋の仕事でも1,2を争うたいへんな作業ですが、今年もヘリの皆さん、業者の皆さん、そして山荘スタッフ、ヘリポートスタッフ全員の力で乗りきることができました。皆さんありがとうございました。
雨が降り続く一日。昨日のヘリ作業に合わせて横へ寄せたベンチも、今日は小屋閉めに向けて小屋の中に撤収しました。もう雨が雪に変わる季節もすぐそこまで来ています。

NO. 2916    “完全連休” 無事に終了。

2026 10/ 12(月) 

  野球で言う完全試合(パーフェクトゲーム)と同じぐらいに、完璧なお天気が続いたスポーツの日3連休が無事に終了いたしました。周辺では遭難や事故の報告等ももなく、よかったです。今シーズンは8月後半から9月の長雨があまりにひどかっただけに、感慨もひとしおの完全三連休となりました。

  そしていよいよ小屋の営業も今週いっぱいでお仕舞いに・・・ 徐々に小屋閉めモードに向かいます。なお種池山荘の焼き立てピザは本日をもって終了いたしました。シーズンを通して大勢の皆様にご賞味いただき感謝申し上げます。

連休3日目も朝焼けと富士山の登場で始まりました。
お昼まではにぎわった小屋前にもすっかり静寂が戻りました。

NO. 2915    絶好の三連休。

2026 10/ 11(日) 

  大きな大きな移動性高気圧の下、朝の冷え込みは弱め、日中は暖かな日差しとおだやかな秋日和が続いています。今日も昼どきは17度を超えるくらいで、本来の10月中旬の陽気ではない感じです。明日もこのお天気は続きそうで、パーフェクトな3連休が期待できそうですね。

  さてこの後も10日間天気図とか見ると、周期的に移動性高気圧がやって来そうで、今しばらく秋山登山を楽しむチャンスがありそうです。ただ明日で五竜山荘や唐松岳頂上山荘もお仕舞いですし、私どもの冷池山荘と種池山荘も17日(土)が最終宿泊日になります。北アルプスは後立山連峰に限らず、どこの山域に登るにしましても、これからは山小屋の営業の可否をしっかりと確認しなくちゃいけない季節でもあります。もちろんお天気確認もしっかりとお願いいたします。

  なお冷池山荘は営業終了後も10月末ごろまで工事でスタッフがおりますので、テントのお客さまへのご対応はいたします。18日以降は、当情報にて状況等をご確認ください。

  またおかげ様で明日の12日をもって今季の種池山荘の焼き立てピザの販売は千秋楽になりそうです。たくさんの皆さんにご賞味いただき、誠にありがとうございました。  

種池山荘からは毎日終日に渡って富士山を遠望できる今回の大快晴です。今日の日差しには日傘も登場ですね。
鹿島槍ヶ岳に西日が優しく注ぐ、一日の終わりです。
冷池山荘テント場も連日カラフルなテントの華が咲きました。黒部の谷には秋特有な雲海。
冷池山荘も鹿島槍ヶ岳を目指すお客さまで連日にぎわいました。遠くに上田方面の灯り。

NO. 2914    晴れの特異日に相応しい青空。

2026 10/ 10(土) 

  昔から晴れの特異日と云われる10月10日。まさにその格言に相応しいおだやかな一日となりました。今回の大快晴はもうしばらく続きそうで、気持ちにもゆとりが出てきますね。でも決して油断なさらず、事故等が無きよう、しっかりと一歩一歩、歩みを進めながら晩秋に向かう主稜線や中腹の紅葉をお楽しみください。

岩小屋沢岳が赤く染まる朝。冷え込みは弱く5度もありました。
鹿島槍ヶ岳と右奥には遠く焼山、火打山、妙高山。
秋の日差しというより夏の日差しに近い昼どきは、14度まで上がりました。
長雨の9月にはほとんどなかった賑わいに、スタッフも大張り切りの一日。
雨風の心配が要らない大快晴に、皆さん笑顔の種池山荘テント場。明日も賑わいそうです。

NO. 2913    秋の大快晴の第2章!

2026 10/ 9(金) 

  9月30日から10月3日まで続いた大快晴が第 1章。そのあと4日間ほどは雲の多いちょっと肌寒い日が続きましたが、昨日そして今日と再びの大快晴。朝も1度ぐらいで、さほどの冷え込みではなく、日中にいたっては14度近くまで上がって、強い日差しの下での稜線歩きでは汗ばむほどです。

  絶好の登山日和、秋の大快晴の第2章が続いています。この秋天は来週初めまで続きそう・・・ 明日からの3連休はたくさんの方々に、晩秋に移ろう北アルプスを堪能していただけることと思います。ようやく長雨の呪縛から少しだけ解き放されそうですね。

鹿島槍ヶ岳頂上の壊れてしまった銘板を急遽スタッフ手作りのものにしました。
朝焼けに染まる鹿島槍ヶ岳。
ナナカマドも落葉。赤い実が鹿島槍と青空に映えます。
10月は連日のように富士山が朝焼けに浮かびます。

NO. 2912    ようやく大きな移動性高気圧が到来!

2026 10/ 7(水) 

  今日は朝9時過ぎには濃い霧も消え去り、晴れ間の時間帯も増えましたが、午後にかけてもまだまだガスのかかるタイミングも多い一日。最高気温は8度、稜線を渡る風はそれ以上に冷たく、体感温度はもっともっと低いものでした。

   ただ明日から三連休にかけては、今秋初の本格的移動性高気圧が本州を覆いそうです。8月後半からはまれに小さな移動性高気圧がやってきてはおりましたが、北寄りに片寄っているものがほとんど、しかも秋雨前線や台風の威勢に遠慮してあっという間にいなくなってしまうパターンばっかりでしたので、明日からは本当に期待です。日中の温度は割かし高めのようですが、朝晩は相当に冷え込むようになるでしょう。とくにテント泊の皆さんはしっかりと準備していただきたいと思います。

   なお主稜線の紅葉はお仕舞いですが、中間帯の紅葉は今が盛りですので、紅葉の海の中に、そして東西に2000キロ以上の大型高気圧下の秋山稜線にどっぷりと身を沈めて、 北アルプスを満喫していただきたいと思います。

朝方覆っていた濃いガスがどんどんと消え去っていきます。
扇沢登山口方面の視界も利いてきました。
秋空の下、落葉した斜面の落ち着き感が漂います。
大きな大きな移動性高気圧の先端が北アルプスを覆い始めました。
柏原新道は中間帯の紅葉が見頃を迎えています。

NO. 2911    精いっぱいの紅葉。

2026 10/ 5(月) 

  今秋の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳主稜線の紅葉は幕を下ろし、紅葉前線は中腹へとその絶頂帯を下げております。今年の山小屋周辺の紅葉黄葉は、やや渋めの感じではありましたが、長雨と日照不足という二重苦のなかで、それぞれの木々が精いっぱいのステージを披露してくれたことと、ひたすら感謝です。

  さてお天気は一昨日までのどこまでも高い真っ青な秋空は去り、昨日今日と高曇りで時おり小雨がパラパラというお天気になりました。ただ日差しこそ少ないものの、周辺の山々を見通す時間も長く、山肌はとても澄んで見えましたし、富士山を遠望できる時間帯もあったりで、晩秋へと移ろう静かな北アルプス稜線を満喫できる両日となりました。

  折りしも昨日には大天井岳や南岳では、初雪が舞った話題が双方の山小屋のブログに載っていました。明日夜から明後日にかけても台風27号の通過に伴ない、一応冬型の気圧配置になりますので、こちらでも初雪がチラチラするかもしれませんね。ただその後はスポーツの日3連休にかけては、大きな高気圧もやって来て、お天気も期待できそう。ようやく周期的に移動性高気圧がやって来てくれるようになりました。こちらも感謝ですね。暖かい服装、装備でお越しください。

昨日朝の八ヶ岳と富士山、そして長大なる南アルプスの連山。
昨日に続き、今朝も富士山に逢える幸せ。
爺ヶ岳南西斜面落葉。ハイマツの緑が鮮やかです。
種池山荘“小屋裏モミジ”は、ちょっと心残りの不完全燃焼の今秋でした。
鹿島槍ヶ岳と名残りのナナカマドがぽつりぽつり。
ときどき雨のカーテンが針ノ木岳を隠す一日。
冷池山荘から、初雪待つ鹿島槍ヶ岳。
小雨ぱらつく後には虹がかかる一日でした。

NO. 2910    大快晴4日目。

2026 10/ 3(土) 

   週末土曜日も好天に恵まれました。朝は放射冷却も効いてマイナス0.4度まで下がって、今秋初の氷点下を観測し、2度目の結氷を見ることもできました。また日中は13度ほどの心地良い温度の安定の秋山日和が、連日続くことができ、主稜線は多くのお客さまで、久しぶりににぎわうことができました。こんなお天気が次週のスポーツの日3連休でも、続いてくれますように!

初氷点下の朝。9/30の初氷より厚いしっかりした氷になりました。小屋仕舞いまでも、あと少しになってきたけど寒さに負けず みんなで頑張って!
全面雲海の荘厳な夜明け。冷池山荘。
冷池山荘前展望台も久しぶりににぎわいました。
冷池山荘周りの紅葉黄葉も見納めへ。
鹿島槍ヶ岳も日に日に秋の表情が深まる10月入りです。
ピザにラーメンに大忙しの一日、種池山荘前庭は終日たくさんの皆さんが行き交いました。
大雲海の下扇沢を出発したときは暗い空の下も、雲海上はこのお天気。紅葉に青空に最高の週末でしたね。

NO. 2909    大快晴3日目。

2026 10/ 2(金) 

    長雨の遅れを取り戻さんばかりの晴天が続いています。今朝方は未明に2時間ほど屋根をたたいた寒冷前線の南下に伴なう雨の影響でしょうか、霧雨モードの濃いガスに覆われ、一瞬だけ心配されましたが、日の出とともにそれも雲散霧消。今日も期待に違わぬ絶好の秋日和になりました。

   今夜はすでに気温も2度を下回るまで下がっており、明朝は今秋初の氷点下になりそうです。週末の土日も期待できそうですね。そして紅葉の絶頂帯は主稜線からやや下がって、もう2200m近辺でしょうか。来週にかけて中間帯が見頃を迎えます。

濃いガスも太陽の日差しとともに、視界から消え去って行き、皆さん大喜びでした。
鹿島槍ヶ岳も霧が晴れて登場です。
“小屋裏モミジ”も、精いっぱい頑張ってくれました。
種池平の名残りのナナカマドも明朝の冷え込みがちょっと心配。
柏原新道も2200m台が見頃を迎えつつあります。
2000m近辺の“水平道”辺りもナナカマドが素敵な色合いです。

NO. 2908    初霜&初氷で気持ちも新たにいざ10月へ。

2026 9/ 30(水) 

   昨夕の見事な夕焼け、そして今朝方のピリッとする初霜初氷の到来、そしてようやくやって来てくれたほんまもんの秋空の訪れと、お盆以降の長引く秋雨前線の停滞と度々の台風接近による天候不順、また各地での大きな災害の続発等によって消沈気味だった気持ちを払拭してくれる天象が昨夕から連なりました。ひとまずは長雨からの脱出もできそうで、気分も一新して明日からの10月、最終営業月に向かって行けそうです。そして週末はお天気もよさそうで、大いに期待! お客様には朝晩を中心に寒さ対策をお願いします。 また明日は午後遅くに寒冷前線通過で雨の当たる時間もありそうですので、お気をつけて下さい。

初物はやっぱり良いですね!うれしい冬の訪れが今年もやってきてくれました。
昨日まで降り続いた水たまりも結氷。踏みつぶすのがもったいないくらいです。
初霜。
初霜柱。
気持ち良い秋の空の下、大雲海を足下に冷池山荘ベンチでのんびりと最高のひと時。
雲ひとつない最高の秋の一日。初氷のステージを踏んで鹿島槍も冬へ向け一歩前進。
新越山荘の小屋閉め完了して、助っ人スタッフを含め全員で種池山荘へ出発。みんなご苦労様。

NO. 2907    久しぶりの夕焼けに歓声。

2026 9/ 29(火) 

   今日も 氷雨が降ったりやんだり、最高気温も7度ほどと、ストーブから離れることができないような一日でした。それでも夕方前には雨も上がり、明日への期待を抱いて、外へ出てみるとあれよあれよと言う間に、西の空が真っ赤に染まりました。一体いつ以来の夕焼けか? 思い出せないぐらい昔に思えてしまう今秋の長雨です。冷たい雨の中を登って来られたお客さまとスタッフ全員が外へ飛び出しての歓声と小さくガッツポーズです。

   今日あたりは週間予報も、日本各地に晴れマークが目立つようになってきました。ようやく長かった秋雨のトンネルも出口に少しだけ近づいてきた感があります。種池山荘周辺の主稜線の紅葉はほぼピークに達していると思われますが、明朝の冷え込みと明日以降予想される日差しで、今一度もう一段の輝きを取り戻してくれるかもしれません。また主稜線から一段下がった辺りの斜面はこれからが見頃になって参ります。

   なおここ3日間もそこそこの雨降りになりましたが、周辺の登山道にも長雨の被害等はないものと思われます。今週末は10/3(土)の冷池山荘はご予約で満員ですが、ほかは冷池山荘・種池山荘ともに余裕がございますので、お天気をしっかりとご確認の上で、ご予約ください。ネット予約でしたら、当日の早朝 7時までOKです。 明日はもう9月も最終日・・・ 本当のさわやかな秋がやって来てほしいですね。  

燃える立山連峰上空と種池山荘。
雲海に埋め尽くされる扇沢の谷と針ノ木岳。
水たまりも小屋も赤く染まる夕焼けにお客さまも飛び出してきます。
“小屋裏モミジ”のさらなる色付きに期待!
鹿島槍ヶ岳もだいぶ色付きました。夕方前には黒部側に秋の象徴たる雲海が入りました。
ところどころに元気一杯のナナカマド。

NO. 2906    新越山荘営業終了しました。

2026 9/ 28(月) 

   一昨日をもって新越山荘の本年の営業を終了いたしました。お越しくださったお客さまには厚く御礼を申し上げます。お盆からの天候不順や長雨でたいへん厳しいシーズンになりましたが、大きなトラブル無く、終了を迎えることができてよかったです。来年こそはシーズンを通しての お天気の安定やお客さまのご来訪をを願うばかりです。すでにお隣の針ノ木小屋の営業も終えています。

今日も小雨続きの中、厳冬に向け小屋閉め窓閉め作業が進みます。

NO. 2905    秋雨の出口はどこに。

2026 9/ 28(月) 

   週末土曜日の午後は雨が止むものと、淡い期待を抱いておりましたが、思うようには参らず、氷雨の一日となってしまいました。キャンセルも多く出た中、冷たい雨の中を登ってきて下さったお客さまのためにも、 昨日の日曜日は朝からのお天気回復を祈っておりましたところ、願い天に通じ、日差しこそないものの、周辺の視界も利いた秋の一日になることができました。

   ただ昨日も午後3時過ぎからは雨がパラパラし出してしまい、 週明けの本日月曜日も朝から雨がしとしと降り続いています。このあとも、今しばらく安定感には欠け、秋雨前線や台風26号の進路に悩まされ続けそうです。こちらは 先の5連休中を含め、このところそんなに雨量そのものは多くないのですが・・・ 南関東などの大雨続きを見ていると、なかなか山には足が向かないですね。

   もう3日後にはやって来る10月入りに大いなる期待をかけたいものですが、台風26号が通過後も、来週にはまた新たな台風が近づきそうな気配があります。なかなか今秋の 台風+秋雨前線による、長雨モードからの出口を見つけることができません・・・・ 日本中に停滞感漂うような感じです。ただ し今日あたりの予想天気図を見ると、台風と台風の合い間になる今週末には晴れ間がかなり期待できそうな感じになってきましたので、直前までしっかりとお天気情報をチェックなさって 、お出かけになって下さい。

   また季節はいよいよ10月に入り、完全な秋山そして初冬の山の世界に突入です。台風通過後に冬型になって、暴風雪のなかで北アルプスや北関東、東北の山々で、10月に大きな山岳遭難が発生したの には、枚挙に暇がありません。そちらの気象情報もしっかりと確認なさっ た上で、装備等整えて秋山登山をお楽しみいただけたら幸いです。主稜線の紅葉は、今ひとつ深まらない気配ですが、ほぼ絶頂に達している感じです。 できることなら秋の日差しが復活してもう一段の色付きがあれば嬉しいことですね。

今日もまた雨降りに戻ってしまいました。
小雨降り続く、今日の爺ヶ岳。
昨日は日差しこそないもの、まあまあの日曜日。
草もみじも最終盤です。
昨日の蓮華岳北斜面。紅葉がなかなか進んでくれません。
昨日の針ノ木岳は雲の中。針ノ木小屋も今季の営業は終了いたしました。
今年の7月には大開花したコバイケイソウも枯れ穂姿で林立。でもその姿は凛として、枯れ穂になっても 『尾羽打ち枯らす』 といった様相はありません。山小屋スタッフにもファンが多いです。

NO. 2904    十五夜。

2026 9/ 25(金) 

   今日も午後はガスが多かったものの、基本はおだやかな、良いお天気の一日でした。そして夕方には、天上からも秋の到来を教えてくれる十五夜の月が現れてくれました。なかなかお天気が安定しない今秋にあって、こうやって一年に一度の中秋の名月と出合えたのは幸せです。お客さまも大喜びでいらっしゃいました。このあとも十三夜そして十日夜と秋の月を愛でていきたいものですね。

   ただ今週末も今夜から再び秋雨前線が延びてきて、お天気予報も今ひとつパッとしません。明日の午後から明後日にかけては、そんなに悪いとは思っていないのですが・・・ 来週末の土曜日10/3には、種池山荘にて星空観察セミナーもあるのですが、いい加減にそろそろ安定した秋の星空を眺められるような気圧配置になって、次から次へと秋の移動性高気圧がやってきてほしいものです。

   なお十三夜の月になる10月23日は、山小屋の営業は終了しておりますが、冷池山荘のみ工事の為、スタッフがいる予定です。その場合はテントの方への対応をいたします。   

今年の不順な天候にあっては、嬉しい一夜になりました。お月様にも天候の安定をお願いするばかりです。
種池平の紅葉も精一杯頑張ってくれています。まもなく絶頂期。今日のような日差しがもっともっと欲しかったお盆以降です。
ナナカマドも色付きました。
種池山荘の“小屋裏モミジ”は、主稜線より若干遅れて紅葉するのですが、なかなか秋色深まりません。この後の深化を期待したいです。
冷池山荘周辺の紅葉黄葉は思いのほか進んでくれません。

NO. 2903    大型5連休もお仕舞い。

2026 9/ 23(水) 

   5連休最終日は晴天で始まりましたが、お昼過ぎはガスに巻かれてお空は塞がり、その後は霧雨がそぼ降るといった一日でした。今秋の定番とも言えるようなお天気にまた戻ってしまいました。それでも5連休中はそこそこのお天気が続いた感じではありました。ただ台風25号の接近で、昨日から今日の午前中をのぞけば静かな入り込みの主稜線でした。明日明後日も晴れ間ののぞく時間帯もありそうで期待していますが、名実ともに安定した空模様がやってきてほしいです。

   さてもう9月もまもなく終わろうとしていますが、爺ヶ岳北峰付近と鹿島槍ヶ岳の前衛峰布引岳付近で、クマの目撃が未だに度々ありますのでご注意いただきたいと思います。例年この時期になると、冬に備えて下山を始め、目撃もほとんどなくなってくるのですが・・・ お客さま情報では、爺ヶ岳北峰付近でよく見かけられるのが成獣の個体1頭、布引岳付近の個体が子グマ1頭というお話しです。もしかしたら はぐれてしまい、離れ離れになった親子が、双方を探し求めているのかもしれません・・・・  私どもにはどうすることもできません。

   お客さまには、とにかく早く遠目に見つけて、行き過ぎるのを待っていただきたいと思います。大体20〜30分ぐらいすると去って行くようです。引き続きクマスプレーの携帯をお薦めいたします。   

晴天で始まるも、鹿島槍ヶ岳の頂上には湿っぽいガスのかかる朝でした。
午前中の賑わいが嘘のように去って、そぼ降る霧雨の種池山荘です。
小屋の前の木段の下には、名残りのミヤマハタザオが一輪。賑わった昨日は、お客さん気がついてくれたでしょうか?
昨日はテント場も満員御礼。お天気に恵まれてよかったですね!
足下まで雲海が覆う昨夕の光景。針ノ木岳や蓮華岳がまさに半島のよう・・・ 山に登ってくるからこそ、手に入れられる絶景ですね。雲海の響きも素敵です。
同じく昨夕の爺ヶ岳。南西斜面の紅葉はちょっと渋めな感じ・・・ でも盛り返してくれる年もあるので、期待を持ちましょう。

NO. 2902    待ちに待った晴天の一日。

2026 9/ 22(火) 

   台風25号も遠ざかり、秋雨前線もいったん消え去って、終日おだやかな好天に恵まれた5連休4日目の北アルプスでした。一日中まったくガスも上がらずに四方の大展望を楽しみながら、稜線歩きができたのなんていったいいつ以来かって、考えるぐらいに久しぶりのイメージです。なおこちらは今回の台風の影響はまったくなかったのですが、度重なる千葉県の豪雨被害には声も出ません。神奈川県も含め大きな被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

   さて入り込みも少なかったシルバーウィーク前半でしたが、ようやく本日はどの小屋にも大型連休らしい賑わいが戻り、お客さま方も初秋の鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳を思う存分に満喫することができたことと思います。またスタッフにしましても、今日は本当に久しぶりに忙しく立ち振る舞うことができて良かったです。この後も週末まで連休モードが続きますが、おだやかなお天気が続いてほしいものです。朝晩は6度ぐらいまで下がる日が増えてきていますが、冷え込みはイマイチ弱めに推移している感じです。昨年の今日は初霜と初氷を観測していますが、今年はいつになるでしょうか。

松本平の雲海の向こうに富士山を望む朝です。
久しぶりに雲ひとつない朝。鹿島槍ヶ岳がゆったりと横たわります。
布引岳から爺ヶ岳〜種池稜線のはるか向こうには槍穂高の峰々も遠望できる一日。
こちらは黒部の谷を経て屹立する剱岳立山連峰。
新越山荘から遠く白馬連峰を望む朝。北アルプスの長大さを実感する時です。真ん中の丸い頂上は白馬岳の西に聳える旭岳。白馬岳はその右側の尖ったピーク。
新越山荘からの立山の勇姿。左側中腹の白いものはロープウェイの大観峰。ロープウェイからはこちら側赤沢岳や針ノ木岳の連山がサイコーだったことでしょう。
鹿島槍を目指す人、ゆっくり爺ヶ岳を楽しむ皆さん、明日は針ノ木岳へ足を延ばすパーティ・・ はたまた種池ピザを楽しむ方。大交差点の種池山荘は今秋一番の賑わいが復活して嬉しかったです。

NO. 2901   台風の影響はありません。

2026 9/ 21(月) 

   昨日の午前中は晴れ間ものぞきましたが、昨日の午後そして本日と小雨霧雨がパラパラする時間帯が多くなりました。ただ時々雨の止み間もあったり晴れ間もあったりで、雨量も全部合わせても3ミリ程度のものです。今日の日中は風もあまりなく、ことさら台風を強調するほどのものではありませんでした。お客さまもガスの切れ間に現れる紅葉にご納得のようでした。明日は台風も三陸沖合いに去り、天候も回復傾向と思われますので、期待したいですね。 

   通常このパターンでの台風通過後は冬型気圧配置になり、山岳は暴風雪などということも多々あるのですが、今回は今夕の温度もさほどの下降でなく、ひどい寒さは感じられません。明朝の初霜や初氷といった気象観測もなさそうです。とにかく台風騒動に振り回されたシルバーウィーク5連休ですが、明日明後日は安定した空模様で大型連休を締めくくってほしいものです。

   なお扇沢橋の夜間工事のため9/28(月)の夜7時から翌朝5時の間アルペンラインは全線通行止めになりますので、ご注意ください。同様の規制は10/1(木)と10/2(金)の夜間にも実施されますので気をつけて下さい。

午後遅くには視界が利いてきました。ただその後はまた霧雨状態へ・・ 明日こそ青空待望!
小屋前のナナカマドの紅葉黄葉も今ひとつ元気がない感じです。長雨日照不足の影響がじわじわと出てきてしまったよう・・・ 精いっぱい頑張ってくれています。もうひと踏ん張りの舞台を願います。
 

NO. 2900   好天3日目。

2026 9/ 19(土) 

  ここ3日間は朝方は好天も昼前から午後には、ガスがかかりやすいお天気が続いています。なお台風25号の接近が心配されているシルバーウィークですが、後立山連峰の方は滅茶苦茶ひどい影響はないような予報になってきてひと安心です。それでも21日辺りは雨の時間帯もありそうですので、注意が必要です。

  さてこの台風騒動でキャンセルも続出で、やや寂しいシルバーウィーク初日になりましたが、お越しいただいたお客さまが雨に遇うこともなく、紅葉の始まった稜線漫歩を楽しんでいただけたことが何よりです。種池山荘の秋のピザ祭りも昨日今日と少し賑わいを取り戻せ、晴天の下でお召し上がりいただけて嬉しかったです。10月の初旬頃までは開催できそうです。明日も好天に期待ですね。

鹿島槍ヶ岳と冷池山荘。
剱岳立山連峰を望む朝。ちょっと夏っぽい感じ・・ 夏と秋の狭間です。
長雨のせいか日照不足のせいか、少し紅葉の進み具合が停滞気味です。
種池平のミネカエデの紅葉と鹿島槍ヶ岳。
新越山荘の営業はあと一週間を残すのみとなりました。9/26のお泊りまでです。
新越山荘からの雲海の朝。左に浅間山、右側が八ヶ岳連峰です。秋になり小屋前から日の出が見られそうです。

NO. 2899    明日からのシルバーウィークに期待・・・

2026 9/ 18(木)  A.M 9:30

  昨日に続き、今朝も好天でのスタート。また朝方の温度は7度ほどで、紅葉が進むにはほど良い気温です。さていよいよ明日からは大型連休ということで、期待も高まるわけですが、台風25号の北上と秋雨前線の停滞で、空模様が気掛かりでなりません。

  台風25号は20日の後半から21日かけてが、最も接近するという予報ですが、より東寄りコースを北上すれば中部山岳への影響は多少なりとも少なく済むのではと淡い期待を持っております。また大型連休初日の明日土曜日はまあまあのお天気かと思っていますが、明後日以降は影響が出る可能性がありますので今後の天気情報も加味しながら、山行をご判断くださるようお願い申し上げます。

昨日に続き好天のスタートです。種池平のこの場所は周辺よりも、一週間以上早く紅葉黄葉が進む地点です。爺ヶ岳周辺の主稜線の紅葉がピークを迎えるのは、シルバーウィーク明けから月末になりそうです。台風で落葉が進まぬよう葉っぱたちが頑張ってほしいものです。

NO. 2898    貴重な晴れ間。

2026 9/ 17(木) 

  二日半降り続いた雨も上がり、今朝は前線を追いやってくれた功労者たる秋空が頭上に広がりました。昨日冷たい雨の中を冷池山荘まで登ってきてくださったお客様方は、大喜びで鹿島槍ヶ岳頂上へ向かわれました。お天気が続いてほしいですね。

  なお今回の長雨による登山道の通行支障は報告されていません。

 

P.S 今日は朝方に更新しましたが、その後ガスに包まれるのは早く、10時過ぎにはやや霧雨状態に・・・ 午後もガスの時間帯が多い一日になってしまいました。朝方の晴天は表題通りの貴重な晴れ間でした。明日こそなんとか晴れ間が長く続きますように。また台風25号の予想コースは当初よりも、どんどん東寄りになっており、シルバーウィークにおける影響も、なんとか小さくなるように祈るばかりです。

待ちに待った秋の到来を告げてくれる雲たちです。
鹿島槍ヶ岳も草紅葉が進み、すっかり秋の色です。
久しく逢っていなかった感じにさえ思えてくる剱岳立山です。

NO. 2897    経験のない秋の長雨。

2026 9/ 16(水) 

  昨日そして今日とずうっと降り続く雨です。もう1ヶ月近く秋雨前線が日本周辺にあるわけですが、こんなに顕著な降り方が長く続く秋雨前線って、過去に覚えがない感じですし、 山小屋としてもかなり堪えております。今年は梅雨時もあまり雨が降らなかった印象ですし、前冬なんて滅茶苦茶雪が少なかったです。そうやって考えてみると、どこかで帳尻が合ってくるもんですね・・・・ 

  ただもうシルバーウィークも目の前、台風25号の進路と秋雨前線の位置取りが気にになって気になってしかたありません。明日から明後日にかけては秋雨前線も本州東海上に離れるようで、お天気も回復が期待されますが、その後に控えるシルバーウィーク中も、影響が最小 限最短に済むことを祈るばかりです。ご予約のお客様方は直前までしっかりとお天気をご確認のうえで、ご判断下さいませ。

行き交う登山者も少ない種池稜線。温度は19度ほどと意外に高めの本日でしたが、やはり冷たい稜線歩きです。
長雨や日照不足の影響でやや元気のない葉っぱもありますが、種池の周りの草木もかなり色が付いてきました。
いの一番に主稜線で色付くウラシマツツジの紅葉のピークは過ぎようとしています。そしてこれからが木々の紅葉の本番を迎えます。
ライチョウの足の冬毛が目立ち始めました。順調な冬の到来が待たれます。
お客さまの往来がほとんどない日も目立つ今秋の冷池山荘。秋の移動性高気圧に覆われるのをスタッフ一同で願っております。
こちらは昨日の雨の晴れ間。小屋前のナナカマドも少しずつ色付いてきました。

NO. 2896    週末に続き好天でスタートも・・・

2026 9/ 14(月) 

   パッとしないお天気傾向、イマイチすっきりとしない各種お天気予想の中で、土曜日曜となかなか良いお天気が続きました。そして週明けの月曜日は久方なかったさらに素晴らしい朝の情景を提供してくれました。キャンセルがとても多かった中でお越しくださった皆さんには、雨に合うこともなく登山を楽しんでいただくことができて、本当に良かったです。ただこの素晴らしいお天気もお昼までで、お仕舞い・・・・ 午後は突然の雨雲の到来です。

   今週は引き続き秋雨前線が、日本近辺に停滞が予想されます。さらに南海上には台風25号も発生しそうとのことで、なかなか難しい空模様が予想されます。もうすぐにシルバーウィークもやって来るのですが、台風の進路からは目が離せませんし、秋雨前線の活動も心配です。やきもきする一週間の始まりです。

久しぶりに富士山が大きく見える朝です。北アルプス同様に、八ヶ岳や南アルプスの山小屋もこの長雨モードには参っておられることでしょう。富士山はもうお山仕舞いですね。
冷池山荘から浅間山。朝からレンズ雲が浮かぶ朝です。
朝方はもやっとしてた鹿島槍ヶ岳でしたが、午前中は青空が広がりました。。
種池山荘裏のナナカマドも青々した夏の姿ではありません。
爺ヶ岳では紅葉が日々少しずつ進んでいます。

NO. 2895    秋空を心より切望。

2026 9/ 11(金) 

   朝方の雨も、昨日同様に、午前中には上がりそこそこ視界も利く一日となりました。種池山荘から爺ヶ岳にかけての紅葉も日毎雨ごとに色合いを増してきているのがよくわかります。シルバーウィークの頃にはかなりの見頃を迎え、月末にかけて絶頂に至りそうです。

   日本各所で大雨が続き、お客さまの出足もすっかり遠のいてしまっていますが、昨日今日とそれなりのまあまあのお天気になっています。お越しくださった皆さんは思わぬ好天?に、満足されています。

   東京あたりでもやませが吹き込んで最高気温が20度ほどの寒い日が続くこの頃・・・ 岳にはしっかり防水の利いた雨具、暖かな服装にてお出かけください。秋雨前線が下がり気味の明日も、晴れ間を心の奥底から期待です。

爺ヶ岳の南西斜面も色が変わってまいりました。秋雨前線の活動が顕著ですが、合い間合い間にしっとりとした初秋の光景が広がってくれます。
毎年一番早く黄葉が進む種池平のミネカエデの低木の黄葉はまもなくピークを迎えそうです。
クロウスゴの紅葉が進む種池平。この後にはナナカマドやミネカエデ、ダケカンバ、ミネザクラなどの木々が月末にかけて素敵な舞台を魅せてくれることでしょう。
昨日に続き、今日も扇沢の上にはガスが立ちこめ、安曇野まで雲海が続いています。餓鬼岳や燕岳、有明山などの表銀座の山々も姿を見せてくれました。

NO. 2894    雲海上の一日。

2026 9/ 10(木) 

  久しぶりにほぼ雨のない一日は、足元に雲海が広がる、ちょっと湿っぽさはあるものの、ある意味安定したお天気でした。ただお盆頃から続く不安定な天気傾向で、稜線を行き交う登山者の姿はめっきりと少ない状態が続いており、今日も少数のお客さまだけが、この光景をを独占するような状況でした。

  紅葉も少しずつ進み始めていますが、早く安定した秋空の到来をお客さまも、北アルプス全ての山小屋も、心から待ち望んでいることと思います。

冷池山荘と信州側雲海。
種池山荘から扇沢の谷雲海。ヘリポートも終日ガスの中。連日の雨模様でなかなか荷上げが完了できません。
主稜線のやや気の早いミネカエデやクロウスゴなどの木々が色付き始めるころ。

NO. 2893    突然の視界の広がり。

2026 9/ 7(月) 

  終日小雨の降る一日でしたが、夕時まえに濃いガスが魔法にかけられた様に、あっと言う間に消え去り、素敵な視界が広がりました。当然明日への期待も大きく広がるわけですが、なかなか思うようには行かない感じです。明日以降もまだまだ秋雨前線下のしっくり行かない天候が続きそうな気配です。

  適度な雨が素敵な紅葉を形づくる要素の一つだと思っていますが、ちょっと雨の時間帯が多過ぎな感じ・・・・ 早く早く大きな大きな移動性高気圧がやって来てほしいものです。

終日霧雨小雨に濃いガスに覆われていた冷池山荘でしたが・・・
夕方前にガスは消え去り、北信濃の山々が姿を見せてくれました。遠く越後三山も見えます。
こちらは種池山荘からの、冷池山荘越しに見る焼山、火打山、妙高山。西日がそれらの峰々をゆるやかに射す今日の夕暮れ時。
一雨ごとに秋の気配が深まっています。今のところ葉っぱたちも元気です。

NO. 2892    思いもかけぬ大荒れの日曜。

2026 9/ 6(日) 

  昨日はガスが多いものの、日差しもありまあまあの週末土曜でした。主稜線にも少しだけ賑わいも戻ってくれて久方ぶりに活気が溢れました。そして本日も朝方は湿っぽいガスが多いものの、晴れ間ものぞき期待しておりました。ただ明け方から強い東風が吹きつけるのが、やや気がかりではありました。案の定11時ごろからは結構強い雨降りになってしまい、強風も伴ない台風並みの荒れ方になってしまいました。夕方まで断続的に30ミリ近い雨量となってしまいました。

  一方で立山室堂のライブカメラを見ていると、あちらはほとんど雨が降ることなく、登山者や観光客が散策されていてびっくりです。またレーダーで見ると鹿島槍から赤沢岳にかけてだけ、色の濃い雨雲がずっとかかり続けているのがわかります。どうやらこの辺だけ風が収束して、後立山連峰稜線にぶつかって? まとまった雨になっているようでした。北アルプスじゅうが荒れているのかと思いきや、鹿島槍・爺ヶ岳周辺だけ?・・・ 残念な日曜日となってしまいました。お客さまのトラブルが報告されてないのが何よりでした。

  この後も秋雨前線が居座り、不安定な天候が長引きそうな感じです。あっという間にシルバーウィークもやって来るのですが、一日も早い天気の安定、本ま物の秋空の訪れを心からを待ち望むばかりです。

昼前から大荒れのお天気へ。稜線歩きは相当にきつかったことでしょう。
ガスが多いものの青空ものぞく週末土曜でした。ナナカマドの赤い実も目立つ時季です。
昨日は種池山荘ベンチもお客さまで埋まり、いい感じの9月最初の土曜日でした。

NO. 2891    秋雨前線南下の一日。

2026 9/ 3(木) 

  9月入りは1日、2日とまあまあのお天気でスタートすることができました。ただ本日も早朝こそ視界も利くお天気で始まりましたが、秋雨前線の南下とともに、あっという間に強い雨降りです。このところはお天気が長続きしない印象で、イマイチ不安定に推移しているイメージが付きまといます。

  8月中旬以降各地で相次ぐゲリラ豪雨や秋雨前線に伴なう大雨被害、さらにはネパールでの未曾有の氷河崩落に伴なう大土石流の発生等で、お客さまの山岳への出足もすっかり遠のいてしまった感のある界隈です。今週末も台風 + 秋雨前線で、東海地方など太平洋側では厳重な注意が必要なようです。ただ若干中心が北寄りにはなりますが、移動性高気圧が日本海北部を進み北日本にはやって来そうです。後立山連峰稜線はぎりぎり移動性高気圧の圏内に入り、そこそこのお天気に恵まれるのではと期待しております。明日の気象情報をしっかりとご確認の上で、お出かけください。

   昨日は秋山荷上げの日でしたが、午前中は中間帯が濃いガスに覆われ、なかなかヘリ輸送できず、思案しましたが、午後にはなんとか中間帯のガスも取れて、機長さんの腕も冴えわたり、小屋閉めまでの秋山営業物資 の半分ほどを上げていただくことができました。あとはこの後のお天気の安定とお客さまのお越しを願うばかりです。

   昨日あたりはまだまだ夏を彷彿させるような日差しもありましたが、ひと雨ごとに温度も下がって行きそうです。今週末あたりは富士山頂では、雪が舞うかもしれないといったような予報も出ています。季節は確実に進んでいます。服装や防水等には十二分にご配慮くださるようお願いいたします。

夜明け前、松本平の灯りの遠く向こうには富士山も望める朝でしたが・・・ (9/3)
既に立山連峰には黒い雨雲がかかってきています。3時間後には雨が降り出しました。(9/3)
とっても小さな“種池”ですが、クロサンショウウオが棲み、夏にはオニヤンマが来てくれます。例え小さくとも後立山連峰のオアシス感が漂いますね。(9/2)
的確にコースを見極めながら種池山荘に到着。小屋閉めまでひと安心・・・ いつもヘリのクルーの皆さんありがとうございます。(9/2)
9月入りは好天でスタート! 8月中旬から雨はたっぷりと降りました・・ なんとかシルバーウィークに向けて、お天気が安定してほしいものです。(9/1)
夏の舞台を終え、鹿島槍ヶ岳も秋へむけて一休み。2週間もすれば今年の紅葉シーンも徐々に始まってくれることでしょう。(9/1)
夏山から秋山へ。ガスがかかり正面に剱岳を拝めないのが残念ですが、季節の変わり目を実感する9月1日です。