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 ▲▲  最 新 情 報   更新日 : 2025/ 1/ 12 ▲▲

NO. 2790   今春初の北アルプス全山顔見世。

2025 1/ 12(日) 

    雪降りの日の多い今冬。新年を迎えてからも、北アルプス南部の峰々が望める日があっても、爺ヶ岳から北の山々はたとえ晴れていても、雪雲が稜線に残ったままで、なかなかその全容を現すことがありませんでした。そんな中今朝はようやくすべての雪雲も消え去り、暮れのクリスマスの頃以来でしょうか?  やっと後立山連峰も全山姿を見せてくれました。鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳もさらに積雪をまとい、すでに厳冬期の様相が漂います。

   昨年は能登の大地震や羽田の飛行機事故等で不安な年明けでしたが、今年は比較的穏やかに新春を迎え られたことと思います。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。3軒の山小屋は今年も昨年とほぼ同じ営業期間を予定しております。またご予約に関してもほぼ前年にならって5月中旬から順次承って参る予定ですのでよろしくお願い申し上げます。

北アルプス全山登場の今日も午後には雲で隠れてしまった後立山連峰です。明日以降も雪降りの日が多そうです。なお大町市街地の北側で、現在の積雪は15センチほどです。(1/12)
今冬はいたって順調に積雪を増す鹿島槍ヶ岳です。(1/12)
近年はこの時期でも黒い部分が目立った爺ヶ岳ですが、今季は安定感があります。(1/12)

NO. 2789   年の瀬にふさわしい冬模様。

2024 12/30(月) 

   たびたび寒気が流入する今年の12月。異常な高温が続いて冬の到来が思いやられる今秋の10月そして11月でしたが、そんな心配が杞憂に終わりそうなくらいに、至って順調な今冬の前半戦です。北アルプス山麓の大町市街地北はずれに在る我が家周辺では、20センチほどの降雪がすでに5回ほどあったり、昨日一昨日の大町アメダスは終日氷点下の真冬日を連日記録したりと、至極当然な冬らしい空模様が続いています。 ちなみに今朝の最低気温はマイナス12.1度まで下がり、ピリッとした大気が支配します。昨年の年末年始は大町でも最高気温が連日のように10度前後まで上がる滅茶苦茶ひどい陽気だっただけに、今年は安心して新年を迎えられそうです。年が変わっても安定した冷え込みそして降雪を期待したいものです。今冬は久しぶりに諏訪湖の御神渡りの出現にも今から期待が高まります。

  爺ガ岳スキー場も近年にはなかったくらいの早さでの、天然雪での早期全面滑走オープンで、連日にぎわっております。おかげ様で当方の焼き立てピザの店『パウダーパフ』も、順調にオープンいたしました。最近は“種池山荘ピザ”の方が、すっかり人気が定着した感がありますが、こちらのお店が原点ですので、冬の間はぜひお出かけ下さい。

  さて今年もいよいよ明日の大晦日を残すのみ。一年を顧みる余裕がないくらいにあっという間の千秋楽といった感じです。山小屋のほうは来年も今年とほぼ同じ期間と同内容での営業、ご予約に関してもほぼ令和6年と同様に承って参る予定ですのでよろしくお願い申し上げます。ぜひまた来シーズンも鹿島槍ヶ岳へそして北アルプスにお出かけくださいませ。一年間誠にありがとうございました。

数日間の雪も止み、絶好のスキー日和です。(12/30)
“奇跡の9連休”?ということで・・・ 早朝からスキーレンタルにも行列ができます。(12/30)
雪が止んだ本日30日は残念ながら後立山連峰主稜線は雪雲の名残り多し。こちらは12/25の鹿島槍ヶ岳。(12/25)
今冬の大町は順調に冷え込み順調に積雪を増しています。(12/25)

NO. 2788   爺ガ岳スキー場オープン!

2024 12/15(日) 

  いつになく順調に冬が到来。爺ガ岳スキー場も週末に待望のオープン!いたしました。暮れまでにまだまだもう少し雪が降ってもらい、安定した良い年末年始になってほしいものですね。パウダーパフの今シ−ズンの営業開始は12月26日からを予定しています。スキー、スノーボードそして焼き立てピザをお召し上がりにぜひお出かけ下さい。

さっそくたくさんの皆さんが初滑りに来て下さいました。(12/15)

NO. 2787   久々に冬らしい冬に期待!

2024 12/11(水) 

  あっという間に12月も中旬へ。今年ももう3週間ほどになってしまいましたね。毎度のことながら一年の経つ早さには唖然とするばかりです。皆さんも師走を迎えて気忙しい毎日をお過ごしのことと思いますが、お風邪など召しませぬようお過ごし下さいませ。

  ところでこの時季は冬の遅さや雪の遅さにやきもきするのが当たり前になっていた近年でしたが、今冬は下界の雪の到来が久しぶりに早めの様相を呈しています。北アルプスや富士山、大雪山等どこも過去にないくらいに遅い初雪や初冠雪でしたが、ここへ来て寒気も順調にやって来るようになり、北アルプスも大いに積雪を増している感じです。今年の年末年始の越年登山は本格的な雪山を満喫できそうです。

  大町も11月18日の風花の初雪から始まり、11/30に15センチ程の初積雪、そして先週末の30センチ近い降雪と、至って順調な雪の訪れとなっています。おかげで白馬方面のスキー場はもとより最南の爺ガ岳スキー場も昨日には滑走可能となり、早々とオープンすることができました。こんなに早々と滑走が可能になるなんて一体いつ以来のことかと思います・・・ この後もさらなる降雪と適度な寒波が到来してほしいものですね。そんな中昨朝の大町は数日振りによく晴れ上がり、温度もマイナス9.8℃まで下がって我が家の周りの木々にも霧氷が付いて美しい光景を見せてくれました。いつも申し上げていますが、寒いときにはしっかりと降って冷え込んでもらわないとやっぱりダメです。なんとか温暖化に歯止めをかけて行きたいものです。

  さて先日は皆さんにもご声援をお願いしましたサッカーJ3の松本山雅ですが、J2昇格をかけた12/7のプレーオフ決勝で、残念ながらカターレ富山に勝利することができず、松本山雅のJ3残留が決まってしまいました。4年間もJ3にいるなんて思っても見ませんでしたが、来季こそ昇格できることを信じて疑いません。北アルプス仲間のカターレ富山には先を越されてしまいましたが、富山にとっても久々のJ2ということで来年は頑張ってほしいものです。

順調に積雪を増す鹿島槍ヶ岳。(12/10)
マイナス9.8度の朝。冷え込みと降雪に安堵する師走の半ばです。(12/10)
公園の木々に木花(霧氷の別名)の咲く朝です。(12/10)

NO. 2786   あらためて富士山と松本山雅に感激。

2024 11/ 26(火) 

   山の片付けも一段落で、日曜日には大好きなサッカーJ3松本山雅 (まつもとやまがと読みます) の応援に静岡県沼津市まで行ってきました。アスルクラロ沼津との2024シーズンの最終試合です。この試合に勝てばリーグ4位が確定して、J2昇格を賭けたプレーオフの準決勝を松本市の本拠地サンプロアルウィンで、開催することができる権利が獲れるとっても大切なゲームでしたが、後半も最後の最後92分に見事な決勝点を奪って劇的な勝利を得ることができました。シ−ズン中は上位に進出できず苦しんだ山雅に、山の上でもやきもきでしたが、最後に5連勝を成し遂げてプレーオフにこぎつけることができました。この後プレーオフであと2勝すれば4年ぶりのJ2復帰が叶います。山好きな皆さんも 『雷鳥は頂を目指す』 の、キャッチフレーズの松本山雅をぜひともご声援下さい。松本から各地からかけつけた3000人を超す松本山雅の大サポーターとともに、選手を後押しし、感動に打ち震えた日曜となりました。

   ところで久しぶりの沼津でしたが、美味しい海鮮に舌鼓を打つ時間がなくちょっと残念でした。ただ見渡す周辺の山々がとっても素晴らしいですね。駿河湾と伊豆の山々、さらに北に続くは箱根の山々、競技場の裏手には愛鷹山の大きな立派な山容、そしてさらにその後方にはいわずと知れた富士山が聳え立つという、松本平にも負けない光景です。

   試合当日は中間から雲がかぶっていた富士山でしたが、山中湖で一晩泊った翌日は写真のような素晴らしい雪化粧の姿をまさに眼前に見せてくれてとっても嬉しかったです。北アルプス同様に今秋はなかなか雪が降らず、初冠雪も観測史上最も遅かった今季でしたが、その後は時々降雪もあったみたいで、みごとな冬姿を堪能させてくれました。富士山は真下から見ていても、遠く種池山荘や爺ヶ岳からの眺望においても、いくら見ていても見飽きることはありません。やっぱり日本一の山ですかね!

山中湖と真白き富士の嶺。雪に染まり端麗な姿がさらにひきしまります。(11/25)
激闘を制したイレブンと喜びを分かち合う。選手の皆さんほんとにありがとう!(11/24)
『雷鳥は頂を目指す』の合言葉のもと、J2そしてもう一度J1復活を目指せ! 山雅ゴール裏の熱烈応援は日本中どこへでも向かいます。(11/24)
正面奥には箱根の山々が連なる愛鷹運動公園競技場。(11/24)
雪がなければたぶん気がつかなかったかも・・・ 山中湖から南アルプスが見えるんですね。荒川岳でしょうか。(11/25)

NO. 2785   冬への足音着実に。

2024 11/ 26(火) 

   20日に続き今朝もマイナス3.3度まで下がって、全面に霜が降りた大町界隈です。この後も週間予報では週後半以降に雪だるまが登場する日が多くなってきています。長期予報でも今冬はまあまあ寒く、雪の量もまあまあ多いという嬉しい予報に変わってきました。降るときにはしっかりと降って、しっかりと冷え込むそんな当たり前の冬の到来に期待したいです。

まだまだ少ない冠雪ですが、銀嶺の北アルプスの朝焼けが美しい季節到来です。(11/26)

NO. 2784   ようやく初冬の気配。

2024 11/ 20(水) 

   北アルプスに初雪や初冠雪があった11月5日ごろから9日ごろにかけては、少し肌寒くなった大町界隈でしたが、その後はまたまた温度高めの小春日和が続きました。ただ一昨日辺りからはまた寒くなってきて、後立山連峰も2度目の本格的な降雪となりました。

  大町や白馬でも18日の夜には初雪がパラパラしましたし、今朝はマイナス3.3度まで下がってようやくぶるぶるっとくるようになりました。この後もいくらか雪が舞いそうな天気図や予報も並ぶようになってきたりで、ようやく安堵しているところです。北アルプスも確実に積雪を増していってくれることでしょう。日記を見れば雪の少なかった昨冬でも、11/18には大町でも25センチほどの新雪があったんですね・・・ そろそろ雪かきの道具を物置から出したり、スタッドレスタイヤの交換もしなきゃいけない時季を迎えたようです。

鹿島槍から北の峰々の白さが際立ちます。ただ昔と比べたら比較にならない少雪が続きます。
初冠雪時の雪を谷筋に少し残すだけになっていた鹿島槍ヶ岳も再び白く染まりました。

NO. 2783   遅れた大町の紅葉も見納め。

2024 11/16(土) 

  北アルプスに初雪が降った頃に数日冷え込んだ日が続いてくれたおかげで、大きく遅れていた大町界隈の紅葉も一気に色付くことができて幸いでした。そんな中市内の紅葉の名所である古刹『霊松寺』に参拝して参りました。とっても素敵なイチョウの黄葉とモミジやドウダンツツジの紅葉が目を楽しませてくれました。また立派な本堂や庫裡の内部もボランティアの方の解説付きで拝観させていただき、とってもありがたかったです。『霊松寺』への林道もまもなく雪に閉ざされる日がやってくることでしょう。

 

NO. 2782   シーズン納めの道直し。

2024 11/16(土) 

  天気に恵まれた今週前半は、今季最後の道直しに柏原新道へ行ってきました。夏山秋山とたくさんの登山者が行き交った登山道に、そして峰々に感謝しながらの最終作業です。今年は“駅見岬”から下の懸案箇所がかなり整備できて心置きなく冬を迎えられそうです。雪 圧に負けないで登山道も冬を乗り切ってほしいものです。

針ノ木岳や蓮華岳の北側斜面には雪が残っています。来週明けにも冬型気圧になりそうですので、先日の初雪がなんとか根雪になりそうな気配でしょうか・・・
重い材料や道具を背負って、下から順に直しながら上がります。
数年来直したかった九十九折りの箇所も現地石と木段のミックスで歩きやすくなりました
梯子段の傷んだ“子”も2段付け替え完了。
穏やかな晩秋の一日。先日の雪も消えた種池稜線を眺めながら作業もはかどります。
何箇所か排水パイプの設置もできました。道水を逃がしてやることがとても重要です。
木段とさらに現地石を一つ入れて小段を造ることで歩き易さが格段に上がります。

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