▲▲  最 新 情 報   更新日 : 2019/ 5/ 24▲▲

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NO 2333  まだ柏原新道は通行できません。

2019 5/ 24(金) 

  今週火曜日のまとまった雨のおかげで、岳の雪融けも少しギアを上げてくれたようです。どうしてもお日様の力だけでは雪融けのスピードも、イマイチ上がらないのですが、温かい雨が降るとそのスピードも一気に加速です。里から見ていても雪融けは平年並みの感じになってきました。

  水曜日には扇沢へ行って、柏原新道の雪融け状況を下から見上げて確認してきましたが、良い感じで柏原新道の雪融けも進んでいるようです。この分なら遅くとも6月15日(土)の週末までには、通行も可能になれそうです。小屋のオープンや柏原新道の通行可については当最新情報にてご確認ください。決して無理な登山はなさらないで下さい。

左上の種池山荘に向かって柏原新道が斜上する爺ヶ岳南西斜面。(5/22)
左上に種池山荘。富士見坂辺りはまだまだ一面の急な雪斜面。(5/22)
右側のアザミ沢から左のガラバ沢辺りもまだまだ深い雪斜面が続く。(5/22)

NO 2332  お天気続く。

2019 5/ 24(金) 

  今週は岳の上でも火曜日に50ミリ近い久々のまとまった雨がありましたが、その後は3日間連日の晴天。温度もいたって高めに推移しています。1週間後には早くも6月入りになりますが、岳の雪融けも、梅雨入りを前に順調に進んでいるようです。冷池山荘から今日の写真です。

まだまだ残雪豊富な。鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳。
五月晴れの最高の一日。冷池山荘の周りのササも所々見えてきました。
ゴールデンウィークの頃に比べるとずいぶんと残雪も低くなり、一階の窓も全部見えてきました。

NO 2331  終雪も近し。

2019 5/ 15(水) 

  長らくお天気が続いていましたが、昨日は時おり雪混じりの雨降りになり、今朝は鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳稜線も薄っすらと白くしました。6月になってもまれに降雪がある北アルプスですが、もう雪が舞い降りるのを見られるのも、あと一回か二回もあるかどうか・・・・ 

  奄美地方が梅雨入りしたというニュースも流れていましたが、今夏の北陸地方の梅雨入りはいつになるか? 順調に雪消えも進んでいますが、さらに加速させるには、やっぱりまとまった雨がほしいところです。

薄っすらと白くした↑鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳↓雨が少ないので、雪消えのスピードはちょっと鈍化気味

NO 2330  6月の柏原新道の通行可能を待って、営業は再開へ。

2019 5/ 8(水) 

  冷池山荘のゴールデンウィーク営業は終了いたしました。大型連休中のお天気は良かったときも荒れたときも・・・・ この時季らしいいつもどおりのお天気の流れだったんではないでしょうか。お客さまの動きも最初と最後に集中して、真ん中はさほどの動きなしといった、こちらも例年のゴールデンウィークと同じといった感じでした。下界の観光地と違って、“10連休” の特需? もまったくなく、いつもの大型連休よりも、若干入り込みは少なかったくらいでした。

   そんな中で、鹿島槍ヶ岳周辺ではまったく遭難や事故の発生が報告されなかったことは朗報でした。どうしても鹿島槍ヶ岳周辺でもこの季節毎年何件かの遭難があるだけに本当によかったです。このあと冷池山荘は、夏山オープンに向けてスタッフも数名残って、準備をすすめてまいりますが、宿泊営業はいたしませんのでご了承ください。再開は6月になってから柏原新道が通行可能になってからの種池山荘と同時再開となります。それまでは登山コースの状況等も正確に把握できませんので、ご質問等にもお応えできませんのでご了承ください。最後になりますが連休中にお越しいただいたお客様には誠にありがとうございました。

連休中の種池山荘除雪作業。
新越山荘への偵察山行。こちらも無事に冬越ししてくれました。
新越山荘へ向かう道すがら。岩小屋沢岳稜線より針ノ木岳方面。

NO 2329  営業は明日まで。

2019 5/ 5(日・祝) 

  最初で最後の“10連休”もいよいよ残すところあと一日となりましたが、山好きの皆さんにとってはどんな超大型連休だったでしょうか?   

  最もお客さまの動きがあった一昨日から本日にかけて、後立山連峰は好天に恵まれたことがなによりでした。とくに昨日は関東では猛烈な雷雨が各所で発生しただけに、北アルプスでも一歩間違えたら天候の急変の可能性もあっただけに、今ゴールデンウィーク中で一番の安定したお天気になったことはラッキーでした。本日も午後には、雲が多くなったものの昨日に続いての好天で、昨晩小屋とテントにご宿泊されたお客さまも、余裕をもって鹿島槍ヶ岳をピストンされて下山の途に着かれました。

  なお冷池山荘の営業最終日に当たる明日の午後には寒冷前線が通過しますので、雷雨や突風、またその後にはまたまた降雪の可能性のある後立山連峰です。

穏やかなこどもの日の↑鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳↓。明日からは静かになりそうです。(5/5)

NO 2328  ようやく安定感。

2019 5/ 3(金・祝) 

  昨日からの強風も昼前にはほぼ収まり、ようやく待ちに待ったゴールデンウィークにふさわしいお天気が4日ぶりにやって来てくれました。
  明日も期待できそうな夕暮れどき、冷え込んできました。

昨日から種池山荘の除雪作業に来ています。明日には冷池山荘に帰ります。なお種池山荘の営業は一切していません!(5/3)

NO 2327  雪降りです。

2019 5/ 2(木) 

   令和時代も幕が上がりましたが、新しい時代もよろしくお願い致します。
  さて昨日の雨の後は、予想通りの雪混じりの天候へと変わっています。小屋周りは“10連休”初日の暴風雪のような荒れ方ではありませんが、小雪が舞う寒い朝となっています。小屋周りでは風の強さはさほどではありませんが、主稜線は結構吹いて、体感温度もぐっと下がるものと思われます。お天気が回復してくるのは明日以降でしょうか。

朝7時現在1〜2センチの新雪です。(5/2)

NO 2326  令和の夜明け。

2019 5/ 1(水) 

   新しい時代の到来です。朝方までの雨も上がり、初日の出も雲間からなんとか拝めました。新しい時代もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

新時代の初日の出(令和元年5月1日)

NO 2325 平成時代の大晦日は岳も雨。

2019 4/ 30(火) 

   平成時代もいよいよ31年間の幕を下ろそうとしていますが、来る令和の新時代は災害や大きな事件や事故のない穏やかな時代になってほしいものです。 また山においても昭和にも平成にも大きな事故や遭難がいくつもあったわけですが、そちらもなんとかなくなるよう皆で尽力していきたいものです。なお時代は変わ っても、幾星霜過ぎようとも北アルプスの大自然は変わりませんし、変わってほしくもないですね・・・ 新しい時代もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

  さてその北アルプスの変わらぬ大自然を、思い出の中だけでなく、ご趣味の油絵に残している、大町市の南隣の池田町在住の平本研一さんの作品が、大型連休中の4月30日〜5月6日まで池田町の 『北アルプス展望美術館』 (0261-62-6600) の池田美術協会展で展示されています。平本さんについては、昨年11月の当最新情報のNO.2297でもご紹介いたしましたが、爺ヶ岳が大好きですでに150回以上も登ってこられている方です。今冬に描き上げられた紅葉盛りの『種池山荘と剱岳』の50号の大作は、このあと当方にご寄贈いただけるそうで、今夏には種池山荘に展示して皆さんにも 、ぜひともご覧いただきたいと思っております。なおなかなか山小屋までは足を運べない方もいらっしゃると思いますので、ぜひとも美術館のほうにもお立ち寄りください。 美術館の前庭からは残雪の北アルプスも満喫ください!

  ところで大型連休も中盤戦そして終盤戦へと向かいますが、いま雨を降らせている南岸を通過中の低気圧が抜けた後は、5/3にかけて弱いながらもまた冬型になるようですし、寒気もまた下がってくるみたいですので、暴風雪には十二分にご注意いただきたいと思います。しっかりと気象情報をご確認いただき、決してご無理のないようお願いいたします。

平成時代には鹿島槍ヶ岳へお越しいただきありがとうございました。新しい時代もお出かけ下さい。
やっぱり新しい時代も一番人気は富士山ですかね・・・
地元紙の市民タイムスにも紹介されました。

NO 2324  令和を迎える好天に期待。

2019 4/ 29(月) 

  猛吹雪に見舞われた連休初日の北アルプスは各所で、残念な死亡遭難が相次いでしまい心より哀悼の意を表します。昨日今日のお天気がとっても安定しただけに残念でなりません。

  なおお天気の変化は早そうで、今日も夕方には小雨がパラパラし出しています。平成から令和への御代替わりは全国的に雨模様のようですが、5月2日以降の連休後半は新時代を迎えるにふさわしい青空が広がってほしいものですね。ただ寒気が流入しやすいようですので、山岳地帯では注意が必要なのは申し上げるまでもありません。

  さて赤岩尾根登山口の状況については4月18日付け最新情報NO.2318で、お知らせしてありますが、いよいよ尾根の末端に取り付く際に沢を渡る、雪崩のデブリによる“橋(ブリッジ)”が危なっかしくなってきました。下の写真の赤丸の部分です。

  上流200mの砂防ダム直下にある地下道を対岸に渡って、夏道伝いに黄色ルートから、残雪斜面を斜上して赤岩尾根に取り付くことをおすすめいたします。

  

本日確認に行ったところ、まだピンク色の冬ルート通行できていましたが、明日からの降雨などもあり、赤丸の部分の残雪はまもなく沢に落ちてしまいそうです。200mほど上流の地下道で対岸に渡って、夏道沿いに黄色ルートで赤岩尾根に取り付くようにして下さい。残雪多くまだ夏道はまったく現れてはいません。赤布等を目印に的確にコース選びして下さい。(4/29)
昨晩は山荘にもテントにもお客さまお見えになり、にぎわってくれましたが、明日から予想される雨を避け本日は皆さん早々に下山へ。静かになってしまいました。(昨日:4/28)

NO 2323  嵐が去って。

2019 4/ 28(日) 

  昨日の強烈な風雪がうそのような、安定した穏やかな空模様の一日となりました。朝は冷え込みマイナス13度まで下がりました。ただどのお天気もこの季節の北アルプスにあっては、なんら不思議なものではありません。

  待ちに待った安定したゴールデンウィークの空の下、お客さまも順調にご到着された大型連休2日目となりました。明日もまあまあのお天気が期待できそうです。

NO 2322  南尾根からは、無事に撤退。

2019 4/ 27(土) 

  今朝は爺ヶ岳南尾根から登られて、冷池山荘ご予約の3パーティの方には、南尾根上部から爺ヶ岳主稜線にかけては、終日の猛烈な暴風雪が予想されるので、登山は中止されたほうが良い旨お伝えしたのですが、皆さん行けるところまで行って見るということで、上山されました。しかしやはりジャンクションピークから爺ヶ岳南峰の間で、みなさん目も開けられない暴風雪そしてホワイトアウトにて、撤退することを選択され、夕方までに無事に扇沢登山口に下山されました。ホッとしたところです。

  幕営ならテントに逃げ込めますが、小屋泊まりはそうはいきません。小屋まで行くか、それとも下山するかの二者択一。まして冷池山荘は尾根を登りきった所に建っているのではなく、暴風雪の爺ヶ岳主稜線を2時間近くまだ歩かなければなりません。また雪面が凍結しているような年なら富山県側への滑落にも要注意です。

  一般的に急登で転滑落事故があり、最上部では降雪の際には雪崩の心配がつきまとう赤岩尾根に比べて爺ヶ岳南尾根を用いたほうが皆さん安心感をお持ちのようですが、今日のように南尾根上部からの強風による撤退下山の事案は、ほぼ毎ゴールデンウィークに発生していますので、お気をつけいただければと思います。コースの難易度もいろんな角度から探っていただきたいものです。  

  明日はお天気も回復しそうですが、今回の“10連休”は、お天気廻りも今ひとつのような感じがしてなりません・・・  いつもの心配性ですみません・・・  まずは明日のお天気、そして連休中盤から後半戦にかけても良いお天気に恵まれますように!

  今日の降雪は小屋周りで約40センチ。吹き溜まりは股下まで。また扇沢でも5センチほどの積雪になりました。明日は黄砂で少し汚れていた峰々が新雪におおわれて輝きを取り戻して登場してくれるはず。冷え込みも強そうです。

春山とは名ばかり。小屋を揺する暴風雪。やっぱりまだまだ厳冬期の領域です。

NO 2321  大荒れの連休スタート。

2019 4/ 27(土) A.M5:00

  大型連休“10連休”の初日は、予報どおりの猛吹雪でのスタートです。昨夜から降り始めた雪は、冷池山荘の周りで5時現在10センチぐらいと思われますが、風が強くて吹き飛ばされており、正確なところはわかりません。冬型気圧配置が強まっており、今日一日は猛烈な暴風雪が吹き荒れると思われます。

  爺ヶ岳主稜線などはとても歩ける状態とは思えません。本日登山を計画されている方は中止していただきたいと思います。 絶対に無理な行動はしないでください。

暴風雪の朝です。早い回復を祈るばかりです。
樹林帯の小屋の周りと違い、吹きっさらしの主稜線では目もあけらられないくらいだと思われます。とても歩けられる状況ではありません。
玄関まで無事に完了した除雪作業でしたが、今日の降雪で埋まってしまいませんように!

NO 2320  お天気も一服へ。

2019 4/ 23(火)

  まるまる4日間続いたおだやかな春山日和でしたが、明日からしばらくは雨の時間帯が多くなりそうです。暖かな雨だと残雪表面に溜まっている春雪の雪消えのスピードはさらにアップしそうな感じです。そしてこの雨のあとには今度は寒気が流れ込みそうで、夜7時前のNHK気象情報を見ていても、土曜日あたりはやっぱり雪の気配が濃厚みたい・・・  

  明日からの崩れを前に、今日も除雪に営業準備にと余念のない一日となりました。

薄っすらと朝焼けでスタート。
連日の晴天と温度上昇で、爺ヶ岳の北側斜面も黒い部分が増えました。
ここ数年残雪の少ない年が目立ちましたが、今季は鹿島槍東尾根の中間帯もまあまあの残雪量。
今のところ赤岩尾根の最上部の雪量も十分。冷乗越の雪庇も大きく張り出しています。 なお赤岩尾根の最上部は新雪が大量に降ったあとは雪崩に要注意です。過去にもG.W中に雪崩事故が起きています。また転滑落にも要注意です。
小屋前の除雪作業は順調に進んでいます。でも玄関までにはまだまだ・・・
小屋の裏側は除雪機がやって来るまでは人力での除雪作業です。みんなで頑張ってます!

NO 2319  冷池山荘へ入山。

2019 4/ 22(月)

  ご報告が遅れてしまいましたが、先週末の土曜日に無事に冷池山荘への入山そして小屋開けが完了いたしました。毎シーズン4月の小屋開けのときだけは、荷物ともどもスタッフもヘリコプターのお世話になっての速攻入山です。そして今日まで3日間は快晴の下、山荘の外では除雪作業、雪掘り作業に、小屋の中では片付けとゴールデンウィークへ向けての準備にスタッフで手分けして当っております。順調な入山、小屋開け作業のおかげで、予定通りに冷池山荘のみ4月27日(土)〜5月6日(月)までの“10連休”中の営業を行ないます。

  なお明後日からはお天気も一服してしばらく雨模様になるみたい・・・ そして大型連休の初っ端の4月27日〜28日あたりにかけては、冬型の気圧配置、降雪が予想されそうな北日本の山々そして後立山連峰の峰々です。決して無理はなさらず、超長〜い連休ですので、しっかりと予報を見て、安定した期間をねらって爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を目指していただきたいものです。北アルプスはまだまだ完全な冬山の領域にあります。

小屋周りの雪は多いものの、最上部は3月中旬以降の“春雪”の重なりですので、柔らかく除雪作業もはかどっています。このあとは掘るにつれて滅茶苦茶堅い氷の層が幾層にも渡って現れてこないか心配です。
ひさしもすっかり現れて、屋根にかかる雪の圧力から小屋も開放されました。
空撮による爺ヶ岳北側斜面。いちばん右側の峰が爺ヶ岳南峰。(4/20)
鹿島槍ヶ岳北峰と直下に荒沢奥壁。東尾根も天狗尾根も今春は下から雪が残っています。(4/20)
剱岳立山稜線の空撮。(4/20)

NO 2318  赤岩尾根の取り付き現況。

2019 4/ 18(木)

  大町でも南部ではいよいよソメイヨシノも開花して、本格的な春がやってきたようです。平成時代もあと10日余りになってしまい、どこか名残惜しさも感じるこの頃です。気象庁からは大型連休中の予報も出たようですが、来週の高温傾向のあとは、お天気は周期的に変わるといった当然と言えば当然と言った内容のようです。しっかりとお天気確認をされた上で、全国各所の山々を楽しんでいただきたいものです。

  さて入山準備の合い間をぬって、今日は大谷原から赤岩尾根登山口の西俣出合間の偵察に行ってきました。除雪も済み大谷原まで車輌は入ることができます。その後西俣出合までの工事用道路は、まだ全線雪に覆われています。またこの時季の赤岩尾根夏山登山道の取り付きは深い雪の斜面の中にあるため、通常では残雪期の赤岩尾根への取り付きは尾根の末端から入ります。例年でしたらその末端へは、爺ヶ岳の西沢から発生した雪崩のデブリを橋代わりにして、沢を渡るわけですが、今春は雪崩の規模が小さく、ギリギリで手前側の岸に到達している状況です。もしかしたら連休に入るころには、手前側の薄い部分のデブリは落ちてしまい、小さな流れを渡渉しなければいけないかもしれません。大雨でも降った後には水量も多くなると思われますので、渡渉する場合は各人の適切な判断の下で、十二分に注意の上で対岸へ渡って、赤岩尾根に取り付いてください。 大谷原から西俣出合までずうっと残雪の上を、往復3時間、なかなか当方での確認作業もままなりませんので入下山される方はご留意ください。

  なお間違えて北股本谷に入り込んだり、意図せず西沢にはいってしまうといった事例が毎年のようにあります。しっかりと地図読みをお願いします。また赤岩尾根は春山での転滑落事故多いですし、最上部 の雪壁は大量の新雪時には雪崩発生の恐れがありますので十分に注意ください。

はるか奥に見える爺ヶ岳北峰から出た雪崩はもう少し規模が大きければ、手前側の岸までしっかりと到達してたのですが、ギリギリといったところです。手前の沢の流れに落ちないように気をつけて渡ってください。赤岩尾根へはデブリを渡って末端から右斜上する。(4/18)
その部分を下流側から見たところ。流れの上の残雪の厚みがありません。(4/18)
その部分を上流側からみたところ。踏み抜きに注意。(4/18)
一昨日の偵察山行にて。爺ヶ岳頂上からの冷池山荘。3月以降の降雪で小屋周りの雪多し。(4/16)

NO 2317  残雪は多めで、春山らしく。

2019 4/ 16(火)

  久しぶりに大町にも暖かさが戻り、春爛漫といった様相の一日となりました。もう4月も16日になるんですね・・・ そしてあと10日もすれば、かの“10連休”入りです!

  今日は後立山連峰も昨日の暴風雪から一転して、安定した天気が予想されたので、ウチの若い衆が扇沢出合から爺ヶ岳南尾根を直登して、爺ヶ岳南峰まで様子を見にいってきてくれました。いつもならこの時季、柏原新道の最下部は夏道が現れているのですが、3月中旬以降のほぼ2日おきといった感じでの降雪のため、今年は登山口からずっと 夏道は雪の下に隠れている状態です。その後も例年なら雪が消えてササや藪が出ているような南尾根の中間帯もほぼ雪に覆われている状態です。ただそれはそれでかえって歩きやすいようです。ジャンクションピーク付近も例年になく積雪は多めで、その先爺ヶ岳南峰までの尾根筋にも、今日現在はしっかりと雪が付いているといった状況で、総じて積雪は多めになっています。

  爺ヶ岳南峰頂上から見る冷池山荘へと向かう爺ヶ岳の裏側斜面も現在は全面雪の斜面になっていますが、お天気が続くと夏道も所々で出現しそうな感じのようです。

  なお昨日の当最新情報では、昨朝のテレビ番組での某気象予報士情報から、来週にはまたまた寒の戻りがやって来そう!なんて書きましたが、昨日午後発表の気象庁予報では来週は西日本 から関東北陸あたりまで温度は上がりそう!なんてことになっていました。プロでさえ一日のなかでもこんなに予想が変わってしまうのですから、来週そして“10連休”のお天気なんて直前にならなきゃ、私ども素人にはなかなかわかるはずもありません。“10連休”に関しては、しっかりと10連休を享受できる皆さんは、直前までしっかりと気象情報をチェックされて、もっとも安定した期間をチョイスしていただきたいと思います。

  ここ数年少雪だったり、雪解けが早かったりで、春山登山の醍醐味を今ひとつ満喫できないゴールデンウィークが多かったように思いますが、今年はこのあとの天候にもよりますが、快適な残雪の稜線歩きを楽しめそうです。なおこの時季の 爺ヶ岳登頂や赤岩尾根の一部では、夏山とはルートやコース取りも違います。小屋のスタッフがいかなる条件下で、だれにでもわかるように赤旗や赤布を付けて、冷池山荘までのコースを誘導することはできません。 雪が降ってもトレースをつけるようなこともできませんしいたしません。各人が責任をもってコースを判断し、ルート工作をしてお越しくださるようお願いいたします。 当H.Pの今までの情報や各種ガイドブック、各種記録等をご覧になって確認くださいませ。

爺ヶ岳南尾根全景。(扇沢駅より)
夏道が現れてベンチに腰掛けられるような年も多い、“八ッ見ベンチ”付近も、まだまだ1m近い積雪
右側のジャンクションピークを目指して登るが、雪庇そのものの張り出しはいつもより小さめ。
ジャンクションピークを過ぎ爺ヶ岳南峰へ向かう。
いつもより積雪多い南峰に到着。やっぱり鹿島槍ヶ岳はサイコー!
南峰頂上から冷池山荘までは正面の爺ヶ岳中央峰と北峰を越えてまだ2時間近い縦走が必要。

NO 2316  立山黒部アルペンルート開通。

2019 4/ 15(月)

  昨年の11月いっぱいで冬期閉鎖になっていた立山黒部アルペンルートは本日より再開になりました。ただ今日も北アルプス北部は雪模様で、立山室堂から先は吹雪のため、富山への通り抜けはできなかったみたい・・・  ただ明日はお天気も安定しそうですので、大町〜富山間の全通、雪の大谷の見学もだいじょうそうですね! 近年外国人観光客に大人気の“雪の大谷”からも、明日は好天下、大歓声が聞こえてきそうです

  なお標高1400mぐらいの扇沢周辺の積雪は平年よりもやや多めってところでしょうか。3月後半から4月前半の度重なる降雪によって、主稜線など標高の高い所ほど、積雪は平年よりも多めと見ています。今朝も気象関連の情報を聞いていると来週もまたまた“寒の戻り”がやってくるかも? といったお話しでした。 大町の平地でも昨日も今日も報道で言われるほど温度は上がらず、肌寒さが続いています。当然のことながら後立山連峰稜線の雪消えのスピードは上がっていません。

  大型連休までも2週間! 今年の“10連休”にはどんなお天気が待っているのでしょうかね・・・  

 

扇沢の爺ヶ岳登山口。(4/15)
今日も雪が舞う扇沢駅。(4/15)
G.Wに向けて遭難対策協会から頼まれ登山相談所のハウスを運んで設置してきました。(4/15)

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