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NO. 2890    八月晦日、雲海でスタートも・・・    

2026 8/ 31(月) 

   8月も今日でお仕舞い。今朝は低めの雲海で始まり、期待を持たせましたが、日中はやはり雲やガスの支配下に入り、午後遅くには夕立がパラパラするお天気になってしまいました。9月入りの明日もほぼ似たような気圧配置ですので、不安定感を引きずったままでの月替わりになりそうです。日中は20度を超えて暑いぐらいの8月最終日でした。

雲海の上に雨飾山、焼山、火打山、妙高山、高妻山などが浮かびます。
冷池山荘からの雲海。とおく左奥には浅間山が浮かびます。
安曇野は雲海の下。その向こうには富士山が聳えます。富士山の登山シーズンもまもなくお仕舞い。今秋の初雪はどこの山が最初ですかね?
長く咲き誇ったシシウドのお花もあとわずか。周辺の木々や草地もすっかり秋を迎える色合いです。

NO. 2889    安定感に欠けた印象の8月もあと一日。    

2026 8/ 30(日) 

  今朝方も福井県で大雨被害が出てしまいましたが、鹿島槍ヶ岳周辺も金土日を通して雨続きの残念な8月最終週末となってしまいました。そんな大雨続きの中、お客さまもすっかり少なくなってしまいましたが、一昨日そして今日には昼ごろには雨の止み間もあって少し展望の利く時間帯もあったのが、何よりの救いでした。お越しいただいたお客さまには、誠にありがとうございました。

  この後週明けは今までよりはお天気も落ち着きそうですが、それでも不安定さが少々付きまといそうです。とにもかくにも各地での豪雨だけが脳裏に残った8月も残すところ一日となりました。お天気の安定とお客さまの復活、そして錦織りなす9月を心から期待したいものです。

先週後半から続いた残念な雨の週末。登山道被害が出なかったのは助かりました。そして紅葉に向けて木々たちにはたっぷりと潤いを与えてくれました。
とても静かな8月最終日曜日。お昼頃はいったん雨も止んでくれました。
針ノ木雪渓の残雪も“ノ ド”の上に、わずかを残すだけ。今朝の大雨で沢を渡る木橋が傷んだようですので、水量確認を含め安全性を確保しながら通行して下さい。針ノ木小屋にご確認ください。
アザミの花も終わりを告げようとしています。

NO. 2888   不安定な天気。    

2026 8/ 27(木) 

   予想よりイメージ的に早い、昨夕からの秋雨前線南下に伴なう大雨では、富山県西部から石川県中部にかけて大きな被害が出ました。被害にあわれた皆さんには慎んでお見舞いを申し上げます。 なお比較的後立山連峰にも近い地域でもあり、周辺の登山道や登山口に向かう道路等への影響も心配されておりますが、被害等は今のところ、報告はされておりません。ただ登山者も皆さん下山され、上山されて来られた方も 縦走の方もほとんどおられません。情報も少ないです。

   小屋のほうでも最も心配される柏原新道の“ガラバ”のチェックにも出かけましたが、大丈夫でした。最も降ったのは昨夜遅くから昼頃までの12時間で、 雷を伴ない強弱をつけながら120ミリ程でしたがが、12時間雨量としてもめちゃくちゃ多いものではないのではと思われます。ただまだまだ全領域で把握できているわけではありませんので、万が一にも通行不能の箇所等があったなら、引き返していただくとともに、小屋のほうへご報告いただきたいと思います。明日は秋雨前線も南下傾向で、今夕現在降り続いている強風雨も、今日よりはおさまるのではと思っていますが、油断はなりません。

   今年は梅雨時に大雨が少なかった印象ですが、8月になってからあちこちで、大雨被害が出ています。今回も今しばらくお天気は不安定傾向が続きそうですので、十分にお気をつけいただきたいと思います。早く大きな大きな移動性高気圧がさわやかな大気とともにやって来てほしいものです・・・

昨夜から今朝、そしてお昼にかけて雷もひどかったですが、昨晩のお泊りの皆さんは小康状態のあいだに無事に下山されて良かったです。
雨も小止みになり、雷もおさまった隙に柏原新道を下山開始です。少し下ると樹林帯に入るので少し気持ちにゆとりが出ます。
お昼にかけては、雷も伴ないまた本降りです。

NO. 2887    季節を進める秋雨前線。    

2026 8/ 26(水) 

   今日まで5日間続いた好天も終わりを告げて、今週後半は秋雨前線の出現、そして前線の上がり下がりで大きく変化するお天気に一喜一憂しそうな状況になりそうです。しっかりと秋雨前線の位置や動きに注目しながら、行動なさって下さい。日本海には寒気も滞留しているようですので、突然の雷雨等にもご注意ください。

オリオンの三ツ星の左を流星が流れる夜明け前。好天5日目。最高の一日になりそう!(8/26:新越山荘にて)
岩小屋沢岳から見るどっしりと風格溢れる鹿島槍ヶ岳。薄い朝焼けが幻想的。(8/26)
足元のお花たちも爺ヶ岳上空を行き交う雲たちも夏と秋の狭間に在り。(8/26)
久々にガス一つない鹿島槍ヶ岳を冷池山荘から望む朝。(8/25)
蓮華岳と針ノ木岳の鞍部針ノ木峠の上には水晶岳が見える。別名の黒岳の名のごとく黒く見えます(8/25)
遠く薄っすらと富士山を遠望する朝。手前の安曇野では稲刈りも始まったそう。(8/25)

NO. 2886   夏と秋の狭間にて。    

2026 8/ 24(月) 

   一昨日昨日今日とようやくお天気に落ち着きが見られます。ただ午後を中心にまだまだ雷雨に要注意は変わりません。また南海上には次から次へと台風も発生してかまびすしいですが、これからは秋雨前線の発生と、移動性高気圧の到来にも注目しながら、秋山登山をご計画ください。なお週末や連休はご予約でほぼ一杯で、申し訳ない思いですが、キャンセルも多少出ますので、ぜひチェックなさってください。

   季節の進み具合が、春先から例年よりも2週間以上は早いペースで進んできた今季でしたが、次にやって来る紅葉はいつどんな感じで来てくれるのでしょうか。ほど良い冷え込みに期待していきたいです。来週はいよいよ9月入りですね!

往く夏を惜しむが如く、燃ゆる積乱雲。(8/24)
日中は23度を超え久々に暑さも復活しましたが、夕方には肌寒さを覚えるくらいです。十二夜の月が見えますが、ひと月と3日後には十五夜、中秋の名月(9/25)ですね。(8/24)
冷池山荘から、夏が戻った爺ヶ岳。ようやく小屋ににぎわいも戻ってくれました。(8/23)
にぎわった週末。夏の空の復活とともに日傘も戻りました。(8/23)
お空はまだまだ夏が優勢ですが、足元は秋の気配が勢いを増しつつあります。コバイケイソウの白い穂が林立したのは、もう夢のよう・・・ (8/23)

NO. 2885     明日への期待ふくらむ夕暮れ時。    

2026 8/ 22(土) 

   昨日は午前中に前線の通過があって、1時間ほど雷雨の時間がありましたが、今日はガスの時間帯もあるものの、晴れ間も時々出て、夕方前からはしっかりと青空も広がり視界も利いてきました。ここ1週間ほどの間では割合と安定した感じの週末土曜日となりました。

   このところは燕岳登山口への道路橋流失や千葉県での大豪雨被害等があったり、後立山連峰の天候も今ひとつスッキリ感がなかったりで、お客さまの動きも至って低調に推移していましたが、今日は久々ににぎわいを見せてくれた鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳稜線でした。

夕方前にはガスも切れて、眼前に大きな蓮華岳が横たわります。明日の針ノ木岳縦走に心躍る瞬間です。(新越山荘)
ようやく鹿島槍ヶ岳も姿を見せてくれました。
初秋の到来を感じさせてくれる雲もやってきてくれました。
日中は久しぶりに満席の種池山荘前庭です。温度も20℃を超えて、半袖の方も目立つ一日。

NO. 2884    微妙に安定。    

2026 8/ 20(木) 

   昨日も今日も朝方のまあまあのお天気は長続きせず、日中はガスの中で、夕方前にはパラパラといったお天気です。もうそんなお天気がずうっと続いているようなイメージ・・・ なんかビミョウな安定感が漂います。

  またいっときは日中も最高気温が12度ぐらいの肌寒い日が続きましたが、今日あたりは久々に日中も20度を超えました。来週はお天気も安定傾向で、全国的にまた高温が復活とか・・・ スッキリとした 、気持ちも晴れるお天気を待望です。8月も残すところ10日余りとなってしまいました。

爺ヶ岳から眼前に見る鹿島槍ヶ岳もガスの沸き立ちが早い朝です。
朝方は青空も出てくれるのですが、どこか湿っぽい雲が剱岳立山をあっという間に覆います。
ヤマハハコと種池山荘。
ハンゴンソウが満開。秋のお花もまもなく見納めへ。その後には燃えるような紅葉の季節です。

NO. 2883    道直し。    

2026 8/ 20(木) 

   お盆も終え、お客さまの入り込みも一段落の中、ここ数日柏原新道の道直しに精を出しています。道直しも草刈りや石除け 、排水パイプの掃除といった基本から始まって、路面の補修、ハシゴ段の補修、段差の解消、安全対策までいろいろ・・・ 今回は腐ってしまったベンチの座板も換えました。長い間風雪に耐えてきてくれた座板は、脚代わりの台座にして再活用しました。又何年か頑張ってくれそうです。

“八ッ見ベンチ”。今回はホームセンターで2×4の板を買って上げました。結構使い勝手が良さそう。
ハシゴ段の“子”は、雪や雨、踏圧によってどうしても、傷んだり腐ってきて交換が必要になってきます。ちなみにハシゴ段の柱部分は“親”、踏み段の部分が“子”です。優しく歩いて“子”を労ってください。またどうしても滑りやすかったり、釘の頭が飛び出していたり針金が出ていたりすることがありますから気をつけて一歩一歩お願いいたします。
今日の夕立に打たれて新しい“子”たちが光り輝いてくれています。
上部の石段も含めて、結構お気に入りのハシゴ段。

NO. 2882    日中はガスの中。    

2026 8/ 18(火) 

   このところ早朝こそお天気もまあまあで視界も利くのですが、なかなか長続きしません。その後は夜までずうっと濃いガスに包まれてしまい、夕方は少しパラパラっと言う感じの鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳稜線です。日中は日差しもないので温度も上がらず12度ぐらいの日もあります。似たような気圧配置がもうしばらく続きそうですので、やきもきする空模様も居座りそうです。もう早く移動性高気圧がやって来るのを待望です。そんな中主稜線では秋空到来を待つまでもなく、秋のお花の盛りが過ぎていってしまいそうな感じです。

早起きは三文の徳。立山に朝日射す瞬間。種池稜線にはゆったりと霧が流れます。
鹿島槍ヶ岳頂上を隠す霧もどこか湿っぽさが有ります。
針ノ木雪渓の雪も残りわずか。超少雪だった前の冬。お盆過ぎまでよく残ってくれました
新越山荘から八ヶ岳と富士山。心なしか富士山が大きく見える朝です。

NO. 2881    雷雨には十分お気をつけて。    

2026 8/ 13(木) 

   朝方は4度台まで下がり冷え込みました。ただ霜が降りるようなことはありませんでした。その後日中にかけては天候も安定しましたが、夕方には一雨来ました。種池山荘や冷池山荘はパラッとした程度、一方で新越山荘方面や扇沢登山口方面では少しまとまった夕立になったようです。折りしも千葉県や都内など関東方面では、酷いゲリラ雷雨に見舞われたようですが、今日と同じような気圧配置が数日続きそうな感じですので、北アルプスにおいても午後を中心に雷雨には、十分に気をつけていただきたいと思います。

夏空が復活、鹿島槍ヶ岳も登場です。
ここ数年目立つようになった日傘の方が今夏は少ないような感じです。

NO. 2880    天候回復して山盆週間も後半へ。    

2026 8/ 12(水) 

  台風15号の影響で、雨が降ったり止んだりの本日は、北風強く温度も上がらず日中の最高気温は12度ほどと寒い一日となりました。五竜岳〜鹿島槍ヶ岳間の縦走は中止されるパーティも目立ちました。お天気の回復も予想より時間がかかり、午後4時過ぎになってようやく雨も上がり、青空ものぞく様になり風も止んできました。明日の朝は雲ひとつなく風も収まり、放射冷却が強まれば、小屋よりさらに標高が400m以上も高い鹿島槍頂上などでは霜が降りても不思議でないくらいです。

  台風15号の騒ぎでお客さまの流れも一休みといった感じの山盆週間の真ん中の昨日今日でしたが、明日からはお天気の回復とともに、にぎわいも戻ってきてくれそうです。例年台風が一つ通過すると、季節が大きく前に進みますが、今回はどんな感じでしょうか・・・ もうそれでなくとも秋のお花が盛りを迎えている今シーズンです。紅葉の行方も気になって参ります。

キャンセルも多い冷たい雨風の中でしたが、頑張ってお客さまお越しいただき感謝です。
昨年はほとんど咲かなかったシシウドですが、今季は立派なお花をつけてくれました。針ノ木岳も見えてきて、雲の合い間から射す日差しに期待を持つ夕暮れ前。
夕方になって松本方面も見えてきました。真っ白だったコバイケイソウ畑も花穂や葉っぱの黄化が進みます。季節はその軸足を確実に秋へと向けています。

NO. 2879    好天に恵まれた山の日連休。    

2026 8/ 11(日) 

  今シーズン一番の入り込みになった昨日から一転、静かな一日になりました。台風15号の接近で、キャンセルも多く出てやや寂しい3連休の最終日となりましたが、交通機関のことを考えればいたし方ありません。ただお天気は、午後はガスが増えたものの、雨もなく午前中を中心に好天に恵まれ、お越しくださったお客さまは大喜びされていました。

  なお今夜から明日にかけての方が、雨の時間が増えそうな予報ですが、雨量はさほどではなさそうな感じです。ただ昨日今日に続いて明日も北寄りの風が吹き込んで、小雨と言えども主稜線での体感温度はかなり寒さを覚えそうです。今日も朝方の最低気温は6度、日中も14度ほどと、この時季としてはかなり低いものとなりましたが、明日も低温傾向が続きそうです。今日も夕方はロビーのストーブ周りが大人気。防水対策、寒さ対策はいかなるときでも必要な北アルプスです。

昨夜は見事な天の川が蓮華岳に横たわりました。
昨日の鹿島槍ヶ岳稜線からの大展望。遠く槍穂高、表銀座、奥黒部の山々に思いを馳せます。
山の日にふさわしい、今シーズン一番の荘厳なご来光でした。
秋と夏の雲が競演する、季節の狭間。ただまだまだ夏は終わりません。良い山の日でした

NO. 2878    夏空全開の一日。    

2026 8/ 10(日) 

  久しぶりにほぼ一日中好天に恵まれた山の日飛び石連休の中日でした。ガスの沸き立つ時間は少なく、お客様方は稜線漫歩を満喫されたことと思います。台風による気圧配置の関係でしょうか・・・ 吹く風は北よりのややひんやりとした涼しげなもので、心地よいものでした。

  さてその台風15号は進路を真西に定めて、明日には関東近辺に上陸する気配が濃厚となってきました。明日の夕方から明後日の朝方にかけては、北アルプスにも最も接近して、多少の影響が出そうです。うまく夜中に雨を降らせて、早く通り過ぎて行ったあとには台風一過の夏空を待ちたいものです。

雲海は夏山の醍醐味ですね。
朝日が当たるシラビソも夏らしい光景です。
ご来光もそこそこにご宿泊の皆さんは、鹿島槍ピストンに出発。
小屋を出発するときも、到着したときもストレッチは大切ですね!
良い一日でした。

NO. 2877    大谷原〜西俣出合間で土砂被害。    

2026 8/ 9(日) 

  期待の山盆週間が始まりましたが、全国ニュースでも報道されていますように、昨夕は長野県内は場所によって猛烈な雷雨が発生し、表銀座の名峰:燕岳に向かう中房温泉登山口につながる県道においては、大きな土石流が発生して、橋が一ヶ所流失してしまい通行止めになっているといったショッキングな内容でした。人的な被害が今のところないのが救いです。山盆週間の出鼻をくじく大災害にいたたまれない気持ちになると同時に、早期の復旧

を願うばかりです。

  昨夕の雨は種池山荘や冷池山荘では、夕方5時ごろから一時間ほどの間に50ミリ超のゲリラ雷雨となりました。大雨の際に土石流の発生が過去にもあった柏原新道の“ガラバ”や、土砂の流出の可能性がある赤岩尾根最上部のトラバース部分などは、大丈夫でしたが、当方の関係先でも大谷原から赤岩尾根登山口に向かう林道が、途中の“一の沢”で、土石流が発生して橋が土砂で埋まり、溢れた沢水が土砂とともに林道を流れ下ったようです。幸い人間が歩いて通行する分には問題ありませんが、土砂の撤去や路面の補修には相当時間がかかりそうです。関係官庁と折衝を進めて行きたいと思います。

  また扇沢へ向かうアルペンラインも大町温泉郷から4キロほど先のスノーシェッド(洞門)内に土石流が流れ込みましたが、昼までに完全復旧いたしました。昨夕の雷雨は登山口あたりの標高が最もひどい降り方だったようです。その一方で北アルプスでは、なかなか雨が降らず水不足が心配な小屋もあるといったことで、なかなか思うようには参りません。

  下界でもそうですが、山の上や山の中は、それ以上にいろんなトラブルが多く、それも自分自身で的確な対応をしなければなりません。この後も台風15号がやや迷走気味に北日本に接近? 横断?するような気配が漂います。お気をつけいただきたいと思います。

好天で始まるものの、早い時間帯にガスに包まれる毎日。冷池山荘から鹿島槍。(8/8)
久しぶりのまとまった雨になってくれましたが・・・ 被害をもたらす激しい雨は欲しくありません。(8/8)
昨夕強雨に打たれていたミヤマシシウドが凛と咲き誇る朝。富士山も顔を見せました。(8/9)
大谷原から西俣出合に向かう。橋にぶつかって溢れた土石が林道を下った跡。(8/9)
一の沢橋にぶつかって、橋をふさぎ山になった土石。気をつけて乗っ越して行って下さい。(8/9)

NO. 2876    連日夏型の天候続く。    

2026 8/ 7(金) 

  8月入ってからようやくお天気に安定感が出ていましたが、北陸地方、新潟県の梅雨明け宣言も ようやく8月4日に気象庁から出され、名実ともに夏型天気の到来といった感じです。ただ早朝の澄み切った夏空も、遅くとも9時ごろには沸き立つガスの中に隠れてしまうといったお天気は、夏山の象徴と も云える天候で、いたし方ありません。そして夕方近くになって温度が下がるのとともに、また視界が利いてきます。

  また今のところ周辺では夕立の発生がありませんが、いつ強烈な雷雨があっても不思議でない季節です。 本日も山荘周辺ではパラッとしたくらいでしたが、麓の大町周辺では短時間で100ミリ近い猛烈な雷雨に襲われています。いくら遅くとも午後3時ごろまでには、山荘へ到着するようにして下さい。暑い一日、各種トラブルが各所で発生しております。水分補給、塩分補給、適切なペース配分等しっかりとお願いいたします。

  なお過日鹿島槍ヶ岳南峰から下って吊り尾根手前近くで、お客さまが滑落してお亡くなりになる悲しい大事故が起きてしまいました。謹んでお悔やみを申し上げます。鹿島槍ヶ岳は南峰を過ぎると、途端にそれまでのなだらかなたおやかな主稜線歩きから、一変して険しい土と岩のミックスした、滑りやすい斜面や岩場が続き、富山側も長野側も大変 切り立っており、高度感も相当なものです。その後も八峰キレットの前後からキレット小屋先にかけて、さらには五竜岳まで危険な箇所が連続しております。足元をしっかりと確認しながら、バランスよく、慎重な歩行をお願いいたします。

ガスの上がりが至って早く苦戦しましたが、昨日と今日で3つの山荘への9月初旬までの物資が荷上げされました。荷上げ作業は大変です。いつも本当にヘリのクルーの皆さんありがとうございます。
新越山荘と立山。
新越山荘から見た針ノ木岳と蓮華岳。針ノ木雪渓には少しだけ雪が残っていますが、もう雪の上を歩くことはなく、すべて登山道歩きになります。
新越山荘の談話室からみた剱岳。

NO. 2875    種池山荘各種セミナーのご案内。    

2026 8/ 3(月) 

  お天気は安定傾向にあるにはあるのですが、ガスに覆われる時間帯がほとんどで、なかなかスッキリとした晴れ間は現れません・・・ これが夏の天気と言ってしまえば、それもそうなんですが・・・  そろそろ先々週のようなスカッとした夏空の到来を期待したいものです。

  さて9月と10月に開催の3つのセミナーをご案内申し上げます。まず恒例になった感ある大町市の 『移住セミナー』が種池山荘にて9月5日(土)に開催されます。山登りがサイコー、北アルプスが大好き、そして田舎暮らしに憧れておられる方には、ぜひご参加いただき 大町市移住へのきっかけ作りにしていただけたらと思います。

  二つ目は9月12日(土)開催のライチョウセミナー『爺ヶ岳のライチョウたちの暮らしぶり』です。長野県環境保全研究所に長く勤務し、爺ヶ岳周辺のライチョウの生息調査に2 0年にわたって携わり、現地踏査も80回余りに及ぶ堀田昌信・元研究員のお話しを伺います。爺ヶ岳周辺は立山や乗鞍岳と並び古くからライチョウの生息数が多く、戦後まもなくから現地調査や研究がなされてきました。近年は中央アルプスでのライチョウの復活といった、とても明るい話題がありますが、まだまだ謎深いライチョウの生態や爺ヶ岳周辺の現況等を伺い、地球温暖化の厳しい環境下で の今後のライチョウとの接し方、保護をどう進めていくのかお話しをお伺いいたします。今夏の爺ヶ岳周辺でのヒナの誕生、成長具合などといった現地ならではのタイムリーな 情報やこそっと面白い話題もお伺いできたらいいですね。

  そして最後は10月3日(土)に『星空観察セミナー』の開催です。早い年なら初雪があっても不思議でもない、晩秋のひんやりとした澄んだ空気のなかで、 夜空に浮かぶ周辺の峰々のシルエットと秋の星座を眺めつつ、幾光年の遠い宇宙に思いを馳せたいものです。宇宙開発にも携わる講師の壮大なロマンも伺えることと思います。稜線に出没するクマも例年9月中旬以降は目撃もほぼなくなりますので、星空観察もご安心の時季かと思います。

  一つ目の移住セミナーのご参加は大町市のサイトからお申込みください。また雷鳥セミナーと星空観察会へは、種池山荘の小屋泊まりもしくはテント泊まりのご予約をしていただいた方全員が参加いただけます。ぜひともご参加いただき岳の魅力をさらに増していただけたら幸いです。

 

昨日も終日に渡ってガスに包まれましたが、夕方の束の間だけ、厚いカーテンを開いてくれました

NO. 2874    期待の8月入り。    

2026 8/ 1(土) 

  一週間前の土曜日からイマイチすっきりとしないお天気が続いている鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳周辺です。それでも昨日今日とガス多いものの、少し持ち直し感もあり、ようやくこの梅雨モードからの出口が見えてきたというところでしょうか? 私がいちばん参考にしている、鹿島槍ヶ岳周辺のお天気と最も類似している新潟県上越市 高田の週間天気もようやく晴れ間が続く予報へとなってきました。シーズンも早や中盤戦の8月入り! 夏空の復活を信じるばかりです。

テントのお客さまを含め、今季一番の入り込みになった週末土曜日。種池テント場は、ご予約されていた皆さん全員ご到着で、35張り満席御礼! 特定日の予約制が定着して助かります。
思うようには行かないお天気ですが、お客さまの入り込みには安定感がある今夏です。
今日も終日ガスに巻かれる種池山荘。テーブル上にはピザとコーラが目に付きます。
周辺のお花は完全に夏のお花から秋のお花へとシフトしています。そんななか小屋前ではノビネチドリが咲き誇ります。以前は種池山荘周辺を含め、目にすることが無かったと思われるお花ですが、8年ぐらい前から自然と徐々に増えてきました。登山道のすぐ脇、何ヶ所かに15株ぐらいに増えました。華やかなピンクのお花は柏原新道を頑張って登って来られた皆さんへのご褒美です。

NO. 2873    期待の8月入り。    

2026 8/ 1(土) 

  一週間前の土曜日からイマイチすっきりとしないお天気が続いている鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳周辺です。それでも昨日今日とガス多いものの、少し持ち直し感もあり、ようやくこの梅雨モードからの出口が見えてきたというところでしょうか? 私がいちばん参考にしている、鹿島槍ヶ岳周辺のお天気と最も類似している新潟県上越市の週間天気もようやく晴れ間が続く予報へとなってきました。シーズンも早や中盤戦の8月入り! 夏空の復活を信じるばかりです。

思うようには行かないお天気ですが、お客さまの入り込みには安定感がある今夏です。
今日も終日ガスに巻かれる種池山荘。テーブル上にはピザとコーラが目に付きます。
周辺のお花は完全に夏のお花から秋のお花へとシフトしています。そんななか小屋前ではノビネチドリが咲き誇ります。以前は種池山荘周辺を含め目にすることが無かったと思われるお花ですが、8年ぐらい前から自然と徐々に増えてきました。登山道のすぐ脇、何ヶ所かに15株ぐらいに増えました。華やかなピンクのお花は柏原新道を頑張って登って来られた皆さんへのご褒美です。

NO. 2872    戻り梅雨・・・    

2026 7/ 27(月) 

  先週末から、それまでの夏型天気とは打って変わって、肌寒い雨の時間帯が目立つ梅雨モードのお天気が続く、鹿島槍ヶ界隈です。先週末土曜日は新潟県に梅雨前線がかかった影響で、後立山連峰は北の山ほど影響大きく、朝方に強風霧雨模様だった五竜岳からは、鹿島槍ヶ岳・冷池山荘への縦走を断念された方が20名以上おられました。賢明なご判断かと思います。

  また昨日の日曜日も雨の時間帯多く、温度も13度ぐらいまでしか上がらない寒い一日で、雨の中を歩いて来られたお客様方は、ストーブの周りからなかなか離れることができませんでした。また週明けの本日も雨は降ったり止んだりの一日・・・  夏空が、そしてひりひりする日差しがとっても恋しい3日間となってしまいました。ただ展望も思うように利かない稜線歩きの中で、足元のお花たちが元気づけてくれたのが救いだったことでしょう。一日も早い北陸地方の梅雨明けに、皆が思いを寄せるここ数日です。

週末土曜日の日中は、曇り空。鹿島槍ヶ岳はその全容を見せてくれません。
日曜日は強い雨の時間帯も・・・ 
爺ヶ岳稜線歩きの体感温度は、冬の東京並みだった日曜。ストーブの周りが断トツの人気です。
下から上がってきたキアゲハもコバイケイソウの葉の上で寒さをやり過ごす日々です。
小雨に濡れるチングルマの綿毛。
盛夏のお花のハクサンフウロがどんどんと開花。今年は8月に入ればお花は一気に秋世界へ。
小雨降ったり止んだりの本日も、夕方には大町方面が見えてきました。お天気の復活に期待!

NO. 2871   夏型のお天気続くも夕立等に注意。    

2026 7/ 24(金) 

  20日の関東甲信の梅雨明け以降、安定した夏型のお天気が続いています。ただ後立山連峰の西側に当たる北陸地方はまだ梅雨明け宣言が出ておらず、まだまだ100パーセントの安心感は持てません。折りしも本日は名残りの梅雨前線が東北南部や新潟県に南下停滞して、新潟県の下越地域では大雨になっております。今しばらくは北アルプス北部でも突然の雨等に気をつけなければなりません。

  またこのところの日中の暑さで、熱中症トラブルや体力消耗トラブルが相次いでいます。とくにお昼頃から柏原新道を登る方は、中間帯から種池山荘にかけては、西日がガンガン射しますので、しっかりと水分等を摂りながらペース配分を適切にお願いします。

今日の暑さを予想させる日差しが早朝から襲います。(7/24:冷池山荘)
朝方は鹿島槍ヶ岳の勇姿を間近に見ることができますが、日中はガスの中に沈みます。それがごくごく当たり前の夏の一日です。(7/24:冷池山荘)
大町岳陽高校の皆さんは二日間お天気に恵まれ、地元の岳を満喫されたことでしょう。(7/24:種池山荘)
富士山や南アルプス、八ヶ岳の遠き峰々を目に焼き付けながらの柏原新道下山です。(7/24:種池山荘)
どのテーブルでもピザを召し上がりながら山談義に花が咲きます。本年は扇沢橋の大工事の関係でピザの販売に制限があって申し訳ありません。ご協力ありがとうございます。(7/23:種池山荘)
爺ヶ岳に夏雲遊ぶ一日。(7/23:新越街道より)

NO. 2870   夏山シーズン本番へ。    

2026 7/ 21(火) 

  梅雨明け宣言がないまま迎えた海の日3連休でしたが、沸き立つガスの時間帯こそ多いものの、雨に打たれることもなく、まあまあのお天気に恵まれました。そして最終日の昨日には、長野県を含む関東甲信にも梅雨明けが発表され、いよいよ夏山シーズン突入!と心も浮き足立ちます。

  そんななか北アルプスでは、転倒事故等が相次いだようです。私どもの鹿島槍ヶ岳でも、お一人が無事に救助されております。登山道上でのすれ違いの際には、広い場所でしっかりと安全を確保された上で、慌てずゆっくりとすれ違っていただきたいと思います。また疲れが溜まってくる下山の際は、慎重に一歩一歩ゆっくりと歩を進めてください。

  また皆さんにお願いしております扇沢登山口でのマイカー対応では、ひどい路肩駐車もなく、トラブルの発生等もほぼなかったようで良かったです。ご協力誠にありがとうございました。このあともシーズン前半最も混み合う8/1の週末、そして山盆ウィークと引き続きご協力をお願い申し上げます。

  少雪の影響でお花の咲き出しがとても早かった今夏ですが、その後も24℃を超えるような暑い日が度々稜線を襲い、お花の咲き具合、進み具合は早いまま推移しています。すでに盛夏を代表するようなハクサンフウロやウサギギクといったお花も、どんどんと咲き始めています。秋のお花の訪れもかなり早まりそうな今シーズンです。

連休の最終日7月20日、長野県は梅雨明けになりました。
ただ日中はガスの中へ。でもこれが夏のお天気の典型ですね。
ハクサンフウロとエゾシオガマ。ミヤマコウゾリナもまもなく開花です。
早くもウサギギクが一輪。秋の訪れはどうなるのでしょうか?
連休明けの今日も日中はガスの中でしたが、夕方には晴れてきました。燕岳方面に入道雲が沸き立ちます。
日中はガスで見えなかった鹿島槍ヶ岳も登場。

NO. 2869   週末等混雑日における種池ピザの販売に関して。    

2026 7/ 16(木) 

  本日もガスの時間帯が多いものの暑い夏の一日でした。前冬の雪の超少なさがいちばん影響しているものと思われますが、夏のお花は早くもピークを迎えようとしています。またコバイケイソウは久しぶりの大当たりの年になっていますし、チングルマなども例年になくお花の付き具合が素晴らしいシーズンになっています。見頃は7月末ごろまでと、普段より早まりそうな気配です。なおその後は秋のお花の咲き出しも、早まって行くものなのでしょうか・・・ それとも長い夏が継続されるものなのか・・・ なかなか先が読めない温暖化の気象環境です。

  さてすでにお知らせして参りましたが、柏原新道入口の扇沢橋の大工事等による登山口周辺の駐車スペースの大幅減や、黒部ダムや立山アルペンルートへの好調な入場もあって扇沢周辺の駐車スペースは平日も含めかなり混み合っております。すでに本年6/3のN.O2862等においてもお願いしておりますが、本年においては週末の日帰り登山の方に置かれましては、ぜひとも他の山域への山行に振り替えていただきますよう切にお願いを申し上げる次第であります。今までも混雑日には路肩駐車が登山口の2キロ余り下部までべったりといった状態で、黒部ダム入場の皆さんのバス等の通行に相当な障害となっている状況でした。今年はさらなる悪化が想定される状況です。誠に勝手なお願いかと思いますが、ぜひともご協力いただきたいと思います。

  また例年種池山荘の焼き立てピザを楽しみにして下さり、日帰りで登って来られる方も多いのですが、こんな状況下、本年におきましては、 週末の種池山荘のピザ販売は小屋泊りやテント泊まりの方のみに、限定販売とさせていただき、誠に申し訳ございませんが、日帰り登山の方への販売は中止させていただきます。柏原新道登山口の駐車状況の緩和に多少でもつながり、路肩駐車などによる大型バス通行障害への一助となればと考える次第であります。とにかくいつも申し上げておりますが、扇沢は登山利用者中心の行き止まりの林道ではありません。国内を代表する国際観光ルートである立山黒部アルペンルートの入口でもあります。

  駐車場問題はあちこちの登山口で大問題になっておりますが、国立公園内においては一朝一夕に解決できる問題でありません。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。今週末の海の日連休は18日、19日。20日が対象日です。

鹿島槍へ向かう冷池山荘テント場北側の斜面もコバイケイソウが大当たり
同じくチングルマもお花の付き具合が最高!奥にはコバイケイソウが競演。
今日の鹿島槍ヶ岳はガスに包まれる時間が多い一日でした。

NO. 2868   本日新越山荘オープン。    

2026 7/ 15(水) 

  昨日今日と夏のお天気が戻ってきました。そんななか本日は新越山荘が営業を開始いたしました。早速ご宿泊のお客さまにもお越しいただき幸先良いスタートとなりました。当グループ最後の営業開始とあって、スタッフも張り切っております。9月26日の営業最終日まで、たくさんのお客さまが事故やトラブル等なく、お越しくださいますようご祈念申し上げます。

   なお針ノ木小屋から針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳と四つの峰を越えてくる当コースはアップダウンも多く、途中に小屋や日差し、雨をさえぎる樹林帯等がなく、毎シーズンばててしまって夜中になって、ようやく新越山荘に到着するといった事例が後を絶ちません。(新越山荘から針ノ木小屋に向かう逆コースでもまったく同じことです) 中には途中でビバークして翌日にヘリで救助といった事案も複数回ございました。

  早朝の小屋からの早や立ちは当然のことながら、ペース配分や飲料水の適宜補給等にも気をつけて、縦走していただきたいと思います。なお針ノ木小屋に泊まられ、早朝に蓮華岳をピストンしたのちに、新越山荘を目指すような方が稀におられますが、到底おすすめできるような日程ではございません。蓮華岳には前日中にピストンして登頂されますようお願いいたします。

  針ノ木〜新越山荘〜爺ヶ岳間はお花も多く、展望も眼前に屹立する剱岳立山連峰の圧巻の姿はもちろんのこと、真っ青な黒部ダム湖の向こうに聳える薬師岳や赤牛岳などの奥黒部の峰々、そして北へ目を転ずれば鹿島槍ヶ岳から白馬岳までの後立山連峰の主脈が延びます。魅力がいっぱいの新越街道にぜひともお出かけ下さい。今ならスバリ岳から赤沢岳へ向けて下った辺りのコマクサが皆さんを迎えてくれるはずです。

新越山荘の周りもコバイケイソウが大当たりで、斜面を雪のように白く染めます。
正面の蓮華岳と針ノ木岳を眺めながら、ゆっくりと到着後のひと時をお過ごし下さい。
にぎわう種池山荘や冷池山荘と違って、とっても静かな贅沢な時間が流れていきます。

NO. 2867   週明けはお天気も一服。    

2026 7/ 13(月) 

  夏山シーズン突入を祝うかのような好天が続いた先週末から一転、週明け月曜日は小雨が降り続き、冷たい西風が吹き付ける鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳主稜線となってしまいました。まだまだ梅雨の盛りの後立山連峰ですので、防水防寒等には注意が必要です。梅雨明けまでには今しばらく時が必要なようです。

小雨の中、ミヤマキンポウゲが満開の冷池山荘。(7/13)
今日は終日雨が吹き付ける肌寒い一日でした。(7/13)
種池山荘前庭の下は、コバイケイソウの白いベルトが横たわります。久しぶりの超大当たりに皆さん大喜びです。なお昨日は日差しが弱く寒いくらいでした。(7/12)
日曜は肌寒い一日でしたが、視界はバッチリ!富士山も南アルプスも終日楽しませてくれました。大展望は稜線歩きの醍醐味ですね。(7/12)
皆さん富士山に向かって大きく背伸びの体操です。今日も一日元気に参りましょう!(7/12)

NO. 2866   一気に夏山モード。    

2026 7/ 11(土) 

  雪消えとともに先週末からお客さまの入り込みも徐々に増えてきていましたが、今週末は一気に夏山本番の華やいだ雰囲気が小屋周りやテント場にも漂います。梅雨明けはまだの北アルプスですが、今週末は金曜土曜と絶好のお天気にも恵まれました。

  前冬の降雪量がいたって少なかった今季はお花の咲き出しもかなり早く、早々に見頃を迎えている箇所も多く見受けられます。咲かない年には一輪たりともお花をつけないコバイケイソウはかなりの当たり年になっています。

  また来週オープン予定だった種池山荘のピザ祭りも、天候不順で延び延びだったヘリの荷上げ作業がなんとか完了し、具材もそろい各種態勢も整いましたので、昨日プレオープンいたしました。またまだ営業が始まっていない新越山荘も、スタッフ全員で準備を進めております。予定通り7月15日(水)からのご宿泊開始となります。

コバイケイソウ咲き誇る種池山荘。
富士山や南アルプス遠望のなかをひとっ飛び!今年もヘリコプターとクルーの皆さんには御世話になります。ヘリは山小屋一のライフライン!
登山とマラソンが大好きな埼玉県の山下さんパーティ。種池山荘と冷池山荘に二泊されてのゆったり登山で鹿島槍ヶ岳を登頂されました。鹿島槍頂上からの剱岳展望がサイコーだったそうです。楽しみにされていたピザも召し上がっていただけてグッドタイミングでした。ありがとうございました。
7/15に営業開始の新越山荘。着々と準備を進めております。ぜひお出かけ下さい。
新越山荘前のコバイケイソウも大当たり。針ノ木雪渓の上に槍ヶ岳の穂先がちょこっと見えます。針ノ木岳方面はまだ残雪に注意して下さい。