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NO 698 一気に春めいてきました。
2010 2/ 25(木)
一昨日、昨日と最高温度も10度を超えて、大町もポカポカ陽気です。本日も暖かく3日連続の10度超えになりそうです。連日の暖かさと晴天で下から見る北アルプスもすっかり春山モードです。今冬は降雪そのものはすごく多かったというほどではなかったのですが、何故か積雪は多めで昨年暮れの12/18以降はつい先日までずうっと30センチぐらいの積雪が有りつづけた大町でした。その積雪もここ数日の暖かさで一気に13センチほどに激減です。スキー場はどこも1月のまとまった降雪で安泰ですが、こんな暖かさが続くようだとそろそろ寒気の南下も
まだまだ待たれるところです。
ところで今日あたりは、爺ヶ岳の “種まき爺さん” がけっこう姿を見せてきています。 昨年に続いて登場がちょっと早過ぎです。岳の上は
例年にくらべ雪は少なめなのかなあ?
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NO 697 サクソフォンの音色はゲレンデにぴったり!
2010 2/ 25(木)
ご報告が遅くなってしまいましたが、過日パウダーパフにてバレンタインデーサクソフォンコンサートを開催いたしました。私自身がサクソフォンのコンサートは初めてでしたが、サクソフォンの響きがこんなに雪山や雪のゲレンデにマッチするとは、正直思っておりませんでした。新鮮な驚きとともに素敵な音色に酔ったゲレンデの夕暮れ時になりました。クラシックからサザンオールスターズ、レミオロメン、中島美嘉といった若い方の曲まで幅広い選曲で楽しませていただきました。遠山
望さんの曲と曲の合い間のお話もたのしく、ピザをつまみながらの肩肘張らないコンサートは大好評でした。ぜひまた機会を設けたいものです。演奏の遠山さんと斉藤さんには素敵な曲の数々ありがとうございました。またご来場いただきました皆様にも厚く感謝を申し上げます。
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NO 696 国営公園 大町『真冬のイルミネーション』
2010 2/ 24(水)
NO.691で紹介しましたアルプスあづみの国営公園
大町地区の『真冬のイルミネーション』を見に行ってきました。神戸や東京や仙台といった都会の冬のイルミネーションのような華やかさはありませんが、夜の雪におおわれた自然林を彩った電飾は、束の間の夢の世界へといざなってくれるかのようです。そこかしこに置かれた雪だるまや動物たちのイルミネーションにどの子供たちも大喜びし、マイナス5度の冷たいはずの空気にもどこかあたたかさを感じる一夜になりました。1ケ月余りの『真冬のイルミネーション』も2月28日にて終了。来冬もきっと開催され光の雪だるまや熊さんが迎えてくれることでしょう。夏にもいろいろな催しや自然解説等がおこなわれています。登山の帰りにもお立ち寄りくださいませ。
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NO 695 柏原新道を登ろう!
2010 2/ 19(金)
昨年暮れには重い腰を上げてようやくパウダーパフのページを作りましたが、今回ふたたび重い腰を上げて・・・ どっこいしょっと・・・ 『柏原新道を登ろう』
のページを作りました。写真は手持ちのライブラリー? そんな大したもんじゃない。在庫から引っぱり出したものをとりあえず載せましたが、今夏以降ふさわしい写真を撮ったらおいおい交換していくつもりです。ちょっとこまかく載せすぎたきらいもありますし、
素人が作るものですのでレイアウトもいまいちだったり、文章も堅かったり多かったりの感もありますが、ご参考にしていただき新しい層の皆さんが爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳へ足を運んでくれる一助になれば幸い
と思っています。またポイントポイントの地名については定着していないものもありますが、今後は看板等を設置して登る際の目安になるようにしていきたいと思っております。皆
様にはこれからも柏原新道をごひいきにしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
柏原新道を登ろう!
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NO 694 金達磨が “金メダルマ” になりますように!
2010 2/ 16(火)
そろそろいらいら感、じりじり感がただよい始めていたバンクーバー冬期五輪の4日目、ついにやってくれましたね。スピードスケート男子500mで長島選手と加藤選手が待望のメダルを獲得してくれました。心よりおめでとう申し上げます。 選手の皆さんが全員頑張ってくれているのは当然理解しているわけですが、どうしてもメダルを求めてしまうのは人間の性(さが)といったところでしょうか。とにかくよかったです。このあともどんどんとあとに続いていってほしいと思います。
さっそく私も先日の大町の“あめ市”で購入した金ダルマに片目を入れて、さらなる日本チームの活躍を祈願いたしました。ところでアルペンスキーの会場は大雪だとか。バンクーバー周辺は暖かいようですがバンクーバー以北山沿い地方には遅ればせながら寒波がやってきたようですね。長野オリンピックのときもアルペン競技は、天候に左右されて運営が大変でしたがうまく回っていってほしいものです。
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NO 693 “かっちん” の朝。
2010 2/ 16(火)
“かっちん” って言ったって勝男さんのことでも克子さんのことでもありません。“かっちん”
って言うのは雪の上を沈まずに歩くことを、大町辺りでそう言います。冬山や春山登山へ行くと、登山靴だけでも沈まない時があるじゃないですか。あの感覚です。真冬のう〜んと冷え込んだ朝、雪面の表面が氷るように堅く締まり、それこそサンダルでも歩けるんですよ。ただ表面の5センチ分ぐらいから下はサクサクの雪ですから、踏み抜いたら大変です。やっぱりサンダルでなく長靴で歩かなくちゃいけません。
黄砂の赤雪の写真を撮りに行った14日の朝はマイナス10.0度まで冷え込み、積雪も35センチほどの絶好の“かっちん”日和。田んぼの中を雪にはまることなく縦横無尽に歩きました。子供のころの冬、小学校へ行く際に田んぼの中をまっすぐに学校めざして早道して行ったのを思い出します。最近はスノーシューが大流行ですが、真冬の朝早く田んぼ一面の雪面を“かっちん”
で歩くのもまた楽しいものです。
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NO 692 やっぱり黄砂による赤雪だったようです。
2010 2/ 15(月)
先週末の
2/12に降ったピンク色した雪はやっぱり黄砂だったようです。日曜日の朝に写真を撮りにいった田んぼの畦の風下側は赤系の黄土色に染まっていました。インターネットで検索すると黄砂が雨や雪に混じると赤色や黄色の雪になることがあるようで、古くから赤雪とか紅雪とか呼ばれているらしいです。先週はこの赤雪やら雨氷、そして雨氷に起因した大糸線の延べ4日間にもおよぶ運休やらいろいろと珍しい気象現象が続いた週になりました。
ところで気象庁は今年になってからまだ日本における黄砂発生の発表をしてないと思うんですが、気象庁の黄砂の発表のいかんに関係なく黄砂は飛来していることがはっきりしました。いつも天気の良い日に北アルプスを見ていると、真冬時を含めて黄砂に覆われたかのように霞んでいる日の北アルプスがたまにあるんですが、どうやらそれらは黄砂であることが間違いないようです。今年なら新春1月4日と1/11がそうで、鹿島槍ヶ岳はうっすらと霞んでいました。黄砂情報が出される都市は福岡市にしても金沢市にしましてもゼロメートル地帯ですから、3000m級の北アルプスとは黄砂が舞ってたり、流れてきている大気の層の高さが全然違うから仕方ないですね。
歌手の新沼謙治の『津軽恋女』という歌には津軽には7つの雪が降るというフレーズがありました。 粉雪、つぶ雪、わた雪・・・・ そこへ赤雪やら紅雪も追加してもらわなければいけないですね。大町でも雪についてはいろいろな言い方があります。さしずめ最近の温暖化で増えてきたのは粉雪にははるかに及ばない真冬時の“びしょびしょ雪”
でしょうか。これはいけません、重くて重くて雪かきもとてもたいへんです。
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NO 691 早や爺ガ岳スキー場も後半戦へ。
2010 2/ 13(土)
先週末の大雪に続き、今週は建国記念の日が残念な雨混じりのお天気だったり、春のような温度上昇後に一気にまた真冬日が続いたりとスキーヤーにとってもスキー場にとっても今ひとつ不安定な空模様の残念な週でしたが、今日はお天気も尻上がりに良くなり、ゲレンデもにぎわいをとり戻しました。明日は大町市民スキー大会もあったり、移動性高気圧もやってくるようですので久しぶりに爺ガ岳スキー場もパウダーパフも大にぎわいになってくれそうです。
そしてスキーシーズンも早くも後半戦へ突入ですが、バンクーバー冬期五輪の日本人選手の大活躍で日本中のスキー場にオリンピックを夢見るちびっ子たちがどんどん足を向けてほしいものです。
やっぱり がんばれニッポン! ですね。
そういえば、お知らせするのを忘れてしまっていました。大町温泉郷では3/6(土)まで毎週土曜日に花火大会をやっています。(実はこの文章を書いている今、窓の外から花火の音が聞こえています。)そちらへもぜひお出かけください。また昨夏オープンした国営公園大町地区では“真冬のイルミネーション”も開催しています(2/28まで)。 ぜひともイベントも盛りだくさんの冬の大町へお越しになってください。とにかく今冬は雪だけはたっぷりの大町以北山沿い地方です。
冬のファンタジア2010おおまち
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NO 690 少しだけあたたかさも戻って。
2010 2/ 13(土)
今日の午後パウダーパフの手伝いを終えて家にもどってきて、田んぼへ写真を撮りに行くと警報機が鳴り出し、なんと特急あずさ号が白馬方面から走ってきました。どうやら2/10の夕方から運休になっていた大糸線の信濃大町以北もようやく運転再開になったようです。めでたし目出度しですね。
大糸線も何日も運休になったりと、今週はなんか今ひとつ不安定な天気が続く一週間でしたが、明日はようやくすっきりと晴れてくれるのかな? 鹿島槍ヶ岳をはじめ北アルプスをおおう雪雲もようやく高さが低くなり、上空の青空の面積がぐっと広がった土曜日の夕方でした。 ところで爺ガ岳スキー場のゲレンデの雪もやっぱりピンクでしたよ。そういえば昨年の昨日、今日あたりも全国的に初黄砂が飛んできていたころですので、“黄砂のはしり”
だったかもしれませんね。
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NO 689 黄砂? 赤砂? 桃砂? 何なんでしょう。
2010 2/ 12(金)
昨日
、今日と真冬日が続き、寒さが戻っています。昨日もこの欄で報告した大糸線(信濃大町〜南小谷)の運休は今日も続いたようです。架線の凍結は温度が上昇するか、手作業での解氷作業しかないということのようでなかなか進まないようです。大町では明日も終日温度がマイナスの真冬日が予想されていますので心配です。長野県内ではあちこちで鉄道が運休になったり、中央東線でも架線凍結のために今日は特急が立ち往生したりとたいへんです。温暖化で厳冬期の雨が不思議でなくなった今、その後にすぐに寒のもどりがあったりするとこういった架線の凍結や、昨日紹介した雨氷といった現象がこれからは増えていくのでしょうかね。
ところで昨夕からは雨も雪になって今朝までに11センチほどの降雪になりました。当然のことながら今朝は雪かきをしたわけですが、ちょっと湿っぽい雪ですが何の変哲もない普段どおりの雪かきでした。雪はその後も日中ぱらぱらして、昼過ぎに再度2センチほどたまった新雪をパッと雪かきしたところ、なんか変なんですね。真っ白くないんです。それどころか、雪かきで押し寄せてみると、うすいピンク色というかオレンジ色というか、薄赤というのか。とにかく色がうっすらと着いているんです。黄砂が舞ったりするときにはうすい黄土色っぽくなったりするときがあるにはあるんですが、こういった赤系の色が着いた雪は初めてのことでした。夕方の県内ニュースで何か言うかなと思って各社のものを見ましたが、そういった報道はまったくありませんでした。夢でもまぼろしでもないと思うんですが・・・ いったい何なんでしょうね。
一方県内ニュースでのもっぱらの話題はバンクーバー五輪の長野県内関係出場者のことです。雪国ですのでスキー、スケートをはじめ30人近い選手が栄冠を勝ち取って出場を果たしています。なかなか日本チームのメダル獲得予想はきびしいようですが、ぜひとも全力で立ち向かっていってほしいものです。それにしましても心配はバンクーバーの暖かすぎるお天気。とくにスキー場が心配ですね。風向きが変わって大雪に見舞われているワシントンの寒気が方向転換してくれればいいんですけど・・・ がんばれニッポン!
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今朝までの新雪(左)の上に積もった今日日中に降った雪。 |
なんとなく真っ白な雪じゃないでしょ。 |
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雪かきした左側の雪、なんか変でしょ。 |
左側、やっぱりピンクっぽく見えないですか? |
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NO 687 立春も大町ではまだまだ・・・・
2010 2/ 4(木)
昨日は1月17日以来17日ぶりに真冬日(最高気温もマイナスの終日氷点下の日のこと)を記録した大町でした
が、立春の本日も昨日に続いての真冬日となりました。昨日も今日も最高気温はマイナス3度ほどと冷え込み、久々に冬らしさが戻った感じでほっとしています。1月の中旬に
は少し寒い日が続き、今冬の暖冬予想ははずれて寒冬か!
なんてぬか喜びした瞬間もありましたが、その後はまた暖冬気味に逆戻りしてしまっただけにひと安心といったところです。まだまだ暦どおりに大町で春の気配を感じるようでは困ります。一昨日からの寒波は今冬最大の寒波などと報道され、北海道各地は今冬いちばんの猛烈な冷え込みになったり、新潟から富山辺りにかけては平野部でも大雪になったようですが、 大町周辺
は雪雲も北アルプスを越えてこなかったようで降雪もここ数日で13センチほどにとどまっています。
冷え込みの方も特に凄いと言うほどのものでもありませんでした。今夜から明日にかけてはどんなお天気になるでしょうか。
週末はお天気が良ければうれしいんですが・・・
ところで爺ガ岳スキー場のほうは20センチぐらいのパウダースノーの新雪でゲレンデは今季最高の状態です。連日
地元小学校のスキー教室もあり、平日も子供たちの歓声でにぎわい、カラフルなウェアの華が咲いています。今年の2月は昨冬のようなゲレンデの地面がそこかしこに見え隠れするような超少雪の心配だけはいまのところは無く安心しているところです。
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平日は松本平の小学校でにぎわっています。 |
帰るころにはみんなビックリするほどの上達! |
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保育園児は大人気のトロイカに乗って。 |
大好きなソリ教室。よーいドン。また遊びに来てね。 |
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NO 686 恵方巻き。20年かけてわが方にもやってきました。
2010 2/ 3(水)
なぜかはっきりと覚えている平成2年2月1日。所用で関西を訪れたときに、テレビコマーシャルで何回も太巻き寿司の丸かぶり、丸かぶりと何か訳のわからないことを云っていました。さらに今年の恵方?はどっち方向だとかも盛んに流していました。寿司の丸かぶりとか恵方とかって言葉をそれまで聞いたことがなかったので、とっても印象に残ったCMでした。たしか小僧寿し?のCMであったかと思うんですが・・・
・ 要は2月3日の節分に恵方という方向に向かいながら太巻き寿司を食べれば、関西ではいい年になるんだなと理解しました。所変わればいろいろあるもんだなと思いつつも、たった一日だけのことにこんなにテレビコマーシャルを流して大丈夫なのかな?
とか、どうやってもひとりでは一本しか食べないよな?
とか妙に心配したことを今でもしっかりと覚えています。そしてそんな恵方巻きがコンビニやスーパーの商業ベースに乗ってここ2〜3年で一気に世間を席巻してきましたよね。わが家でも昨年初めてちょこっと巻き寿司に挑戦し
ましたが、パウダーパフでは関西生まれのスタッフが巻き寿司ならぬ巻きピザを作ってくれました。さっそく皆で今年の恵方である西南西の方向に向かいながら、もくもくとロールピザの丸かぶりと相成りました。私もスキー場の降雪の安定と安全、夏山シーズン中の天候の安定と安全をはじめ、いつもどおりに欲張ってたくさんのお願いを念じましたが、ロールピザ1本を完食するまでにはまだまだ時間が余り、さらにいろいろと追加してお願いしてしまいました。日本中でこんな調子でしょうからここ数日は神様もその整理で大忙しのことと思います。
またこのぐらい定着してくれば、早ければ数年内にも立春の前日だけでなく、立夏、立秋、立冬の前日すべてが“丸かぶりの日”、いや“巻き物の日” になってしまう?
のも想像に難くありません。巻き物だけにまあるく収める日、転じて仲直りの日とかってのもいかがでしょうか。バレンタインデーの前哨戦にもぴったりですよね。
かなり話が脱線してしまいましたが、否が応でも季節の風物詩になってなっていくのは間違いなさそうですね。
恵方巻きも日本中に浸透、定着?するまでに少なくとも20年以上かかったようですが、パウダーパフはまだまだ3年目。これからも一歩一歩がんばってやっていきたいものです。
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