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NO520 里はいよいよ春爛漫も・・・・
2009 4 / 12(日)
雪は少な目といえども、ご覧のような雪と風が創る冬の造形美がまだまだ広がる爺ヶ岳及び鹿島槍ヶ岳周辺です。山の上で静かにこんな景色に対峙していられれば幸せなんですが・・・ 小屋開け入山までわずかになり、目前のゴールデンウィークの準備に、はたまた夏山へ向けての準備に、プライベートにと気ぜわしさが増すこのごろです。一歩一歩着実に山へ向かって歩をすすめましょう。
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NO519 雪はやや少なめの感じも北アルプスはまだまだ冬山の領域です。Part U
2009 4 / 11(土)
今週の大町は4/5の日曜日から連日快晴のお天気が続き、昨日は24,2度まであがりました。今日もそのぐらいまで上がりそうです。サクラ前線も大町の隣町の南部辺りまでやってきているようですが、あまりにもお天気が良すぎで乾燥注意報も出っ放し。このままこのお天気がゴールデンウィークまで続くことは到底ないことでしょうが、そろそろお湿りもほしいところです。
一方、岳の上も連日の好天で春山モード全開といった感じですが、こちらもこのままゴールデンウィークまでいくとは思えません。まだまだ雪の舞う日があることと思います。ゴールデンウィーク中に雪がまったく降らなかったということはほとんどありませんので、ご注意を! 写真は昨日の扇沢、黒部ダム、黒部平から見た後立山連峰の峰々です。雪はやや少なめというだけであって、まだまだ冬山の領域であることは当然のことです。
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鹿島槍ヶ岳。右側のピークは布引岳。 |
五竜岳。 |
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爺ヶ岳南峰と南尾根。右がジャンクションピーク |
鳴沢岳と赤沢岳(右)。 |
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スバリ岳と針ノ木岳(右) |
遠く白馬岳。 |
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NO518 立山黒部アルペンルート部分開通。17日には全線開通オープンへ。
2009 4 / 10(金)
大町〜扇沢〜黒部ダム〜室堂
間と富山県側の立山山麓〜美女平〜弥陀ヶ原 間が本日4/10にオープンいたしました。大町側ではアルペンラインオープンカーニバルが催され
、戦国時代に厳冬期の立山越えにその名を残す武将
佐々成政 公一行がオープニングに花を添えてくれました。私も大町市観光協会のスタッフとして参加してまいりました。今年は昨年の肌寒い雨降りの中でのオープニングと打って変わっての最高のお天気、汗もにじむぐらいの温かな無風快晴のお天気でした。
一般招待客の皆様はもちろんのこと参加者、関係者一同大満足のオープン初日になりました。扇沢までの沿線は例年になく少ない積雪、ダムから地下ケーブルで上がった黒部平の積雪も昨年より少ない印象でした。黒部平から真正面に見る針ノ木岳〜赤沢岳〜鳴沢岳の稜線の積雪も少ない印象でした。黒部平からは赤牛岳、水晶岳の奥黒部方面、鹿島槍ヶ岳、五竜岳から白馬岳方面もくっきりと見えアルペンルートの全通そしてゴールデンウィークの到来を待ちかねているようでした。今季はテレビドラマ『黒部の太陽』
や6月20日に全国封切りされる映画『劒岳 点の記』 が好感されたくさんのお客様にお見えいただけそうです。
あとはひたすらお天気の安定を願うばかりです。
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黒部ダムには昨年の11月以来の“黒部の太陽”がさんさんと降りそそぐ。いよいよ今季スタート! |
佐々成政 公がくすだまを割る。黒部ダムの頂堤上そして立山に歓声が渡る。 |
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爺ヶ岳や針ノ木岳の登山基地でもある、黒部立山アルペンルートの玄関口扇沢駅も開駅。 |
公募で参加の皆さんお疲れさまでした。来年はあなたも挑戦してみませんか。 |
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立山をバックに雪中行軍。結構やみつきになられる方もおられるようです。 |
一行は最後に佐々成政ゆかりの大町市大出の西正院大姥堂へ。善光寺同様今年は御開帳です。 |
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NO517 赤岩尾根経由で冷池山荘へ。
2009 4 / 9(木)
急きょ体力づくりも兼ねて冷池山荘と周辺の雪の状況調べに赤岩尾根を登ってきました。今のところは西俣出合の取り付き点から主稜線までたっぷりと切れ目なく尾根上には積雪がありますが、連休本番までまだ3週間もあることを考えると平年よりやや少なめの感はいなめません。爺ヶ岳から鹿島槍の主稜線もやや少なめの感じでした。一方小屋の周りはいつでも吹き溜まりになることもあったり、3月下旬から4月4日ごろまでの度々の降雪で、平年並みの積雪量でした。ゴールデンウィーク前の雪掘り作業プラス除雪作業は今年も忙しくなりそうです。
また3月下旬からの降雪で爺ヶ岳の北峰の東壁は真冬と同じような感じで、まだまだ “ヒマラヤひだ”
が結構みごとでした。そして沢筋などではこの降雪の雪があまりデブリになっていないようで、いましばらく沢筋は雪崩に気をつけなければならないようです。
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高千穂平からの赤岩尾根上部。 |
先日お尋ねのあった爺ヶ岳東尾根。手前は冷尾根 |
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冷乗越分岐点からの鹿島槍ヶ岳。 |
同じく剱岳。 |
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大屋根までの積雪と爺ヶ岳稜線。 |
鹿島槍ヶ岳南峰。 |
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NO516 雪はやや少なめの感じも北アルプスはまだまだ冬山の領域です。
2009 4 / 6(月)
今日は今週末に爺ヶ岳の東尾根に入山したいという方から、『雪の付きぐあいはどうですか。』という電話がありました。『今現在は鹿島集落裏手の東尾根の下部から頂上までしっかりと雪が付いて雪稜になっているし、鹿島集落から東尾根に取り付くまでの沢も、もうしばらくは雪が残っていますよ。』とお答えするとたいへん喜ばれていました。なんでも3月に登った2ヶ所の山は例年になく残雪が少なく、藪こぎに難儀されたということで、スッキリとした雪稜歩きが楽しめそうということでたいへん嬉しそうにされていました。爺ヶ岳の東尾根も3月中旬は上部のハイマツ帯がかなり見えたりしている時期もありましたが、3月下旬からの降雪でまた冬山らしくなっています。 いつもこのような電話があると、『雪は多くて、いいですよ。』
などと答えると 『雪が多くてだいじょうぶですかね。』 などと、答えに窮する質問をされる方がいらっしゃいます。冬山も春山も雪がたっぷりとあったほうが歩きやすいし、景色もいいと思うんですが。 写真は本日の鹿島槍ヶ岳および爺ヶ岳の様子です。
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爺ヶ岳中央峰と東尾根。 |
赤岩尾根の最上部 |
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雪の厚みが少ない感じの鎌尾根。 |
鹿島槍ヶ岳北峰。 |
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鹿島槍東尾根と奥には天狗尾根。 |
手前に赤岩尾根、奥に冷池山荘稜線。 |
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NO515 春本番へ。
2009 4 / 6(月)
今日はわが家の“標準木”の梅の木も当初の予想より、かなり遅れて開花いたしました。だいたい4/5頃から4/10頃の間の開花が“平年並み”だと思っていますので、ほぼ平年並みの開花に納まってくれてよかったというのが実感です。3月中旬の暖かさでは、お彼岸の終わりごろには咲き出してしまうのでは、と心配していたぐらいでしたので、結果的には妙にホッとしているところです。
梅は最初の一輪がいいですよね、寒の戻りでじらされてようやく咲いただけに感慨もひとしおです。 一方3月下旬に続いた寒の戻りのため、足踏みが続いた長野県内のサクラ前線もここ数日の温度上昇とともに、また北上を再開し今日は松本の松本城で開花宣言が出されました。開花予想よりは3日間遅れましたが、それでも平年より6日も早い開花です。大町の開花予想は平年より8日早い
4月14日ですが、この後は温度高めの好天続きが予想されているみたいですので、その頃かもう少し早まってしまうかもしれないですね。
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ポツンポツンと30個ぐらい花をつけました。 |
わが家の土手のスイセンも昨日開花しました。 |
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木々の根元にも春のおとずれ。 |
水温む『鹿島槍ガーデン』。太公望も増えてゆく頃 |
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NO514 さあいよいよ四月のスタート。
2009 4 / 2(木)
3月中旬ごろは初夏のようなぽかぽか陽気が続いてどうなるのかと心配しましたが、その反動も出たのか3月下旬からはやや肌寒い日が続いています
ね。大町は昨日も雪の降る4月新年度入りになりました。史上最速?と思われたわが家の梅の開花もいまだに咲き出すことができない有様です。そういえば各地のサクラも通常なら1週間ほどで満開を迎えるものが、今年は10日から2週間近くかかっているようですね。その分サクラの花見処は例年になく長い期間サクラを楽しむ方々でにぎわっていることでしょう。
さて先日、3月21日に鹿島槍ヶ岳へ登った神奈川県のH様から当日の冷池山荘の写真を送っていただきました。写真でみるかぎり大屋根まで埋まった積雪は、3/21ということを考えれば例年より少な目の感じに思われます。でもその後は昨日まで雪雲におおわれた日が多かったので、積雪はさらに増したことと思われます。この後もまだまだ雪の降る日も多いと思われますが、どんな
G.W春山シーンを迎えられることでしょうか。H様には写真ありがとうございました。
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大屋根まですっぽり雪で埋まった冷池山荘。3/21という時期を考えればやや少な目の小屋周り。 |
雪煙舞い立つ爺ヶ岳。このところ雪の降る日が続きました。(4/2) |
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