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NO82  後立山連峰は西側の富山県は梅雨明けしました。長野県側も明日あたりでしょうか。

2003/07/30 

 遅れていた梅雨明けですが、ようやく出口の光が見えてきました。富山県など北陸地方は7/27にようやく梅雨明け宣言が出ました。先週末の7/26から7/28にかけては日中はガスが多いものの朝晩は晴れの夏型天気になりました。おかげで海の日連休から順延されたパーティなど大勢の登山者でにぎわい皆さん満足気でした。ただ東側の長野県はまだ梅雨明け宣言が出ていませんので、いまひとつ不安定なところもあります。でもその長野県側の梅雨明けも時間の問題でしょうか。本格的な今年の梅雨だっただけに本当に長かったのが実感です。待ち遠しかった夏の日差しがやっとやって来そうです。お客様の動きもお盆にかけて多くなりそうです。冷池山荘のトイレ棟工事は1階のトイレ部分が完成して使用を始めており皆さんに喜んでいただいております。今は二階部分の診療室等の造作工事をしています。早くもトップシーズンを迎えお客様も増えてきているので、何かとてんやわんやの状態です。そんな中、古い小屋での営業もあと25日程になりました。お客様の中にはもう一度見ておきたかったと言ってくださる方もいらっしゃってありがたい話です。8/25からは営業を休止しての解体工事に着手いたします。 


環境

天気   

◎北アルプスの北西部にあたる富山県、新潟県などは7/27に梅雨明け宣言が出ましたが、長野県側がまだですので本格的な夏型にはもう少し時間がかかりそうです。

◎7/29、30は時おり小雨がぱらつく天候でした。

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◎主稜線ではゴゼンタチバナ、ヨツバシオガマ、キヌガサソウ、ミヤマダイコンソウ、チシマギキョウ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、 シナノキンバイ、チングルマ、コイワカガミ、アオノツガザクラ、ウサギギク、エゾシオガマ、ハクサンボウフウ、クルマユリなど夏の花がどんどん開花し ています。

◎なお種池平、布引平、棒小屋乗越、新越乗越などの例年7月中旬以降に大きなお花畑になるところはようやく最後の残雪が 消えるところです。やや遅れ気味でこれからが見頃を迎えます。

◎すでにミヤマアキノキリンソウ、シモツケソウ、オヤマリンドウなど初秋の花も一部咲き始めています。

登山道の状況

◎赤岩尾根は最上部の雪渓も消え、下部の草刈も済み問題ありません。

◎柏原新道は上部に1箇所の雪渓が残っています。スコップでカットしていますので問題ありません。雨の後など落石に気をつけてください。

◎主稜線にもところどころ残雪がありますので注意が必要です。

◎針の木大雪渓はまだまだ小屋の直下からたっぷり残雪有り。心配な方は軽アイゼン等の使用を。

アドバイスや注意

◎いよいよ本格的な夏山が到来しそうです。サングラスの使用や長袖の着用など日焼け対策が必要になってきます。

◎これからは夕立に備えて今まで以上に早出早着を心がけましょう。3時ごろからはいつ雷が鳴っても不思議でありません。

◎残雪でつまづいての小滑落事故が何件かありました。油断しないで慎重に。北アルプス全体でも遭難が多発しています。

◎年々登山靴の靴底がはげてしまうトラブルが増えて困っています。的確に登山靴の寿命をご判断ください。安易な判断は事故にもつながります。

混雑状況

◎梅雨明けを期待されて、8/1から8/4にかけては8/2(土)を中心に相当に込み合いそうです。

◎8/3,4の冷池山荘、8/1、2の種池山荘、8/2の新越山荘はかなりの混み方が予想されます。

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梅雨明け近しを期待させる朝焼け。どこまでも続く雲海。真っ赤に染まる鹿島槍ヶ岳。どれもが夏山の醍醐味。

穏かな梅雨の中晴れの一日の終わり。宿泊者もなく新越山荘のスタッフだけが独り占めの瞬間。新越山荘談話室から。

いよいよ夏本番。残雪と緑と沸き立つ白い雲。どれもが秀麗なる鹿島槍をますますひきたたせます。

まさに夏山のおもむき。爺ヶ岳東面の先にはまもなく出穂を迎える水田が広がる安曇野。そのさらに先には八ヶ岳、富士山、南アルプスを望みます。

種池山荘のすぐ東側にはまだ残雪が。例年よりかなり遅めです。しかしこの雪もあと2.3日の命です。まもなくチングルマ畑が出現。

種池山荘前のお花畑では早く雪の消えた柏原新道沿いからチングルマやコイワカガミ、コバイケイソウの群落が咲き誇ります。

   

NO81 悪天予報でキャンセル続出も、20日の午前中は青空ものぞきました

2003/07/20

 九州では梅雨末期の集中豪雨で大きな被害が出ていますが、鹿島槍ヶ岳周辺は天候悪化の予報に反して、3連休の初日、2日目の午前中とと大きな崩れはありません。初日は時折雨がパラパラする程度で、予想された各山荘の乾燥室での大混乱も無くて助かりました。2日目の今日は朝から青空もちらほら広がりだして視界もまあまあ、宿泊された皆さんは思わぬ好天に大喜びで頂上を目指して早朝より出発されました。ただし昼過ぎは梅雨空が戻り小雨が降りだしました。明日にかけて大した雨量にならなければいいんですが。連休初日は各山荘とも予想よりかなり少ない入り込みで、そのぶんゆっくり休んでいただくことができました。一方冷池山荘のトイレ棟工事ですが、それぞれの職人さんに頑張っていただき、何とかトイレ部分は3連休に間に合わせることができました。さっそくお客様にもお使いいただき好評を博しています。この後は二階部分の造作工事にとりかかります。G・Wの除雪作業から始まったトイレ棟工事等の第1期工事ももう少しで一段落になりそうです。最大目標だった海の日連休でのトイレの共用開始がかない本当にホッとしています。この後は8/25からの営業を休止しての冷池山荘昭和38年館の取り壊し、基礎工事の第2期工事へと進みます。皆様には何かとご面倒をおかけいたしますがご協力をよろしくお願いいたします。


環境

天気   

◎6/10に長野県北部、6/12には富山県が梅雨入りしました。平年の梅雨明けはそれぞれ7/20、7/22あたりですが、今年は今しばらく時間がかかりそうです。 長野地方気象台の予報では今週末以降の梅雨明けということですが。

◎北アルプスもたまに中晴れの日もありますが、今年は梅雨らしい肌寒い天候が続いています。

◎連休2日目の7/20はまあまあのお天気になりました。

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◎主稜線ではゴゼンタチバナ、ヨツバシオガマ、キヌガサソウ、ミツバオウレン、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、 シナノキンバイ、チングルマ、コイワカガミ、アオノツガザクラ、ウサギギク、エゾシオガマ、クルマユリなど夏の花がどんどん開花し ています。

◎なお種池平、布引平、棒小屋乗越、新越乗越などの例年7月中旬以降に大きなお花畑になるところはまだ残雪があります。お花のピークは もう少し先になりそうです。やや遅れ気味でしょうか。

登山道の状況

◎赤岩尾根は最上部の雪渓も消え、下部の草刈も済み問題ありません。

◎柏原新道は上部に2箇所の雪渓が残っています。スコップでカットしていますので問題ありません

◎主稜線にもところどころ残雪がありますので注意が必要です。

◎針の木大雪渓はまだまだたっぷり残雪有り。心配な方は軽アイゼン等の使用を。

アドバイスや注意

◎梅雨寒に備えた服装が必要でしょう。例年より温度低めの感じです。

◎残雪でつまづいての小滑落事故が何件かありました。油断しないで慎重に。

混雑状況

◎海の日連休の出足が鈍かった分、7/26・8/2の週末はどの小屋も相当に込み合いそうです。

◎7/26冷池山荘は既に定員に達する状況です。猛烈な混み方が予想されます。他の日をおすすめいたします。

◎この時期地元の中学校登山があります。7/23は種池山荘と冷池山荘の両方であります。申し訳ありませんが、込み合いますので他の日をおすすめいたします。

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梅雨時にもこんな素晴らしい夕焼けが。秋にはよくある黒部側の雲海ですがこの時期は大変珍しい光景です。太陽の沈む位置も今が最も北側でしょうか。(7/16冷池山荘より)

トイレ棟の外壁工事も細かい部分の作業を残すのみになりました。梅雨どきの悪天の中も職人さんと山荘スタッフ本当に頑張ってくれました。(7/19)

トイレの内部も、間仕切り工事も終了してほぼ完成しました。トイレの臭いでなく木の香ただようトイレになり一安心です。(7/19)

梅雨の中晴れの朝。種池山荘前のお花畑にはコバイケイソウの花もちらほら咲き出しました。昨年は結構お花をつけたんですが今年はいまひとつの感じです。コバイケイソウは当たり外れの大きいお花です。(7/17)

先週は梅雨の中晴れが続き、予定されていた種池山荘への中学校登山も全てが順調に行われました。写真は松本市立明善中学校の生徒さん。ぜひまた登って来て下さいネ。(7/16)

東京からお越しの折居様パーティ。針の木、新越山荘、冷池山荘と宿泊されての縦走。天気にも恵まれ、お花にも大満足の山行でした。新越山荘スタッフがボッカの際にパチリ。(7/17岩小屋沢岳にて。後方に鹿島槍ヶ岳)

 

   

NO80   海の日の連休までの梅雨明けはどうやら難しそうですね。

2003/07/16 

 いよいよ夏山シーズン、最初のピークの海の日3連休が間近に迫りました。海の日ができてからはスタッフも充分にそろわないうちにいきなりそのシーズンの最大のピークになったりするものですからなかなか大変です。今年は冷池山荘のトイレ棟工事等を現在進行中ですので少々頭の中も混乱しています。工事の最終工程の材料も昨日の梅雨の中晴れに無事荷上げされて、工事も最後の追い込みに入っています。なんとか一日も早く使用できるようにしたいと大工さん、鉄工所の職人さん、トイレメーカー、配管屋さん、 電気屋さんそして山荘スタッフと皆一丸となって頑張ってくれています。種池山荘、新越山荘も連日新しいスタッフを迎えて海の日に備えております。ぜひ好天に恵まれた3連休になってほしいものです。


環境

天気   

◎6/10に長野県北部、6/12には富山県が梅雨入りしました。平年の梅雨明けはそれぞれ7/20、7/22あたりですが今年は今しばらく時間がかかりそうです。

◎北アルプスもたまに中晴れの日もありますが、今年は梅雨らしい天候が続いています。

◎7/15,16は梅雨前線も南下して晴れ間がのぞいています。

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◎主稜線ではゴゼンタチバナ、ヨツバシオガマ、キヌガサソウ、ミツバオウレン、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、 シナノキンバイ、チングルマ、ウサギギク、エゾシオガマ、クルマユリなど夏の花がどんどん開花し ています。

◎なお種池平、布引平、棒小屋乗越、新越乗越などの7月中旬以降に大きなお花畑になるところはまだ残雪があります。お花のピークは もう少し先になりそうです。

登山道の状況

◎赤岩尾根は最上部の雪渓トラバース注意。

◎柏原新道は上部に2箇所の雪渓が残っています。

◎主稜線にもところどころ残雪がありますので注意が必要です。

◎針の木大雪渓はまだまだたっぷり残雪有り。心配な方は軽アイゼン等の使用を。

アドバイスや注意

◎梅雨寒に備えた服装が必要でしょう。例年より温度低めの感じです。

◎残雪でつまづいての小滑落事故が何件かありました。油断しないで慎重に。

混雑状況

◎海の日連休は天気よければ相当に込み合いそうです。

◎7/19種池山荘、7/20新越山荘、7/26冷池山荘などは既に定員に達する状況です。猛烈な混み方が予想されます。他の日をおすすめいたします。

◎この時期地元の中学校登山があります。7/23は種池山荘と冷池山荘の両方であります。申し訳ありませんが、込み合いますので他の日をおすすめいたします。

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種池山荘と剣・立山連峰。種池平の残雪は例年よりやや雪消えが遅れています。この残雪が消えれば一面チングルマのお花畑になります。(7/16)

冷池山荘テント場の先、布引平の辺りも登山道上やお花畑の上にまだところどころに残雪があります。残雪が消えて何日かたつと草花の芽が出ます。(7/16)

   

NO79  さあ夏山シーズン入り。冷池山荘トイレ棟工事は梅雨らしい梅雨のなか最終盤へ。

2003/07/10

 海の日まで10日余りになり予約も勢いを増してきました。13校ほどある中学校登山も梅雨の合間をぬって7/8から始まりました。7/1より営業開始した新越山荘方面への縦走や、ほとんど動きの少なかった五竜岳方面への縦走も増えてきました。いよいよ夏山シーズンも本番突入といった感じです。冷池山荘ではトイレ棟工事等の真っ盛り、他の小屋でも登山道の補修やシーズン直前の最終準備、連日のアルバイトさんの入山、悪天で延期延期の荷上げ、さらには遭難騒ぎ等もあったりであわただしい毎日が続きます。今年の梅雨は本当に梅雨らしい梅雨です。梅雨入り序盤は梅雨空が続くものの雨量そのものは少なかったんですが、中盤からはまとまった雨の日が多くなってきています。ただ中晴れの日もたまにあります。7/9朝もきれいに晴れ渡りましたが10時過ぎからはあっという間に厚いガスにおおわれ雨降りになってしまいました。梅雨もいよいよ最終盤へ入ってきました。梅雨末期の集中豪雨というものが心配ですが何とか順調に梅雨明けしてほしいものです。北アルプス北部の梅雨明けは例年7/23ごろでしょうか。皆さんそろそろ海の日3連休の天気が、気がかりになってくるころですね。


環境

天気   

◎6/10に長野県北部、6/12には富山県が梅雨入りしました。平年の梅雨明けはそれぞれ7/20、7/22あたりです。

◎北アルプスもたまに中晴れの日もありますが、今年は梅雨らしい天候が続いています。

◎6/9朝は晴れたもののその後は雨降りです。

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◎主稜線では 雪のあまり積もらない斜面、雪融けの早い斜面などで早咲きのキヌガサソウ、シラネアオイ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、 シナノキンバイ、チングルマなど夏の花がどんどん開花し ています。

◎なお種池池平、布引平、棒小屋乗越、新越乗越などの7月中旬以降に大きなお花畑になるところはまだまだ残雪の下です。お花の本番は もう少し先の7月下旬になりそうですのでご安心を。

登山道の状況

◎赤岩尾根は最上部の雪渓トラバース注意。

◎柏原新道は上部に3箇所ほどの雪渓が残っています。

◎朝晩の雪が硬く引き締まるときや下り時は注意してください。

◎登山道はまだ点検整備中ですので各自注意して通行してください。

◎主稜線にもところどころ残雪がありますので注意が必要です。

◎針の木大雪渓はまだまだたっぷり残雪有り。心配な方は軽アイゼン等の使用を。

アドバイスや注意

◎梅雨寒に備えた服装が必要でしょう。

混雑状況

◎海の日連休、7/26(土)などの予約がかなり増えてきています。

◎7/19種池山荘、7/20新越山荘、7/26冷池山荘などは既に定員に達する状況です。

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冷池山荘のトイレ棟工事も柱が全部建ちました。早期のトイレ利用に向けて作業も急ピッチです。ようやくここまでやってきたという感じです。

梅雨の中晴れの一日。爺ヶ岳をバックに作業もはかどります。鳶さんの動きも軽やかです。ボーズを使って柱を建てるのも今では山の上だけでしょうね。

種池山荘には今夏の中学校登山の第一陣:小川中学校が来荘。昨日はガスの多い一日でしたが、7/9は見事に晴れ渡り生徒さんたち大満足。

新緑の季節も過ぎ北アルプスもすっかり夏山の様相を呈してきました。後方の剣・立山連峰も黒い部分が多くなりました。

朝焼けの爺ヶ岳。中央の雪渓が消えてチングルマやコバイケイソウのお花畑へ変わるのもまもなくです。当たり外れの多いコバイケイソウは今年はどうでしょうか。

7/1にオープンした新越山荘も先週末からお客様も来られるようになりました。写真は地元小谷村の山案内人渡辺さんパーティ。この時期ならではの山荘貸切状態でゆっくりして頂きました。

 

NO78  冷池山荘のトイレ工事は梅雨の合間を縫っての資材荷上げで一歩前進です。

2003/07/05  

 梅雨も中盤に入ってまとまった雨の日が目立つようになってきました。おかげで雪融けは一気にスピードアップしています。あれほど多かった柏原新道の残雪も3ヶ所ほど残すのみ。いよいよ7月に入り夏山気分も高まってきました。先日までは週末に数人のお客様しかいなかったんですが、ここへきて平日でもお客様の姿が見られるようになってきました。もう海の日も、夏休みもすぐそこで気ばかりあせってきます。現在冷池山荘のトイレ棟工事を進めていますがどうしても梅雨真っ盛りですので、思うように資材が荷上げできず悪戦苦闘の毎日です。それでも梅雨の合間、雲の切れ間を縫ってヘリコプターのクルーが頑張ってくれて資材も上がり、現場の職人さんや山荘スタッフもそれに呼応して遅くまで頑張って確実に工事は前進、形もすこしずつ目に見えてわかるようになってきました。何とか一日も早く新しいトイレを皆さんにも利用していただけるようにと思っています。  

現在建設しているトイレの方式はご覧の敷き詰められたトレンチというパイプを通して屎尿が土壌処理されます。浄化された汚水は再度ポンプアップされて簡易水洗として再利用されます。

トレンチ敷にはご覧の袋に入った改良土壌が56袋も荷上げされて、敷き詰められました。ヘリのピストン輸送に合わせての大忙しの、汗まみれ土まみれの作業でした。

トイレ棟の建物本体の柱も、ぎりぎりのタイミングで上がってきました。ようやくここまでやってきたという実感がわいてきます。基礎工事から建方工事へ、スタートを待つかのようです。

さあ、いよいよ建前の開始です。山の上にはクレーンはきてくれません。ボーズと呼ばれるカラマツの末口20センチの丸太を立ててクレーン代わりに鉄骨柱を吊り上げます。鳶さんの腕の見せ所です。