▲▲  2002 / 9 月  ▲▲

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NO32 稜線のピークは過ぎ、紅葉前線も里へ向かって下山開始です

2002/9/29

秋雨前線の北上に伴って、天候の悪化の予報がでた9/28,29の週末。しかし山の神様は写真のような素晴らしい秋の一日を、9/28の冷たい雨の中を登ってこられたお客様にプレゼントしてくれました。ご来光、紅葉、そして夕焼けも十二分に満喫できた最高の一日でした。稜線を行き交う全ての人が至福の時を過ごし、また一年後の紅葉との再開を誓って下山されたこと思います。紅葉は本当に人の心をなごませ,豊かにしてくれます。今週中は稜線付近もまだ楽しめると思いますが、今度は台風21号の動きが心配です。次の週末(10/5)ににかけて紅葉の中心も柏原新道の石畳付近、赤岩尾根の高千穂平周辺にと下降して行きそうです。種池山荘と針の木小屋の中間にある新越山荘は本年の営業を終了しました。最終日の9/28も7名様の最後のお客様をお迎えし、本日は全山紅葉の秋空の下、お送りすることができました。シーズン中は幸い大きな事故もなく、無事に小屋閉めできますこと厚く御礼申しあげます。

   P.S 

10/10と10/11のNHKニュース全国版 『おはよう日本』 (午前7時より)と

10/ 9,10/10の長野県ローカル 『信州600』 (午後6時より)の中にて、

爺ヶ岳.鹿島槍の中継が計画されています。お楽しみにして下さい。

雲海の下、大町は終日厚い雨雲に覆われましたが,雲上はご覧の晴天。(9/29:種池山荘より針ノ木岳)

種池山荘よりの種池平の紅葉と爺ヶ岳。数年ぶりの最高の紅葉もピークを過ぎようとしています。しっかり目に焼きつけた一日でした。(9/29)

日本山岳写真集団主催の写真教室:皆さん思わぬ天候の回復に大感激。高橋良行、加藤徳男両プロカメラマンの指導のもと終日シャッターを切り続けました。  9/29:種池山荘

次第にガスが上がり、黄葉満色のナナカマドの向こうには、鹿島槍が姿を現しました。中腹から上は全山紅葉です。(9/29)

赤く染まった種池山荘稜線の向こうに、針ノ木岳、蓮華岳。冷池山荘からの紅葉も目を見張るばかりでした。昨夜の雨が嘘のような9月最後の日曜日でした。       (9/29)

紅葉前線は早くも稜線から下りはじめました。もう少し小屋の周りで楽しみたいのですが。柏原新道の石畳付近まで下がって行っています。(9/29:種池山荘より)

冷池山荘前からの爺ヶ岳。山荘周囲は写真でみる以上にあざやかでした。お客様も大喜びで鹿島槍登頂に向かわれました(9/29)

秋色深まる冷池山荘。もうあさっては10月です。小屋閉めまでは20日あまりになってしまいました。名残惜しい秋の一日でした。

 

 

NO31 9/23には鹿島槍頂上で初雪が舞いました。

2002/9/25

前回9/23の情報で書きましたように、当日の霧雨は鹿島槍頂上では、やはり一時雪になったとの情報をテントのお客様からいただきました。当日は富士山でも初雪が舞い、白馬山荘では1cmの新雪が積もったとの報道もありました。鹿島槍周辺は舞った程度で翌朝は降雪を確認はできませんでした。もういつ雪があってもおかしくない季節になってきました。お客様の話では,厚いガスにつつまれた今朝も頂上方面では雪が少しパラパラしてたというお話がありました。これからは天気情報をしっかりと確認して的確な判断をして下さい。最近は周期的にお天気は変っています。9/24,25と強い冷え込みになり紅葉は更に加速しています。稜線はまもなくピークを迎えそうです。今年は本当にいい色がついて最高です。この冷え込みで稜線より下の2200m〜2400m付近でも赤く染まり始めました。

9/24は今秋一番の冷え込み(山荘で−3℃)で稜線のウラシマツツジも真っ白です。 ナナカマドも前夜の霧雨が凍り付いてしまいました。
種池平の草紅葉の向こうには、ナナカマドやミネカエデが染まった爺ヶ岳(9/24) 柏原新道上部の紅葉もよくなってきています。ナナカマドと針ノ木岳(9/25)
種池山荘裏側の紅葉と剣岳をねらう写真家が多くなる季節です。(9/25) まだまだいい色になります。鹿島槍の上には秋らしいレンズ雲が出現(9/24)
冷池山荘周辺もいい色合いになってきています。 連日の冷え込みで山荘のタンクも厚さ1cmを超える氷が。持つは種池の看板娘です。

 

NO30
2002/9/23

遅れ気味だった紅葉でしたが、9/19,20の冷え込みで信じられないくらいに一気に色が付いてきました。それもここ数年では一番ではないかと思われるものです。朝に夕にあっという間に変身を遂げていく大自然のステージにお客様もスタッフも大感激です。連休3日目の秋分の日は秋雨前線や突然出現した台風19号の影響が少し出て霧雨がパラつくあいにくのお天気になってしまいましたが、皆さん満足されての下山になりました。9/23の霧雨は夕方からは気温もかなり下がってきており、今夜は頂上方面の高い所では雪に変るかもしれません。順調にいけば山荘のある稜線では9/28(土)ごろが紅葉は一番の見頃になりそうです。体育の日の連休までは入り込みも一段落です。静かな山行が楽しめますので、ご計画ください。秋分の日連休は大勢のお客様にご来山いただきありがとうございました。

始まった黄葉、紅葉の向こうには抜けるような青空の下、立山連峰が見渡せました。連休初日は最高の一日でした(9/21)

種池山荘前のナナカマドも爺ヶ岳をバックに一気に黄葉。今年は虫食いや霜枯れもあまりなくきれいです。 (9/21)

遅れ気味だった種池平の二重山稜も、あっという間の変身です。ここ数年ではもっとも期待できそうな序盤の色付きです(9/21)

ドライフラワー状になったコバイケイソウを横目に、たくさんの登山者が爺ヶ岳そして冷池山荘をめざした3連休でした。

9/21は温度も高めで半袖の方も目立ちました。生ビール派の人のみならず、皆さんにとって最高の初秋の一日でした(種池山荘)

冷池山荘周辺も、いい色になってきました。やはりここ数年では一番いい感じです。鹿島槍もいっそう引き立ちます。(9/21:冷池)

連休2日目は高曇りの一日でしたが、紅葉の色合いは更に増しました。布引岳直下のダケカンバもいい色で期待大です。

草紅葉の鹿島槍。ハクサンイチゲやミヤマダイコンソウなどの草紅葉はまだ見栄えがありました。(9/22:布引岳頂上より)


 
NO29
2002/9/20 

先週末から今ひとつしっくりしない天候でしたが、9/18〜20は気持ちのいい晴天が続き気分も実にすっきりです。9/19と9/20には8/22以来実に久しぶりに氷も張り冷え込みました。9月に入ってから例年より暖かい感じで、紅葉の進行もやや遅れ気味の感がありましたが、これからはどんどんと進んでくれると思います。稜線の見頃は月末でしょうか。明日からの秋分の日の3連休は、先週の3連休よりは入り込みも、少し少ないような予約状況です。天候とも相談してお越しください。

9月20日は3日続きの快晴。稜線にはひんやりとした風が渡り、ぬけるような青空、いよいよ秋の気配が漂ってきました。

9月21日は中秋の名月になります。見ている間にもどんどん丸みをおびて行きます。(9/19)

柏原新道からの岩小屋沢岳東面。(9/19) 同じく扇沢の頭。紅葉はやや遅れ気味です
ゴゼンタチバナ 文字通り、シラタマノキになりました。
 

NO28 紅葉にはちょっと早いが、夏のにぎわいを取り戻した敬老の日3連休
2002/9/17 

当初は天気には恵まれるといった予報の今回の3連休でしたが、直前にはあっという間に秋雨前線が停滞してしまい、ちょっと雨が朝夕を中心にパラついたのは残念でした。しかし日中は晴れ間ものぞき、視界もきいたりしてお客様もそれなりに納得されてよかったです。紅葉はやや遅れている感じです。今週末からはどんどんと色がついてきてくれると思います。10月初旬まで大いに楽しめることでしょう。ところで、今秋は敬老の日、秋分の日、体育の日、文化の日と4回も3連休があるんですよね。あちこちの紅葉の山や渓谷を楽しんでください。敬老の日連休はたくさんのお客様ありがとうございました。これからしばらくは秋雨前線や台風の出現には要注意です。週末の度に乾燥した大きな移動性高気圧がやって来ればうれしいんですが。

環境

8/22には過去にない早さでもう初氷が張りました。 その後は霜も氷もありません。やや冷え込み弱いです

《天気》

敬老の日3連休は、ややぐずつき気味でした。9/17は終日土砂降りでした。明日からは回復傾向、週末もいい予報が出ているので大いに期待しています。

ここのところは、最低気温3℃、最高気温10℃ぐらいで した。

《花》

秋の花も名残の花をわずかに残すだけになりました。

  ✤✤  ヤマハハコ  ✤✤ ミヤマアキノキリンソウ  ✤✤ ミヤマトリカブト 

✤✤ハクサンボウフウ    ✤✤ オヤマリンドウ ✤✤  タテヤマアザミ

《紅葉》

例年山荘の在る稜線付近(2400m)の紅葉は9/25〜30頃がピークになります。その後は一日に60メートルぐらいの高さで下降して いきます。

紅葉は平年より若干遅れ気味のような感じです。一日中降り続いた9/17のまとまった雨で色も乗ってくることでしょう。

チングルマの葉も赤味を帯びてきています。

ダケカンバやナナカマドなどの樹林帯 は2500mぐらいで色が変りはじめたところです。

ゴゼンタチバナ、シラタマノキ、コケモモなど結実の季節です。

登山道の状況

支障ありません

登山者の方へのアドバイスや注意

すっかり日も短くなりました。早出早着を心掛けましょう

小屋の前庭に出れば、たいていの携帯電話は通じますのでご自宅に無事到着コールをなさって下さい。

夕立に注意、3時までには小屋へ着きましょう。 一番の雷対策は雲の様子や雷の音を聞き逃さずに早々に小屋へ入ることではないでしょうか。

天気が良ければ日差しはまだまだ強いです。日焼け、熱中症対策はしっかりとしてください。

水分補給はしっかりとりましょう。 脱水症、熱けいれんなど見られます。油断大敵です。

扇沢登山口の駐車スペースは、週末を中心に満車状態です。バス、タクシーの利用をお願いします。 秋分の日、体育の日3連休は相当に混み合います。

最近は予約率が高くなり山荘としても、助かっています。キャンセル料等もありませんので、お泊りの際はぜひご予約お願い致します。

朝方は5度ぐらいで寒いです。ジヤンバーが必要です。 これから日中の最高気温も15度をこえるのは秋晴れの時ぐらいでしょうか。

混雑状況

秋分の日の3連休は9/21(土)の種池山荘、 9/21(土)9/22(日)の冷池山荘の予約が増えてきました。 ここへ来てお天気の予報も良さそうなのでまあまあ込み合いそうな感じです。

 

爺ヶ岳の北面は2500メートルより上でやや色づいてきました(9/15)

冷池山荘(標高:2410m)のある辺りはまだほとんど紅葉は始まっていません(9/15)

色づき始めたオオカメノキ。(赤岩尾根上部にて:9/14)真っ赤になります。

爺ヶ岳のウラシマツツジの紅葉も盛りは過ぎた感じです。

連休中は朝晩ややぐずつきましたが皆さん元気に出発です。夏の間は明るかった午前5時半もまだこの暗さです。(9/15冷池山荘)

やや遅れ気味の色づきですが、個別にはご覧のようなナナカマドも。ナナカマドは赤くなるときと、黄色やオレンジに色づく場合も。

小雨の中種池山荘から新越山荘へ向かう途中で、爺ヶ岳を振り返りました。(9/16)

小雨もやみガスは切れ、岩小屋沢岳からは鹿島槍、五竜、白馬まで望めました。(9/16)

中央には新越山荘、正面には鳴沢岳、左に赤沢岳。こちらも紅葉はまだまだです。新越山荘は9/28(土)の宿泊までOKです

敬老の日連休はお盆以来久々に少し込み合いました。新越山荘周辺も間もなくダケカンバの黄色で染まります。(9/15)


NO27 草紅葉は今がピーク、本番はまだまだこれからが楽しみです。

2002/9/11  

 先週末はややぐずつきましたが、今週に入ってからはちょっと雲の多い日もありますが、まあまあのお天気です。温度はやや高めといった感じでしょうか?過ごしやすいです。そのせいか、稜線の木々の色の変化はちょっと一服といった感じです。稜線の紅葉の見頃は例年並の9月25日頃でしょうか。山荘のスタッフも大いに期待して皆楽しみに待っています。紅葉は本当に気持ちを豊かにしてなごませてくれます。日本に住んでいる幸せの一つです。皆さんは今年はどこの紅葉へ出掛けられるのでしょうか。

環境

8/22には過去にない早さでもう初氷が張りました。

《天気》

今週は、まぁまぁのお天気が続いています。

ここのところ連日、最低気温8℃、最高気温15℃ぐらいで、冷え込みは弱いです。

《花》

秋の花も名残の花をわずかに残すだけになりました。

  ✤✤  ヤマハハコ  ✤✤ ミヤマアキノキリンソウ  ✤✤ ミヤマトリカブト 

✤✤ハクサンボウフウ    ✤✤ オヤマリンドウ ✤✤  タテヤマアザミ

《紅葉》

例年山荘の在る稜線付近(2400m)の紅葉は9/25〜30頃がピークになります。その後は一日に60メートルぐらいの高さで下降して いきます。

爺ヶ岳稜線のウラシマツヅジはかなり赤くなり見頃を迎えました。

チングルマの葉やミヤマダイコンソウなども赤味を帯びてきています。

ダケカンバやナナカマドなどの樹林帯はやや色が変りはじめたところです。

登山道の状況

支障ありません

登山者の方へのアドバイスや注意

すっかり日も短くなりました。早出早着を心掛けましょう

小屋の前庭に出れば、たいていの携帯電話は通じますのでご自宅に無事到着コールをなさって下さい。

夕立に注意、3時までには小屋へ着きましょう。 一番の雷対策は雲の様子や雷の音を聞き逃さずに早々に小屋へ入ることではないでしょうか。

天気が良ければ日差しはまだまだ強いです。日焼け、熱中症対策はしっかりとしてください。

水分補給はしっかりとりましょう。 脱水症、熱けいれんなど見られます。油断大敵です。

扇沢登山口の駐車スペースは、週末を中心に満車状態です。バス、タクシーの利用をお願いします。

最近は予約率が高くなり山荘としても、助かっています。キャンセル料等もありませんので、お泊りの際はぜひご予約お願い致します。

朝方は10℃を下回り寒いくらいです。長袖が必要です。 これから日中の最高気温も20度をこえることはないでしょう。

混雑状況

敬老の日の3連休は9/14(土)の種池山荘、9/15(日)の冷池山荘がやや込み合いそうです。 ここへ来てお天気の予報も良さそうなので2〜3人グループの直前予約が多いです。

爺ヶ岳の上空に今秋初めて現れた、本格的なうろこ雲。まさしく秋の到来です。(9/9:冷池山荘より)

立山方面が朝焼けに染まりました。爺ヶ岳から新越山荘にかけては滝雲がかかり幻想的な光景でした(9/10)


冷池の周りのハクサンフウロの草紅葉も今がピークです。(上)

9/10のヘリ荷上げで新越山荘に、馴染みの大工さんが作ってくれた下駄箱が届き、玄関の周りも実にすっきりしました。9月の3連休には棚が全部うまるくらいたくさんのお客様をお待ちしています。9月の新越山荘方面は静かな山行が思う存分楽しめます。(右)


 
NO26  夏空戻り、晴天続いた鹿島槍
 
2002/9/4

8/25〜9/4まで、連続してもう11日間下の写真のような晴天が続いています。温度も高めに推移しており最高気温は20℃近くまで毎日上がっています。最低気温も10℃ぐらいであまり寒くはありません。一体、初氷が張った8/22頃のあの寒さは何だったの?と思うこの頃です。しかし秋の気配は確実に増えています。稜線の紅葉も8月の寒さの時は早まるのかな、と思いましたが、この暑さだとやっぱり平年並みの9月下旬に落ち着きそうな感じです。チングルマやミヤマダイコンソウの葉も赤みを帯びてきています。草紅葉は間もなく見頃を迎えます。近年は柏原新道上部の紅葉が人気です。10/10頃まで十分に楽しめますので、ぜひ山行計画にお加え下さい。長い間雨なしの晴天が続きましたので、そろそろパラついても不思議でありません。常日頃から天気予報はお見逃しなく!

冷池山荘前のナナカマドの葉も緑色が黄味色がかってきた感じです。(9/3早朝)

朝焼けにしても、盛夏の色とは明らかに違います。(右側の山は浅間山)


 
NO25

2002/9/2

一日遅れで8月のカレンダーを一枚めくると、そこには全山紅葉の北アルプスがありました。ああもう9月、もう、じきに紅葉が始まるんだ。カレンダーの上でも再実感した一日でした。稜線では日に日に秋の気配が漂ってきています。お客様からのお問い合わせでも小屋閉めの日程に関するものも増えてきました。気の早いダケカンバやナナカマドの葉が一枚、二枚と色づき、そのうちに点から面へと紅葉は広がっていきます。柏原新道の上部、種池山荘近辺、布引平(冷池山荘テント場の先)、赤岩尾根上部などは絶好の被写体を今年も提供してくれることと思います。9/28,29,30には種池山荘にて山岳写真教室も開催されますので当方にお問い合わせ下さい。

本年の営業 新越山荘 9/28(土)のご宿泊までOK!です

        冷池山荘10/19(土)    〃

        種池山荘11/ 3(日)    〃

環境

《天気》

8/22には過去にない早さでもう初氷が張りました。

8/25以降は夏空がもどり、日中は温度も高いです。最高気温も20℃ぐらいまで上がり稜線でも暑いくらいです。

8/25〜9/2まで、一週間以上も晴天が続きましたが、今週後半にかけては少しだけパラつくような予報も。

《花》

秋の花も最盛期を過ぎようとしています。

草紅葉も始まりウラシマツツジもどんどんと赤みを帯びてきています。

例年山荘の在る稜線付近の紅葉は9/25〜30頃がピークになります。その後は一日に60メートルぐらいの高さで下降してきます。

✤✤ハクサンフウロ   ✤✤  ヤマハハコ  ✤✤ ミヤマアキノキリンソウ  ✤✤ ミヤマトリカブト 

✤✤ハクサンボウフウ ✤✤ トウヤクリンドウ ✤✤  ミヤマコゴメグサ     ✤✤ オヤマリンドウ 

✤✤ウサギギク

 

登山道の状況

支障ありません

針の木雪渓は上部は夏道が出ています。中間部は残雪の上を300メートルぐらい歩きます。 今年は例年より遅くまで残っている感じです。

 

登山者の方へのアドバイスや注意

小屋の前庭に出れば、たいていの携帯電話は通じますのでご自宅に無事到着コールをなさって下さい。

夕立に注意、3時までには小屋へ着きましょう。 一番の雷対策は雲の様子や雷の音を聞き逃さずに早々に小屋へ入ることではないでしょうか。

天気が良ければ日差しはまだまだ強いです。日焼け、熱中症対策はしっかりとしてください。

水分補給はしっかりとりましょう。 脱水症、熱けいれんなど見られます。油断大敵です。

扇沢登山口の駐車スペースは、週末を中心に満車状態です。バス、タクシーの利用をお願いします。

最近は予約率が高くなり山荘としても、助かっています。キャンセル料等もありませんので、お泊りの際はぜひご予約お願い致します。

朝方は10℃を下回り寒いくらいです。長袖が必要です。 これから日中の最高気温も20度をこえることはないでしょう。

混雑状況

今週末は9/7(土)の冷池山荘だけがやや込み合いそうです。他の日はどの小屋も空いています。

9月の2回の3連休の、ご予約も多くなってきました。9/14(土)と9/21(土)は種池山荘、9/15(日)と9/22(日)は冷池山荘が多くなってきました。紅葉シーズンとも重なりいずれもかなり込み合いそうです。

新越山荘を出て30分、鳴沢岳の岩壁に当たる朝陽がまぶしい。後方には目指す針の木岳

新越山荘のスタッフ:熊谷 誠が秋休みで針の木岳を縦走してきた際の写真です。9/1は無風快晴の最高のお天気に恵まれ、北アルプスの大パノラマを十二分に満喫しました。

前夜、新越山荘にお泊りになったお客様もみなさん元気に赤沢岳に到着です。ここからは白馬連峰、槍穂高、眼下には黒部ダム湖、そして遠くには富士山,白山まで望めました。(9/1:後方は立山連峰)

赤沢岳を過ぎると岩場が続きます。慎重に下りましょう(下の写真)

眼下にはまだ日影の中に黒部ダム湖、左上には薬師岳、中央のはるか向こうには白山を望む(赤沢岳山頂にて)

スバリ岳まで来ると、針の木岳の鋭鋒も間近になってきます。

針の木岳頂上から振り返ると、手前にはスバリ、赤沢、鳴沢岳そして遠く鹿島槍、五竜、白馬の峰峰が連なる

黒部ダム湖と剣立山連峰の大パノラマ

針の木雪渓方向を望む。雪の心配はあまり要りません。