▲▲  最 新 情 報    : 2019 / 4月・5月  ▲▲

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NO 2321  大荒れの連休スタート。

2019 4/ 27(土) A.M5:00

  大型連休“10連休”の初日は、予報どおりの猛吹雪でのスタートです。昨夜から降り始めた雪は、冷池山荘の周りで5時現在10センチぐらいと思われますが、風が強くて吹き飛ばされており、正確なところはわかりません。冬型気圧配置が強まっており、今日一日は猛烈な暴風雪が吹き荒れると思われます。

  爺ヶ岳主稜線などはとても歩ける状態とは思えません。本日登山を計画されている方は中止していただきたいと思います。 絶対に無理な行動はしないでください。

暴風雪の朝です。早い回復を祈るばかりです。
樹林帯の小屋の周りと違い、吹きっさらしの主稜線では目もあけらられないくらいだと思われます。とても歩けられる状況ではありません。
玄関まで無事に完了した除雪作業でしたが、今日の降雪で埋まってしまいませんように!

NO 2320  お天気も一服へ。

2019 4/ 23(火)

  まるまる4日間続いたおだやかな春山日和でしたが、明日からしばらくは雨の時間帯が多くなりそうです。暖かな雨だと残雪表面に溜まっている春雪の雪消えのスピードはさらにアップしそうな感じです。そしてこの雨のあとには今度は寒気が流れ込みそうで、夜7時前のNHK気象情報を見ていても、土曜日あたりはやっぱり雪の気配が濃厚みたい・・・  

  明日からの崩れを前に、今日も除雪に営業準備にと余念のない一日となりました。

薄っすらと朝焼けでスタート。
連日の晴天と温度上昇で、爺ヶ岳の北側斜面も黒い部分が増えました。
ここ数年残雪の少ない年が目立ちましたが、今季は鹿島槍東尾根の中間帯もまあまあの残雪量。
今のところ赤岩尾根の最上部の雪量も十分。冷乗越の雪庇も大きく張り出しています。 なお赤岩尾根の最上部は新雪が大量に降ったあとは雪崩に要注意です。過去にもG.W中に雪崩事故が起きています。また転滑落にも要注意です。
小屋前の除雪作業は順調に進んでいます。でも玄関までにはまだまだ・・・
小屋の裏側は除雪機がやって来るまでは人力での除雪作業です。みんなで頑張ってます!

NO 2319  冷池山荘へ入山。

2019 4/ 22(月)

  ご報告が遅れてしまいましたが、先週末の土曜日に無事に冷池山荘への入山そして小屋開けが完了いたしました。毎シーズン4月の小屋開けのときだけは、荷物ともどもスタッフもヘリコプターのお世話になっての速攻入山です。そして今日まで3日間は快晴の下、山荘の外では除雪作業、雪掘り作業に、小屋の中では片付けとゴールデンウィークへ向けての準備にスタッフで手分けして当っております。順調な入山、小屋開け作業のおかげで、予定通りに冷池山荘のみ4月27日(土)〜5月6日(月)までの“10連休”中の営業を行ないます。

  なお明後日からはお天気も一服してしばらく雨模様になるみたい・・・ そして大型連休の初っ端の4月27日〜28日あたりにかけては、冬型の気圧配置、降雪が予想されそうな北日本の山々そして後立山連峰の峰々です。決して無理はなさらず、超長〜い連休ですので、しっかりと予報を見て、安定した期間をねらって爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を目指していただきたいものです。北アルプスはまだまだ完全な冬山の領域にあります。

小屋周りの雪は多いものの、最上部は3月中旬以降の“春雪”の重なりですので、柔らかく除雪作業もはかどっています。このあとは掘るにつれて滅茶苦茶堅い氷の層が幾層にも渡って現れてこないか心配です。
ひさしもすっかり現れて、屋根にかかる雪の圧力から小屋も開放されました。
空撮による爺ヶ岳北側斜面。いちばん右側の峰が爺ヶ岳南峰。(4/20)
鹿島槍ヶ岳北峰と直下に荒沢奥壁。東尾根も天狗尾根も今春は下から雪が残っています。(4/20)
剱岳立山稜線の空撮。(4/20)

NO 2318  赤岩尾根の取り付き現況。

2019 4/ 18(木)

  大町でも南部ではいよいよソメイヨシノも開花して、本格的な春がやってきたようです。平成時代もあと10日余りになってしまい、どこか名残惜しさも感じるこの頃です。気象庁からは大型連休中の予報も出たようですが、来週の高温傾向のあとは、お天気は周期的に変わるといった当然と言えば当然と言った内容のようです。しっかりとお天気確認をされた上で、全国各所の山々を楽しんでいただきたいものです。

  さて入山準備の合い間をぬって、今日は大谷原から赤岩尾根登山口の西俣出合間の偵察に行ってきました。除雪も済み大谷原まで車輌は入ることができます。その後西俣出合までの工事用道路は、まだ全線雪に覆われています。またこの時季の赤岩尾根夏山登山道の取り付きは深い雪の斜面の中にあるため、通常では残雪期の赤岩尾根への取り付きは尾根の末端から入ります。例年でしたらその末端へは、爺ヶ岳の西沢から発生した雪崩のデブリを橋代わりにして、沢を渡るわけですが、今春は雪崩の規模が小さく、ギリギリで手前側の岸に到達している状況です。もしかしたら連休に入るころには、手前側の薄い部分のデブリは落ちてしまい、小さな流れを渡渉しなければいけないかもしれません。大雨でも降った後には水量も多くなると思われますので、渡渉する場合は各人の適切な判断の下で、十二分に注意の上で対岸へ渡って、赤岩尾根に取り付いてください。 大谷原から西俣出合までずうっと残雪の上を、往復3時間、なかなか当方での確認作業もままなりませんので入下山される方はご留意ください。

  なお間違えて北股本谷に入り込んだり、意図せず西沢にはいってしまうといった事例が毎年のようにあります。しっかりと地図読みをお願いします。また赤岩尾根は春山での転滑落事故多いですし、最上部 の雪壁は大量の新雪時には雪崩発生の恐れがありますので十分に注意ください。

はるか奥に見える爺ヶ岳北峰から出た雪崩はもう少し規模が大きければ、手前側の岸までしっかりと到達してたのですが、ギリギリといったところです。手前の沢の流れに落ちないように気をつけて渡ってください。赤岩尾根へはデブリを渡って末端から右斜上する。(4/18)
その部分を下流側から見たところ。流れの上の残雪の厚みがありません。(4/18)
その部分を上流側からみたところ。踏み抜きに注意。(4/18)
一昨日の偵察山行にて。爺ヶ岳頂上からの冷池山荘。3月以降の降雪で小屋周りの雪多し。(4/16)

NO 2317  残雪は多めで、春山らしく。

2019 4/ 16(火)

  久しぶりに大町にも暖かさが戻り、春爛漫といった様相の一日となりました。もう4月も16日になるんですね・・・ そしてあと10日もすれば、かの“10連休”入りです!

  今日は後立山連峰も昨日の暴風雪から一転して、安定した天気が予想されたので、ウチの若い衆が扇沢出合から爺ヶ岳南尾根を直登して、爺ヶ岳南峰まで様子を見にいってきてくれました。いつもならこの時季、柏原新道の最下部は夏道が現れているのですが、3月中旬以降のほぼ2日おきといった感じでの降雪のため、今年は登山口からずっと 夏道は雪の下に隠れている状態です。その後も例年なら雪が消えてササや藪が出ているような南尾根の中間帯もほぼ雪に覆われている状態です。ただそれはそれでかえって歩きやすいようです。ジャンクションピーク付近も例年になく積雪は多めで、その先爺ヶ岳南峰までの尾根筋にも、今日現在はしっかりと雪が付いているといった状況で、総じて積雪は多めになっています。

  爺ヶ岳南峰頂上から見る冷池山荘へと向かう爺ヶ岳の裏側斜面も現在は全面雪の斜面になっていますが、お天気が続くと夏道も所々で出現しそうな感じのようです。

  なお昨日の当最新情報では、昨朝のテレビ番組での某気象予報士情報から、来週にはまたまた寒の戻りがやって来そう!なんて書きましたが、昨日午後発表の気象庁予報では来週は西日本 から関東北陸あたりまで温度は上がりそう!なんてことになっていました。プロでさえ一日のなかでもこんなに予想が変わってしまうのですから、来週そして“10連休”のお天気なんて直前にならなきゃ、私ども素人にはなかなかわかるはずもありません。“10連休”に関しては、しっかりと10連休を享受できる皆さんは、直前までしっかりと気象情報をチェックされて、もっとも安定した期間をチョイスしていただきたいと思います。

  ここ数年少雪だったり、雪解けが早かったりで、春山登山の醍醐味を今ひとつ満喫できないゴールデンウィークが多かったように思いますが、今年はこのあとの天候にもよりますが、快適な残雪の稜線歩きを楽しめそうです。なおこの時季の 爺ヶ岳登頂や赤岩尾根の一部では、夏山とはルートやコース取りも違います。小屋のスタッフがいかなる条件下で、だれにでもわかるように赤旗や赤布を付けて、冷池山荘までのコースを誘導することはできません。 雪が降ってもトレースをつけるようなこともできませんしいたしません。各人が責任をもってコースを判断し、ルート工作をしてお越しくださるようお願いいたします。 当H.Pの今までの情報や各種ガイドブック、各種記録等をご覧になって確認くださいませ。

爺ヶ岳南尾根全景。(扇沢駅より)
夏道が現れてベンチに腰掛けられるような年も多い、“八ッ見ベンチ”付近も、まだまだ1m近い積雪
右側のジャンクションピークを目指して登るが、雪庇そのものの張り出しはいつもより小さめ。
ジャンクションピークを過ぎ爺ヶ岳南峰へ向かう。
いつもより積雪多い南峰に到着。やっぱり鹿島槍ヶ岳はサイコー!
南峰頂上から冷池山荘までは正面の爺ヶ岳中央峰と北峰を越えてまだ2時間近い縦走が必要。

NO 2316  立山黒部アルペンルート開通。

2019 4/ 15(月)

  昨年の11月いっぱいで冬期閉鎖になっていた立山黒部アルペンルートは本日より再開になりました。ただ今日も北アルプス北部は雪模様で、立山室堂から先は吹雪のため、富山への通り抜けはできなかったみたい・・・  ただ明日はお天気も安定しそうですので、大町〜富山間の全通、雪の大谷の見学もだいじょうそうですね! 近年外国人観光客に大人気の“雪の大谷”からも、明日は好天下、大歓声が聞こえてきそうです

  なお標高1400mぐらいの扇沢周辺の積雪は平年よりもやや多めってところでしょうか。3月後半から4月前半の度重なる降雪によって、主稜線など標高の高い所ほど、積雪は平年よりも多めと見ています。今朝も気象関連の情報を聞いていると来週もまたまた“寒の戻り”がやってくるかも? といったお話しでした。 大町の平地でも昨日も今日も報道で言われるほど温度は上がらず、肌寒さが続いています。当然のことながら後立山連峰稜線の雪消えのスピードは上がっていません。

  大型連休までも2週間! 今年の“10連休”にはどんなお天気が待っているのでしょうかね・・・  

 

扇沢の爺ヶ岳登山口。(4/15)
今日も雪が舞う扇沢駅。(4/15)
G.Wに向けて遭難対策協会から頼まれ登山相談所のハウスを運んで設置してきました。(4/15)

NO 2315  安曇野までサクラ前線到来。

2019 4/ 13(土)

  今週は寒がまたまた戻り、小雪の舞う肌寒い日が多かった1週間となりました。そんな中、週末を迎え今日の日中はようやく平年並みの暖かさに戻った北アルプス山麓の大町です。

  このところの雪模様で、岳の主稜線は白さを増しています。先日は長野県警からも、ゴールデンウィークに向けての山岳地帯の積雪情報が発表されましたが、総じて平年より主稜線は多めといった内容でした。2月頃の少雪傾向とはまったく逆転していますので、ご注意願いたいと思います。

  さて今日は所用で安曇野のほうに行って参りましたが、穂高近辺でも明日にはソメイヨシノも開花しそうな感じまでつぼみが赤味を帯びてきていました。明日の夕方から週初めはまた雨模様で温度も低そうですが、そのあとは温度も上昇傾向のようですので、来週後半にかけてはサクラ前線も大きく北上! 大町、北安曇地方にも到達しそうな感じになって参りました。春山入山に向けて気忙しさも増します。

安曇野より見る爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳。(4/13)
燕岳稜線。(4/13)
なんというサクラでしょうか・・・ まもなく百花繚乱の季節到来です。(4/13)

NO 2314  昨年の今頃は・・・

2019 4/ 6(土)

  昨日は各所で温度が上がり、大町でも最高19.1℃まで上昇して、春がまた戻ってきてくれた感じの一日となりました。そして週末の今日は昨晩から今朝方までのしぐれ模様も上がって、昨日に続いて穏やかな春日和となっています。

  昨日は仙台や岩手県の大船渡市でもサクラの開花宣言があって、確実にサクラ前線も北上を進めているようですが、何回もの寒の戻りがあった長野県内では、サクラ前線の歩みも当初の予想よりも遅れ気味のようで、これはこれで私にはうれしいことです。昨年の今日なんて大町でも市内のソメイヨシノのポイントである昭和電工前や大町西小校庭でも開花してしまう有り様でした。

  地球温暖化が進み、大町でも近年は4/15前に開花してしまうようなことが、不思議でなくなってしまいましたが、本来はいくら早くても4/25頃の開花でなくちゃいけません・・・   

  なお昨晩の県内ニュースでは、各社が黒部立山アルペンルートのオープンへ向けての、準備風景の映像を流していましたが、立山室堂の積雪は平年よりも少しだけ少ないくらいのようです。昨夜も後立山連峰の主稜線は降雪だったようですが、今夜から明日にかけても主稜線はまたまた降雪予想、そのあと来週も週を通して温度は結構低いみたい・・・ 4回目の“寒の戻り” でしょうか。

  全部の車のタイヤ交換も、水道の凍結防止帯を切るのも、もう少し後回しにしましょう。先日はホームセンターで買い求めてきたお花を、玄関先に出しっ放しで霜ですっかり焼いてしまう失敗をしたばかりです・・・      (写真は昨日4/5)  

水温むにはまだまだ遠い信州の春。
赤沢岳〜鳴沢岳〜岩小屋沢岳稜線。
五竜岳
鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳

NO 2313  反動。

2019 4/ 2(火)

   今日は最高気温が平年よりも10度以上も低い、1.1度という肌寒い一日・・・ 昼前からは雪も舞い始め、夕方以降は結構いい感じの降り方になっている大町です。3月の後半以降は今回で3回目の本格的な“寒の戻り”です。2月から3月前半は温度も高めに推移し、全然と言っていいほど降らなかった雪も、3月後半以降は決して大した量ではないんですが、ちょこちょこちょこちょこ降って幾度となく白くしています。

   平地の大町がそんな具合ですので、冬の間じゅう降雪が例年になく少ない少ないと言い続けてきた後立山連峰の積雪はここへ来ては、明らかに増してきている感じです。昨年の今頃の写真と見比べても、主稜線は積雪が多めの感じになってきました。明後日以降はまた温度も上がりそうですが、来週はまたまた寒の戻りがあっても不思議でないような予想天気図・・・・ いつも言うんですが、降る時に降らなきゃダメだし、冷える時に冷えなきゃダメです。 何の世界でも必ず反動がやってくるものですね・・・・ ゴールデンウィーク寒波なんていうものも心配になってきます。   

肌寒い一日。(4/2)