▲▲  最 新 情 報    : 2019 / 1月・2月・3月  ▲▲

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NO 2312  気温の乱高下続きそう。。。

2019 3/ 26(火)

   先週末にはまたまた温度が急降下して、3センチほどの新雪もあった大町界隈でしたが、昨日そして今日と暖かさも戻り、春の日差しが降りそそぎます。 ただ今夜も、そして明日の夜もまた雪が舞いそうとか・・・ さらにさらに今度の週末には、もっと強い?寒気が南下してきそうとのこと・・・  2月と3月前半がやたら暖かく、さらに雪もほとんど降らなかったので、ここへ来ての度重なる寒の戻りや降雪には、体調を崩されている方も多いように聞いております。皆さんもご自愛いただきたいと思います。

  さて大町警察暑管内の北アルプスでは、3月に入ってから遭難が結構多発しており、長野県警ヘリの 『やまびこ』 が、大町上空を飛びかう姿が度々見受けられます。3月前半には山スキーやボードのスキー場場外での死傷遭難の続発、また先週末は大雨の降った後の冷え込みで、斜面が凍結した八方尾根で、別々のパーティの3人が相次いで滑落して救助された事故もありました。また鹿島槍ヶ岳においても、下山予定日を過ぎ連絡が取れなくなった不明パーティがあるようで、連日捜索に当っていただいているようです。登山者のご無事を祈るばかりです・・・  

  平年に比較して明らかに雪が少なく、1ヶ月近く季節が前倒しで進んでいる感じを受ける北アルプスですが、まだまだ真冬の領域であることには違いありません。来週には平成に代わる新しい元号も発表され、新時代への明るい期待、華やいだ雰囲気のなかで、やたらと長く 少々困惑の10連休へとつながって行くわけですが、岳の厳しさは何ら変わりませんので、天候等の安定した期間を見計らって、しっかりとした計画準備にてG.W登山をお楽しみいただきたいと思います。       (写真はいずれも昨日)

後立山連峰の峰峰。
爺ヶ岳南峰から南尾根が伸びる。
爺ヶ岳の南峰と中央峰。
鹿島槍ヶ岳と手前に見えるは爺ヶ岳東尾根。
ビニールシートがしっかりと張り直されたハウスにはまもなくモミがまかれた育苗箱が並びます。

NO 2311  プチ“三寒四温”。

2019 3/ 19(火)

   先週の後半は少しだけ寒さがもどった大町界隈でしたが、ご近所の皆さんが騒ぐほどのものではなく、本当にプチ“寒の戻り”といったところでした。ただ日曜の朝も月曜の朝も大町市街地でも1センチほどですが新雪もあり、黄砂で少し汚れていた北アルプスの峰々も先日のまとまった降雪以降白さを増しており、見ていても清々しさを覚えます。

  暑さ寒さも彼岸までではないですが、3月も残すところ10日余り・・・ 今年の寒気では、もう寒の戻りも知れたものでしょうか・・・  また4月の冷池山荘小屋開け入山迄も、1ヶ月ほどになってしまいました。昨日には四国の宇和島で全国のトップを切ってソメイヨシノが開花したなんていうニュースが流れていましたが、サクラ前線の北上とともに何かと気忙しさが増す季節を迎えました。

 3/14の雪は消えてしまいましたが、その後もパラパラと白くするこの頃です。(3/18)
大町市郊外木崎湖畔にて。 (3/18)

NO 2310  久しぶりに安心の峰々。

2019 3/ 15(金)

   昨日はまだ雪雲が取れなかった後立山連峰の峰々でしたが。今日はくっきりと姿を見せてくれました。先日までは黒い岩肌がやたらと目立っていた鹿島槍ヶ岳や五竜岳も昨日の大量の新雪で厳冬期並みの白さを取り戻し、どこか誇らしげでした。

  ただお天気の崩れは早いようで、午後には早々に雨なのか雪なのか、灰色のカーテンが閉じられてしまいました。明日あさってはどうやらまた雪になりそうな後立山連峰の山々です。

大町の平地部でも今週末は雪がふたたび降るでしょうか? (3/15)
ゴールデンウィークまでまだ1ヶ月以上もあるので、岳はまだまだ積雪を増して欲しい少雪状態の今春です。鹿島槍ヶ岳。 (3/15)
今冬は少雪で爺ヶ岳の雪形“種まき爺さん”も、岩肌が結構見えていましたが、今日はきれいに姿を消してくれました。 (3/15)
五竜岳も白さを増しました。こうでなくちゃ! (3/15)
一昨日の時点では雪がほとんど消えてしまっていた木崎湖周辺の前山も白さを取りもどしてくれました。真ん中奥には鹿島槍の双耳峰が見える。 (3/15)

NO 2309  今さらの雪ですが・・・

2019 3/ 14(木)

   前回まとまった雪が降ったのは、建国記念の日3連休初日の10センチ。今朝はそれ以来のまとまった降雪になった大町市街地の北部にある我が家周辺です。25センチほどの新雪は、今さらと言った感じの今冬最高降雪量に・・・・ 朝は久しぶりの雪かきで汗を流すことができました。

  ところでご報告もできないままでいましたが、実は爺ガ岳スキー場は雪不足のために、今季の営業は3月4日を持って終了しており、パウダーパフの営業もすでに終わっておりました。今日の降雪が、あと10日も早ければ、もう少し長くやれたんですが・・・・ なかなかうまくいきません。

  なお 今週末ももう少し降雪がありそうですし、お彼岸の終わる23日、24日辺りにも強い寒気が南下する可能性があるみたいですので、降雪が期待できそうですかね。何しろいろんな情報からも北アルプス稜線も、例年に比べてかなり雪が少ないみたいですので、もっともっと降ってもらわないといけません。ゴールデンウィーク登山のことを考えても、積雪量が極端に少ないと、かえって歩きにくいし、ルートの取り方も何かと例年と違うようになってしまい、説明ひとつするにしてもたいへんです。夏山とは全然違いますので・・・・   

  とは言っても、今回の雪も大根は“春雪”・・・・  市街地の雪は明日には消え去ってしまいそうですね。 これからでもまだまだ積雪を増して、快適な雪稜歩きが楽しめるゴールデンウィークになってほしいものです。ゴールデンウィークの山荘営業は冷池山荘のみ、4月27日(土)〜5月6日(月)の10連休中開設する予定です。

昨日の夕方から久しぶりにまとっまた降雪になった大町界隈です。(3/13)
ただ春の雪は地温も上がっているし、日差しも強くなっているし、消え去るのも早いです。(3/14)

NO 2308  もう春本番でしょうか?

2019 2/ 24(日)

   よもやここまで降らないとは・・・・ もうあきらめの境地です。2月の大町の降雪は累計でたったの16.5センチだけ・・・・ なんとか暮れから根雪が続いていた我が家のまわりの雪も一昨日には日影や雪かきで押し寄せられた雪の山を除いて、消え去ってしまいました。温度を見てもここ1週間の暖かさはひどいものです。まだ3月もあるわけですが、今冬の暖冬は平成18〜19年冬の大 暖冬に匹敵する暖冬で終わりそうな北アルプス山麓です。

  爺ガ岳スキー場も1月後半の降雪と建国記念の日連休前後の冷え込み続きで、なんとかゲレンデも持ちこたえてきましたが、今のままでは3月の春スキーは相当に厳しくなりそうな気配です。同様に北アルプス主稜線の雪も、下から見ていても積雪にボリューム感はまったく感じられないし、またいろんな情報からもかなり少なさそうです。 これから先どうなっていってしまうんでしょうか? 新聞やテレビから “春の訪れ” のニュースが届くたびに、ため息がまたひとつ出るこのごろです。

大町市街地北部に位置する我が家の周りの田んぼの雪はすべて消え去ってしまいました。例年より3週間から4週間も早い根雪の解消です。(2/24)
例年なら下から見ていても、大きく張り出しているのがわかる鹿島槍南峰〜布引岳稜線(上)の雪庇も、岩小屋沢岳稜線(下)の雪庇も、今冬はいたって小さく観察されるだけです。(2/24)
来週は3月入り!なんとか降雪が欲しい爺ガ岳スキー場ですが、このあともなかなか冬型気圧配置が期待できないみたい・・・・ (2/24)

NO 2307  スキーシーズンも後半戦へ。

2019 2/ 10(日)

   大町でもここ数日は温度低めの日が続いていますが、まあそれなりのこの時季の気温傾向でしょうか・・・  北海道にしても史上最強うんぬんを標榜して大騒ぎするのは、東京のマスコミだけのような気がしてなりません。

  暮れからずうっと少雪傾向で、気をもんできた爺ガ岳スキー場も1月後半からはようやく、積雪も安定してきて、昨日からの建国記念の日3連休も、ようやく安心して迎えることができました。初日は東京の大雪?騒ぎや、北海道の史上最強寒波?騒動の影響か、入り込みも今ひとつでしたが、3連休の中日の今日は、数年ぶりに大入りの爺ガ岳スキー場でした。パウダーパフもおかげ様で今日はフル回転でピザを焼き続けました。

  スキーシーズンもいいところ、あと一ヶ月あまりになってしまいました。ぜひお出かけになっていただきたいものです。

  なお一昨日から昨朝にかけての雨模様後の冷え込みで、爺ガ岳スキー場でもゲレンデがかなり凍ったような感じでしたが、高い山岳地帯でも同様だったのでしょうか。県内山岳では、中央アルプスにおいて、滑落しての残念な死亡遭難が相次いでしまいました。真冬でも中部山岳でも降雨そして凍結といった最大限注意を払わなければならないような、最悪の気象条件もありますのでご注意いただきたいものです。

今シーズンいちばんのにぎわいになった爺ガ岳スキー場でした。(2/10)

NO 2306  ようやく冬らしく・・・

2019 1/ 26(土)

  もう来週は2月に入ってしまいますが、雪不足にあえいでいた爺ガ岳スキー場もここへきてようやく雪降りの回りが良くなってきた感じです。市街地でも22日には20センチ近い新雪が降って、今冬初めて雪かきらしい雪かきでみなさん汗を流したのではないでしょうか。そして今夜から来週にかけても、雪が降りやすいようですので、遅ればせながら、大町にも本物の冬がやってきたようです。これから2月10日ごろまでがもっとも冷え込みも強い時季です。インフルエンザも猛威をふるっているようですので、みなさんお体ご自愛くださいませ。

爺ガ岳スキー場も安心して2月を迎えられる積雪量になりました。(1/26)
まだまだいたって積雪が少ない今冬の大町です。(1/25)
後立山連峰の峰々ははっきりと姿を見せませんが、裏銀座連峰の烏帽子岳がひょっこり。(1/25)

NO 2305  まもなく大寒ですが・・・

2019 1/ 18(金)

   あさっての20日には早くも大寒を迎えますが、相変わらず本格的な冬を体感することができない今年の信州です。今朝の信濃毎日新聞の記事でも、長野県内の降雪量も観測されるアメダスポイント13箇所のうち、平年を上回る累計降雪量を観測しているのは飯山市だけのようです。長野県の中部に位置する諏訪が昨日まででたったの2センチ(平年比7%)、松本市が3センチ(平年比17%)、軽井沢も3センチ(平年8%)、県内南部とはいえ飯田市がゼロcm・・・・  いろいろと冬のイベントにも影響が出ているみたいです。

   大町市街地の北はずれに位置する我が家は昨日までで、累計43センチですからまだマシな方でしょうか? でも感覚的には平年の半分以下っていったところですかね。あさってから来週にかけて、また2月の初めにかけても寒気が流入しやすくなるようですが、どんな大寒になってくれるでしょうか。

   ちなみに今朝は期待以上の降雪があって、少雪に気をもむ爺ガ岳スキー場もなんとか安心して今週末を迎えられます。今日も元気に地元の小学校の子供たちがスキー教室にやってきてくれました。

NO 2304  天気に恵まれそうな3連休。

2019 1/ 12(土)

  一昨日はマイナス14.5度まで下がって今冬一番の冷え込みを観測した大町ですが、相変わらず降雪の少ない今冬の前半戦です。1/9には少し降雪があり、爺ガ岳スキー場も再開してくれたものの、積雪は少ないままです。この3連休もなんとか乗り切ってほしいというのが本音です。

  なおこの3連休は比較的お天気も安定しそうで、北アルプスへ入山された方もいらっしゃるのではないでしょうか。後立山連峰も2000mぐらいから上部はまあまあ積雪もあるみたい・・・ 下から見ているだけでなく岳へも行きたいですね。

おだやかに成人の日3連休スタート!(1/12)
爺ヶ岳(1/12)

NO 2303  予想通りの暖冬??

2019 1/ 6(日)

  暮れからは終日マイナスの真冬日の日も続いたり、最低気温がマイナス12度まで下がるような日も現れてはまいりましたが・・・・ とにかくまともに雪が降らない大町界隈です。当ってほしくない気象庁の暖冬予想が、大的中の今冬の前半です。おかげで爺ガ岳スキー場は積雪不足のため、本日いったん営業中止となってしまいました。申しわけありませんがパウダーパフも中止にさせていただきました。まとまった降雪と爺ガ岳スキー場の再開を待ちたいです・・・

  近年は松本の冬が東京並みの冬になってしまっていますが、もう大町の冬もその程度になってしまうのでしょうか・・・

NO 2302  明けましておめでとうございます。

2019 1/ 2(水)

  新年明けましておめでとうございます。暮れに大騒ぎした“寒波到来”も、本格的な降雪はほとんど伴なうことなく、相変わらず少雪状態が続く大町界隈です。おかげで北アルプスを中心に長野県内では、越年登山による遭難報道がほとんど伝わってこないのは朗報かと思います。

  皆さんお住まいの地方ではいかが新年をお迎えになられたでしょうか。本年は平成時代最後の年になるわけですが、おだやかに平成を締めくくる年になってほしいものですね。ここ数年の夏山シーズンを思い起こせば天候不順のイメージしか思い出せないのですが、今夏はお天気に恵まれて、新時代の到来にふさわしい夏山シーンを迎えたいものです。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

  なお超少雪のなか、爺ガ岳スキー場もなんとか一部滑走になり、パウダーパフもオープンしておりますが、ひたすら雪を乞う毎日です。お近くの皆様はぜひともお出かけください。

新しい時代を迎えるにふさわしく、紅く染まる元旦の朝。(1/1)
本年も鹿島槍ヶ岳が皆様をお待ち申し上げます。(1/1)