▲▲  最 新 情 報    : 2018 / 11月・12月  ▲▲

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NO 2300  ようやく寒くはなってきたものの・・・

2018 12/ 11(火)

   新潟から青森あたりにかけては、今冬最初のまとっまた降雪になった先週末の寒波到来でしたが、長野県内は大した降雪にならず、恩恵を受けたのは野沢温泉スキー場ぐらいだったでしょうか。大糸線沿線の北アルプス山麓にいたってはほとんど降雪は無く、大町でもちらちらと風花が舞ったくらいでした。そのため北アルプス山麓のスキー場はまだどこもオープンできてないのではないでしょうか・・・・

  ただようやく温度そのものは下がりはじめて、師走っぽくなってきた感じです。今夜は南岸低気圧の通過で、関東近辺でも箱根や富士吉田あたりでは積雪の可能性がでてきました。今冬はまだちらちらと3回ほど舞っただけの大町も今夜から明朝にかけては、今季初のまとまった降雪になるやも・・・・ 期待したいものです。また低気圧通過後も冬型になるようですので、そちらも期待ですね。車のタイヤもはき替えたし、雪かき道具も出したし、除雪車の準備もOK!です。

日中は最高気温で3度台の肌寒い一日でしたが、なんとかお天気はもってくれました。(12/11)
今夜からの降雪で鹿島槍ヶ岳は厳冬期の表情へと変わっていくでしょう。(12/11)
五竜岳と白岳は今回の雪でかなり白さを増しました。(12/11)

NO 2299  小春日和続く。

2018 11/ 27(火)

   22日から23日にかけて、岳では結構雪も積もり、再び真っ白な山容を誇る蓮華岳以北の後立山連峰の峰々です。大町市内においても23日の明け方や夜にはちらちらと小雪が舞い初雪を観測しました。ただ冬型は長く続くことなく、勤労感謝の日3連休を含めて今日までおだやかな小春日和が続いています。

  今週末には早くも師走入りを迎えるなか、土曜日あたりには弱いながらもまたまた冬型になるようですが、里にも積雪をもたらす本格的な冬の訪れがやってくるには、いましばらく時間が必要なようです。長野県内は人工雪で一部滑走可能のスキー場はあっても、天然雪で滑れるところはまだまだないのではないでしょうか。昨年以上に冬の訪れは遅れているようです。

小春日和と言うよりも春そのものと言う感じ・・・(11/27)
川のなかのアシやヨシはしっかりと枯れて秋そのものなのですが・・・ 里は冬の気配が今ひとつ深まりません。(11/27)
それでも鹿島槍ヶ岳頂上稜線ではすでに30センチぐらいの積雪になったように見えます。(11/25)
長野自動車道と北アルプス連山。左側の餓鬼岳〜有明山〜燕岳にかけてはまだまだ山肌も黒々としていますが、右方向の蓮華岳以北の後立山連峰の峰々は真っ白。積雪の多さがわかります。(11/24)
同じく長野自動車道と爺ヶ岳〜白馬鑓ヶ岳までの後立山連峰。(11/24)

NO 2298  明日は山麓も白くなりそう・・・

2018 11/ 22(木)

   今日は所用で扇沢へ行ってきましたが、どんよりとした空模様の中でも視界が利いていた午前中のお天気も、午後には雪がちらつき始め視界もわずかになっていました。明朝にかけてはかなり標高の低いところまで白くなりそうです。

 山小屋を閉めてから、もう早くも一ヶ月が過ぎてしまい、明日からは勤労感謝の3連休なんてこともすっかり忘れていました。扇沢駅の駐車場には立山での初滑りをねらっておられると思われる方の車もちらほら・・・ 滑れるような積雪になってくれるでしょうか。

  ただ来週はまたまた温度高めとか・・・ しかし再来週の12月入りには今季最初の強い寒波がやってくるとか、今夜気象予報士が話されていました。そろそろ長野県内のスキー場も本格的な雪降りがやってきてほしいものです。

  ところで最後にひとつ話題を提供。扇沢駅〜黒部ダム間で、黒部ダム完成後から、長きに渡って運行され続けてきたトロリーバスが今季をもって完全引退して、来春からはバッテリー式の新型電気バスにその任を譲ります。黒部ダムへ行ったり立山に行った際に乗車して思い出深いトロリーバスに最後の別れを告げられるのも11月30日までのあと8日間となってしまいました・・・・

黒部立山アルペンルートの営業は11月30日までの予定となっています。(11/22)
柏原新道入口も静かに冬を迎えるばかりです。(11/22)

NO 2297  爺ヶ岳愛が止まらない山岳画家。

2018 11/ 22(木)

  山が大好き、なかでも最も愛してやまぬ爺ヶ岳へは、すでに160回近い登頂を成されている地元  池田町在住の平本研一さんの作品が出展されている池田美術協会展を拝見しに先日参りました。

  今回の作品は爺ヶ岳のものではなく、可憐なコマクサと林立する花崗岩の奇岩が勇壮に描かれた燕岳の大作でしたが、いつも写真で見る燕岳が持つ女性的な優しさだけでなく、優しさの中にもコマクサを護る雄雄しい燕岳のイメージもふつふつと沸いてくる感じの作品でありました。今年種池山荘に寄贈いただいた作品とは微妙に違った作風に平本さんのお人柄が感じられました。

  池田美術協会展(観覧料 400円) は大町市のお隣の池田町愛染7782の北アルプス展望美術館(電話 0261-62-6600)にて12月10日(月)まで開催されていますので、お近くの皆様にはぜひとも足を運んでいただければうれしく思います。他にも池田町にお住まいのアマチュア画家の皆さんの立派な作品がたくさん展示されていますのでご覧になってください。北アルプスの地元だけに岳を題材にしたものも多く興味を引きます。お天気の良い日には南は大滝山、蝶ヶ岳から北は鹿島槍ヶ岳をはさんで白馬連峰まで北アルプスの展望も最高のロケーションにある美術館ですので、そちらもぜひご堪能下さいませ。

  さて今冬には爺ヶ岳からの光景を題材に、新たな作品づくりに挑まれ、来春の県外での展覧会への出品を予定されているそうです。冬のあいだは大好きな柏原新道を登っての爺ヶ岳登頂もできませんので、今夏から今秋にかけて幾度となく登られて目に焼き付けられた大観を、医療関係のお仕事の合い間を縫って素敵な作品に仕上げていただきたいものです。そちらも今から楽しみになってまいります。  

今年の10月に種池山荘に登って来られた平本さんと寄贈していただいた紅葉の『種池山荘と剱岳』
北アルプス展望美術館(池田町立美術館)

NO 2296  少しずつ冬の気配へ。

2018 11/ 21(水)

   一昨日は久しぶりに降雪があった北アルプスです。今日は朝からすっきりと全山が登場してくれたものの、まだまだ山肌も黒さが目立つ積雪の少ない状況が続いています。それでもめちゃくちゃ遅れていた北海道の初雪も各所で降り出した し、今週の後半は長野県内の平地部でも初雪の可能性もでてきたようです 。また今朝の大町はマイナス3.7度まで下がり、ようやくピリッとする寒さを覚えるようになってきました。先日はアメリカ東部では今季初の寒波がやってきたみたいですし、そろそろ日本にもそして北アルプスにも本格的な冬の訪れがやって来てほしいものです 。

小春日和の一日。晩秋の風情もそろそろ冬の光景に移ろってほしい頃です。(11/21)
真ん中に見える唐松岳から北の山はより真っ白いですね。大町周辺の紅葉はカラマツなどを残すのみ。(11/21)
鹿島槍ヶ岳稜線で10センチほどでしょうか・・・ 少雪状態が続きます。(11/21)

NO 2295  松本山雅いざ全緑登頂へ。

2018 11/ 16(金)

  たまには趣味の話しのひとつも聞いて下さい。 今夜はサッカーの日本代表と南米の強豪ベネズエラとの国際マッチがありましたが、そちらのテレビ中継観戦はもう上の空状態・・・ というのも、明日はサッカーJ2の最終節にあたり、私の応援する松本山雅FC(まつもとやまが)は、J2優勝と来季のJ1への昇格をかけた大一番に、ホーム松本で望みます。

  4月初めの試合観戦以降、山小屋シーズン中は、スタジアムに足を運ぶこともままならず、やきもきしっ放しでしたが、なんとか最終最後の試合に、夢をかけることがかないました。明日はNHKテレビのBS1でも午後2時から全国生中継があるようです。ぜひ皆さんも今年の山雅のキャッチフレーズ『全緑登頂!』のもと、松本山雅が頂点を掴めるよう声援していただければ幸いです。

山小屋営業中は応援に行けないので、10/28には思い切って大分県まで応援に行ってきました。思いの丈を込めて精一杯応援してきましたが、大分トリニータに完膚なきまでに打ちのめされて帰ってまいりました・・・  がんばれ松本山雅!(10/28:大分にて)
大分から戻っての11/4ホーム『サンプロアルウィン球技場』では、みごと東京ヴェルディに1対0で勝利! 優勝へ望みをつなぎました。 松本山雅フォルッァ!(11/4)
松本山雅の熱い応援はチームだけでなく、自分自身のモチベーションも高めてくれます。ウチのスタッフにも熱烈なサポーターが何人か・・・ 元気出ますよ〜 (11/4)

NO 2294  未だ本格的寒波来ず。

2018 11/ 16(金)

  師走でなくとも11月も早い速い。もう半月が過ぎていってしまいました・・・・ 紅白歌合戦だの流行語大賞うんぬん・・・ などという話題が出てくると、知らないことも多く最近は気忙しさだけが増幅されるばっかりですね。 ところで肝心要の本格的な寒波がなかなかやってきません、北海道でも同じようで、各所で初雪やら初氷やらが遅れているようです。

  10月末に降った雪で一時は真っ白になった後立山連峰も、その後は降雪がほとんどなく、黒々としてしまいました。その一方で後立山連峰は降らないのに、餓鬼岳〜有明山〜大滝山といった表銀座の山々が、15日の朝にはかなり白くしていました。今日あたりでもまだまだ白いんで、結構降ったのかな? ただ燕山荘のブログを見ると、燕岳の主稜線はほとんど降らなかったようで、かなり局地的な面白い降り方をしたみたいです。冬山シーズン初めの初雪の頃ってけっこう面白い降り方をするんですよね。昔も10月の初雪の際に鹿島槍ヶ岳のほうは15センチほどの新雪が積もり、登山口の大谷原まで真っ白にしたのに、剱岳立山はというと・・・ 頂上付近だけおおよそ2950m以上の高さで雪が降っただけなんてこともありました。大谷原と剱岳の標高差って2000mですよ、びっくりです。やはり10数年前の10月末の大町で初雪が降ったときも、大町では10センチ以上の新雪が降ったのに、白馬村をはじめ他はどこも降らなかったなんてこともありました。風の吹き方などで、そうなるんだと思うんですが、なかなか面白いものです。

  さてこのあとは今週末から週明けにかけて、そして来週の後半、そのまた次の週と寒気が入ってくるようです。遅れている札幌の初雪も期待できそうでしょうか。なお今冬もまたまたエルニーニョで暖冬傾向なんていう、うれしくないニュースが流れていますが、そちらだけは大ハズレになってほしいものです。 そんな中、さっそくアメリカ東部では今冬最初の大きな寒波もやって来ているようです。

所用で白馬村へ行ってきました。真っ白だった白馬三山もかなり黒々としてしまいました。(11/16)
奥に白馬鑓ヶ岳。手前にはそろそろ降雪が待望される八方尾根スキー場。(11/16)
先日まで白かった鹿島槍ヶ岳と五竜岳も、大町から見える南斜面には、沢筋にたまった雪だけが残ります。 晩秋の岳といった感じですが・・・ (11/16)
ただその五竜岳も北側斜面に回るとご覧の白さです。白馬村から望むと確実に初冬の五竜岳そのものです。本格的降雪もまもなくでしょうか。(11/16)

NO 2293  北アルプスは本格的冠雪。

2018 11/ 2(金)

  今年もいよいよ2ヶ月を切ってしまい、一年の早さを嫌が上でも知らされてしまいます。しばらくぶりの更新になってしまいましたが、10月の終わりには今シーズンの息抜きに西日本への旅行にも出かけて参りました。

  さてこの間には、北アルプスは降雪の日が続き、結構積雪も増したようで、昨日今日とすっかり白さを増した北アルプス連山が西に聳え立ちます。とくに鹿島槍ヶ岳から北の後立山連峰の峰々は南のほうの山々に比べ、確実にその白さを増しています。明日からの週末は文化の日連休となり、新雪を求めた登山者もあろうかと思います。幸いお天気そのものは移動性高気圧もやってきて期待できそうですが、積雪への備えだけはしっかりとなさっていただくようお願いしたいと思います。  

紅葉したブルーベリー畑の後方には、蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳稜線。(11/2)
鹿島槍ヶ岳から北の稜線は、多いところでは30センチ以上の積雪と思われます。もう南側斜面でも根雪でしょうか。(11/2)