▲▲ 2010 / 11月 ▲▲

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NO 833  朝霧の朝、日中は小春日和へ。

2010  11/ 30(火) 

  おだやかな空模様の下、11月最終日を迎えました。昨日の雪も大町の平地部は積もることなく、今日はやわらかな初冬の日が差す小春日和です。朝は今季2回目の本格的な川霧に埋めつくされた大町ですが、次第に霧も消えて新雪に光り輝く北アルプスも登場です。

  アルペンラインの通行も今日が最後ということで、扇沢駅まで足を延ばして様子を見に行ってきましたが、昨日の雪は扇沢駅で20センチぐらいの積雪になっていました。立山への初滑りに入った皆さんの車も数十台あり、楽しまれていることだろうと思いつつ帰宅してテレビニュースを見ると、その立山で雪崩が起きてスキーヤーが死傷といったたいへんに残念なニュースが報道されていました。昨日は室堂から立山山麓駅間は猛吹雪で通行止めになるくらいの大荒れでしたので、降雪も相当にあったことでしょう。とにかく残念です。立山黒部アルペンルートは4月からの約8ヶ月間の営業を終え、本日で終了になりますが、もう北アルプスの主稜線は完全な冬山です。ニュースの中でも室堂の積雪は180センチと言っていましたが、後立山連峰の積雪もまったく同様です。都会近郊の低山の冬枯れの山とは、まったく違う世界です。完全な冬山態勢で入山なさってください。

雄雄しさの中に優雅さもただよう新雪の鹿島槍ヶ岳。(11/30)

マイナス3度の朝、川霧の湖の中に沈む大町市街地。(11/30)

柏原新道入口もひっそり。(11/30)

明日から扇沢駅も冬眠に入ります。(11/30)

NO 832  雪の予報も出ていましたが・・・

2010  11/ 28(日) 

  岳のほうは雪がぱらつく日が増えて積雪量も確実に増してきているようですが、なかなかその先端は里にまで下りてはきません。標高1000mぐらいまではすでに何回もうっすらと白くしましたが、住宅のある800m以下には雪線は下がってきていません。 今までに2回ほどパラパラしただけです。本日28日も岳は終日雪降りですが、夕方以降雪降りの予報が出ていた大町には雪は下がってきていません。今夜も星空です。明日はどうなるでしょうかね。

  昨日についても夜には雪降りなどといった予報が出ていましたが、日中の曇り空も夜にかけて尻上がりに良くなったくらいでなかなか平地部には雪がやってきません。昨日はそんな雪だるまマークにもせっつかれて、後へ後へと先送りしていた田んぼの秋起こしをトラクターのロータリー刃をおっとり刀で交換してから行ないました。安曇野では30年ほど前から秋に行なうようになった米作りの歳時記です。ちなみに我が家の田んぼの作況はというと、5月6月の低温傾向も、夏の好天で生育も取り戻してまあまあの部類でした。来季も山小屋へ泊まられたお客様にはたらふく召し上がっていただきたいものです。今夏の山のお客さまの入り込みも 米の作況指数並みだったらうれしかったんですけどね。今日は泥だらけのトラクターもしっかりと洗って、来春までの格納も終了。遅ればせながら雪になる前に 田んぼ仕事は全部終わらせることができて、ほっと一息です。でもこの週末みなさんの中には手際良く、もう早々に年賀状をしたため終わられた方もいらっしゃるのでは・・・・   またまたためいきが出そうですね。

NO 831  来春は “種まき爺さん” に逢いに来てくださいね。

2010  11/ 24(水) 

  先日松本駅で下車したら、11/8のNO.824にて紹介した件のJR東日本のポスターが駅構内にこれでもかこれでもかと言わんばかりにたくさん張ってありました。たくさん張ってあるのが吉永小百合さんが自転車を押している安曇野バージョン。一方お印程度に数枚張ってあるのが戸隠バージョン。まあ松本駅は安曇野の入り口ですから当然といったら当然ですかね。戸隠バージョンは長野駅におまかせしておきましょう。ところでこのポスター初めて見ましたが、このポスターの違いだけで、戸隠が過去に 例を見ないほどの連日満員盛況の大入りの理由はなかなかわからないのですが・・・・  何回も県内ニュースではこの話題が取り上げられていましたが、ポスターよりもテレビCMで吉永小百合さんが戸隠神社の参道にある大木の根元にある “うろ” の中にちょこんと、座り込んでいる姿がかわいらしく好印象を視聴者に与えたようです。おかげで戸隠神社周辺はパワースポットブームとも相まって、秋の観光シーズンが一巡した今でも連日の大入りで、戸隠そばを一杯食 べるにも順番待ち、参道も時にはラッシュアワー並みだとか?  ちなみに話題の “うろ” は皆が入りたがるので、話題になってからは入れないように注連縄を予防線代わりに張ってあるそうだ。   

   戸隠バージョンほどの効果があまりなかった?安曇野バージョンのほうも、誰もが知っている安曇野や北アルプスのさわやかさを今さら表に出すんじゃなくて、吉永小百合さんが後ろにそびえる爺ヶ岳の 雪形  “種まき爺さん” に相談事に来たなんて設定のほうがはるかにインパクトがあったと思うんですが・・・・  『今年も春の1ヶ月間だけ、種まきお爺さんにいろんな話しを聞いてもらいに安曇野へ やって来ました。』 なんてキャッチコピーのほうが良かったんじゃないかと、勝手に思っているんですが・・・・  春の観光にしか効果がない?  かもしれませんね。   それにしましてもJR東日本管内の方でなくちゃ、よくわからない話題でしたかね。愚痴っぽい話しですみません・・・・

自転車で安曇野巡り。定番といったらあまりにも定番。(11/22)

週末の戸隠奥社参道はラッシュアワー並みとか?

天岩戸を開けた天手力雄命を祀る奥社。

NO 830  冬待ち顔の大町。

2010  11/ 22(火) 

  11/13から長らく続いた好天も一服、今日は昼前からは雨降りになってしまいました。今のところは温度も高めですので、岳の方も雨降りと思われます。ただ明日には冬型の気圧配置になりますので、雪降りへと変わっていくことでしょう。とにかくおだやかな好天が続いた11月の中旬、とくに昨日までの3日間は小春日和が続き、ややもすれば冬の歩みも停まったかのようでしたので、今日の冬雲はふたたび 忍び寄る冬の到来を思い起させてくれました。今日は昨日ご近所からいただいた冬越しの大根や、長ネギ、白菜をあわてて物置にしまいこみ、代わりに雪かき道具を2点だけとりあえず出しました。なかなか里にまで下りてこない今年の雪ですが、このあとは一気に本格的な冬将軍がやって来るかもしれません。これからは雪が降るたびに除雪機やら除雪グッズやらがどんどんと物置から出てきそうです。スキーシーズンに向かってパウダーパフもオープンしたことですので、そろそろゲレンデも白くして行ってほしいころでもあります。除雪機のグリス差しやら、タイヤ交換もそろそろやっていかなければならない時季になりました。

  ところで先日は不凍栓を入れても、外にある水道の蛇口からの水がぽたぽたと止まらない。設備屋さんにきてもらい、どこかのパッキンでも交換してもらえばOK! かと思ったが、原因がわからず結局は不凍栓ごと交換する大きな作業になってしまいました。みなさんも冬への備えはぬかりなきようになさって下さい。ところで都会の方や、暖かい地方の方は不凍栓ってご存知ですか? “ふとうせん” ってキーボードを叩いたら “不当選” って変換されました。長野県民で不凍栓を知らない人なんてまずいないんですが・・・・  もうじき県内不凍栓メーカーのテレビCMも盛んに流れてくる頃です。

昨日まではご覧の小春日和。雪線は日向で2000m、日影は1700mぐらいでしょうか。(11/22)

昨日までの好天はいずこへ。そして昼前からは久しぶりの雨降りです。(11/22 AM9:00)

冬はパウダーパフでお待ち申し上げます。 “雪かき” と “スノーラッセル” も戦闘準備OK。

NO 829  山の神様に感謝。

2010  11/ 17(水) 

  1 1月17日は大町周辺では、山の神様に一年間の感謝を申し上げる日です。雲の合い間から北アルプスも顔を出すおだやかなお天気のもと、昔から毎年お祭りを続けておられる、大出地区の山の神様に私も詣でて御礼を申し上げてきました。来シーズンもお天気に恵まれたおだやかな年になりますように、冬のあいだはしっかりと雪が降りますように。一年間ありがとうございました。

NO 828  2010 いびがわマラソン。

2010  11/ 15(月) 

  14日の日曜日は岐阜県揖斐川町で開催のいびがわマラソンへ参加して走ってきました。前日に続く黄砂の一日、普段でしたら紅葉も盛りのはずの揖斐峡も今年はちょっと遅れ気味だったのが心残りでしたが、10年ぶりぐらい2度目のいびがわマラソンを無事に完走、大いに楽しませていただいてきました。いつものことながら地元の皆さんのご声援、ご協力には感謝感謝!です。今回は家族の同行応援もあったり、わが山荘のスタッフ H君夫妻の出場もあったりで、いつものマラソン大会とは違った楽しみ方もできました。H君とは今年4月の小屋開けの際、山ガールの話しをしてた時に、マラソンも若い女の子の参加がすごいんだよね! みたいな話しになった際に、H君の奥さんのMちゃんもマラソンに挑戦したがっているという話しになり、それなら山を降りたらすぐに3人で出場しよう! ということに私が即決して参加した次第です。山を降りてからの走り込みも、ままなりませんでしたが、なんとか5時間30分の制限時間内に鹿島槍チーム3人ともゴールすることができました。これもひとえに山歩きで養った体力? のおかげでしょうか。ぜひみなさんも末永く登山を続けていくためにも、冬の体力づくりに少しずつ走っていってみてはいかがでしょうか? 山登りといっしょで一度はまったら、やみつきになってしまいますよ、マラソンは。  それにしても年々マラソン後の筋肉痛がひどくなっていく・・・・・・  やっぱり年のせい?  いえいえ、やっぱり練習不足ですね。これからの年末年始は飲み会が多いのがちょっと玉にきずです。  とにかく初マラソン、初完走のH君・Mちゃん仲良し夫妻にはおめでとうございました。よくがんばったね!

NO 827  北アルプスにも黄砂来襲。

2010  11/ 13(土) 

   昨日から九州より季節はずれの大黄砂が広がっているニュースが話題ですが、今朝の大町から見る北アルプスもかすんで見える状態。せっかくの小春日和の週末にはちょっと残念な空模様になってしまいました。なんか3月の終わりごろのような感じです。そしてこのお天気も明日の午後以降は低気圧が通過、発達して週明けにかけてまたまた冬型気圧配置になりそうです。今度はそろそろ里でも積雪になるかもしれません。そういえば黄砂がやってきていますので、もしかしたら白い雪も赤雪になるかもしれませんね。そんな珍しい“赤雪”が今年の2月にも大町では観測されました。詳しくは当最新情報 今年の2/12のNO.689および2/15のNO.692を『今までの情報』から探してご覧になってください。

NO 826  大町幻想。

2010  11/ 11(木) 

  晩秋から冬にかけての楽しみは、川霧が発生する良く晴れ上がった冷え込んだ早朝。松本盆地はそこかしこから沸き立った川霧が滞留して、まるで真っ白な霧の湖に変身します。良く冷え込んだ今朝の大町は木崎湖や農具川などの河川や田んぼから発生した川霧で包まれました。我が家の周りの視界は100mあるかないかといったところです。そんななか平地より一段高い山岳博物館や鷹狩山まで足を延ばすと雲海ならぬ霧海の向こうに白銀の北アルプスが顔を出しています。昨日、一昨日の降雪でさらに雄雄しさを増した北アルプスが川霧の湖の上では期待どおりに待っていてくれました。

霧海にしずむ大町市街地。この時季の風物詩。(11/11)

霧の湖の命は長くはありません。大町も元気に動きだします。(11/11)

冬の装いも日に日に凛々しさを増していきます。(11/11)

完全に霧が消え去ろうとする瞬間。紅葉は最盛期を迎えています。(11/11)

NO 825  早くも車はチェーン、岳はアイゼンの季節です。

2010  11/ 10(水) 

   昨日、今日と岳は雪が降り続いており、私も登山口に立ててある最後の看板類を今日は片付けに行ってきました。扇沢橋から扇沢駅の間は15センチぐらいの降雪で今朝は除雪車も出動したようで、道路脇には押しつけられた雪がありました。扇沢駅の広い駐車場も駐車車輌は20台余りで閑散としていました。ただ今回の降雪で積雪をさらに増した立山室堂は、優に山スキーができるくらいの積雪に達したのではないでしょうか。今週末は お天気良ければ、黒部ダムや室堂への雪見のハイカーや、初滑りの人で扇沢からのトロリーバスもにぎわいを取り戻しそうですね。

   もう、言うまでもなく岳は完全に冬山の領域へ突入! このあとも周期的に低気圧がやってきては、冬型の気圧配置そして降雪といったパターンが多くなりそうです。遅れ気味だった冬の訪れでしたが、 ここへきて順調すぎるくらいに降雪も増してきている感じです。長野県内の山岳部の冬期道路閉鎖区間も増えていく時季、チェーンの携行はお忘れなきように。  

NO 824  “逆三段紅葉”も魅力なり。

2010  11/ 08(月) 

   週明けの今日は昨日までの快晴続きからは、若干後退気味のややもすれば雲の多いお天気。それでも6日続きの晴天です。一方 岳の方はというと昼頃には小雨か小雪が舞い出し始めたように見える時間帯もありましたが、まだまだこちらもまあまあのお天気です。 ただ岳の方もどうやらお天気は交代局面のようです。このあと日本海を低気圧が東進後は冬型の気圧配置になりそうですので、10日にかけては北アルプスは再び降雪になりそうです。雪明け後のさらに白さを増した北アルプスの登場が今から待たれますね。

   遅れ気味の紅葉も大町の市街地まで降りてきており、週末は紅葉をめぐるイベントが各所で催されたようです。さて先日山へ行った際に上から見た里山の紅葉は、とてもこころいやされる趣ある紅葉で印象に残りました。今までも 『種池山荘の紅葉の具合はどうですか』 と問い合わせがあると、『小屋の周りのピークは過ぎて、今は二段下がった水平道辺りがいいですよ。』『上から俯瞰する紅葉も素敵ですよ。』 とか、『紅葉は目線と同じ高さの紅葉ばかりでなくて、仰ぎ見る紅葉も、逆に上から見る足下の紅葉もいいので、9月下旬から10月中下旬までなら、登山道のどこかの高さで絶対に素敵な紅葉と出会えますよ。』 と説明するのですが・・・・  やはり小屋周りの主稜線の紅葉にこだわる方が多いように見受けます。いつももったいないなあ・・・・ って思っているんです。今回は山へ行って さらにさらに低い里山の紅葉も岳の上から見ても素晴らしいことを再認識しました。あわせて “三段紅葉” といえば相場 下から仰いだ紅葉の山と新雪の山の組み合わせですが、どうしてどうして岳から俯瞰した “逆三段紅葉” もとても味わい深いものだと知ることができました。やっぱり山の魅力は奥が深いですね。

   ところで紅葉の話題ついでにひとつ、今秋の紅葉シーズン中、長野県内は戸隠神社周辺が、パワースポット人気?と、JR東日本の吉永小百合さんを起用したテレビCMやポスターの影響で、いまだに押すな押すなの大賑わいらしい。戸隠神社参拝も戸隠そばを食すのも、紅葉スポットでの写真を撮るのにも行列をつくっての大盛況だとか。(こんな県内ニュースがテレビや新聞で何度となく流された)  ただし同じ吉永小百合さんが出演したJR東日本の安曇野版もテレビCMでもやっていたらしいが・・・・ こちらはあまり影響はなかった?  のか報道はまったくない。どこからも今年の大町市や安曇野市観光の人出が多かったなんて話しは聞こえてはこない。ちなみにこの安曇野版にはバックに春の爺ヶ岳が写っていた んですが・・・・    爺ヶ岳にある種池山荘を含め、当方の山小屋もまったく波及効果を受けることはありませんでした。残念トホホ・・・・      これも北信濃を代表するパワースポット、戸隠神社の念力でしょうね、きっと。   パワースポットあなどるべからず。   ちなみに南信濃には分杭峠(ぶんくい・とうげ) というもの凄い?パワースポットがあると、こちらも県内ニュースでは数年前から話題になっている。なんかシャトルバスまで運行して整理するぐらいの人出の日もあるんだとか・・・・ 何が凄いのか、やはり確かめに行って見なくちゃいけませんね。

信州の里山が燃える季節。右奥には浅間山。(11/4)

赤岩尾根からの逆三段紅葉。(11/4)

中央の飯縄山の奥に見えるは越後三山でしょうか。飯縄山の左に見えるスキー場が戸隠スキー場です。話題の戸隠神社奥社はもっと左ですが戸隠神社中社は見えてますね。 (11/4)

NO 823  一気に冬山の世界へ。

2010  11/ 05(金) 

   大町は今朝も霜が降り、昨日に続く晴天ですが、岳のほうは朝から雪雲におおわれ雪模様です。ただ今夜からは西から大きな高気圧がやってきそうですので、岳のほうもまた期待できそうですね。今季の営業がすでに1ケ月を切った黒部立山アルペンルートも週末は新雪を求めてにぎわうことでしょう。そういえば11月は感謝月間で乗り物の割引もあるそうですので暖かい格好でぜひともお出かけ下さい。室堂からの新雪の立山、大観峰からの黒部湖越しの後立山連峰のパノラマ・・・ お天気に恵まれると最高でしょうね。なんか私も行って見たくなりました。みくりが池温泉にでも浸かって一日ゆっくりとしてきたいものです。

   さて昨日は赤岩尾根を登って冷池山荘まで行ってきました。忘れ物があったり、新しく購入した3,5シーズン用の登山靴の履き慣らし、さらにはメタボ対策? などもあったりで思い立って出かけてきました。10/27の初冠雪と11/1〜11/3にかけての降雪で、小屋周りの積雪は思っていた以上に多く、ヘリポートの積雪はピッケルの上が少し出るくらいでしたので、65センチぐらいはありました。前日までの降雪で雪は赤岩尾根のほぼ取り付きからあり、1800mをすぎると20センチぐらいの積雪になり、2049mの高千穂平あたりから上は、ひざから股下ぐらいまで、吹き溜まりにいたっては腰までのラッセルになりました。さいわい主稜線に出るまではおだやかな小春日和の一日、鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳の新雪を存分に楽しみ、振り返れば足下に広がる全山紅葉の里山風景、うっすらと頂上に雪がかぶった富士山や八ヶ岳、南アルプス、飯縄山のはるか向こうには真っ白な越後三山、さらにその左奥にも雪をまとった飯豊山でしょうか。それとも朝日連峰でしょうか。とにかく大展望も満喫できました。ラッセルで悪戦苦闘して出た国境稜線はすでに雪庇が張り出し、エビのしっぽは木や道標にびっしりと付き、雪をまとってさらに峻峰際立たせる剱岳も樹林帯の霧氷も素敵です。おかげで冷池山荘も異常なく、用事をたして、厳冬期の 小屋の無事を願いつつ同コースを下山してきました。もう標高2000m以上はよほどのことがないかぎり根雪でしょう。半年間の厳しい雪の世界に入りました。

鹿島槍をバックに春には15m近い大きさになる雪庇もまだ生まれたばかり(11/4)

高千穂平から見る爺ヶ岳北峰と赤岩尾根上部(11/4)

日に日に雪量を増す鹿島槍ヶ岳。

半年間の風雪に立ち向かう冷池山荘。

もう剱岳は一部のエキスパートだけしか受け入れない季節です。(11/4)

NO 822  冬の足音が着実に。

2010  11/ 04(木) 

   今朝の大町はマイナス3度近くまで下がり、今秋初の霜と氷が張りました。また昨夕まで3日間ほど雪が降り続き、さらに積雪を増した蓮華岳以北の後立山連峰も今朝は久しぶりに全山がその雄姿を見せてくれました。夜明け前の透明のブルー、日の出後のみごとなまでのモルゲンロート、その対比がとても素敵でした。今日はこの写真を撮ってから赤岩尾根を登って冷池山荘まで往復してきましたが、想像以上に積雪が多くてびっくりしました。明日またご紹介いたします。

NO 821  霊松寺と高瀬渓谷の紅葉。

2010  11/ 01(月) 

  昨夕から今朝にかけての冷たい雨は、岳の方ではやはり雪になっていたようで、昼前に雲が切れた瞬間2400mぐらいから上部が、うっすらと再度雪化粧した蓮華岳を垣間見ることができました。ただしそんな時間帯もわずかで、午後はまたまた低気圧が東進してきて岳は雨(雪?)雲に隠れてしまいました。明日あさってにかけては低気圧は発達して強い冬型気圧になる模様ですので、雨よりは雪になる可能性のほうが強いと思われます。

  さて早いもので今日から11月入り。ここへきて確実に寒くはなってきているものの、まだまだ朝の最低気温などは平年より高めに推移しているようです。それに合わせるかのように紅葉前線の南下もやや遅れ気味のようですね。それでもみなさんあちこちの紅葉スポットに出かけられて、いろいろな紅葉に出会われていることと思います。長野県内も数多くの紅葉の名所がありますが、大町でこの時期に人気といえば表題の霊松寺と高瀬渓谷の紅葉でしょうか。最奥の湯俣や高瀬ダムから始まった高瀬渓谷の紅葉も、いまは最下流の大町ダム付近が絶頂期を迎えています。車道の整備が進んでからすっかり人気になった霊松寺の紅葉も、境内や周辺のモミジはかなり色づいてきていました。人気のオハツキイチョウの黄葉はまだまだ序盤という感じで、このあとが大いに期待です。 11月7日までは寺の内部拝観もおこなっており、寺院内から窓越しに見るモミジもまた最高です。また建物そのものの造りや大きさ、歴史はもちろんのこと、隠れた妙所もあったりで内部拝観は絶対におすすめです。ぜひともみなさんお越し下さいませ。また近所の大町山岳博物館では山岳写真同人四季の皆さんの写真展『我が心に映る山 -山への誘い-』 が11/28まで開催されていますので、あわせておでかけくださいませ。

  8月末の爺ヶ岳のウラシマツツジの紅葉から始まった、紅葉シーズンも3ヶ月目に突入。北アルプスのてっぺんから平地まで大町の紅葉は息が長いですが、今年もすべての高さでの紅葉に包まれることができて冥利に尽きます。このあともあちこちの紅葉に会いに行きたいものですね。

高瀬渓谷、大町ダム周辺(11/1)

大町を代表する名刹、霊松寺は市内東方の東山中腹に建つ。(11/1)

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