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NO166  主稜線の紅葉は今週末にはピークへ。お天気も期待できそうな感じ。

2005/09/27

  とつぜんの台風17号の出現でしたがこちらはまったく影響もなく助かりました。秋分の日3連休は初日、2日目とまあまあのお天気で、初日に登られた方はいよいよ本格的に色づき始めたそこかしこの斜面や木々に歓声をあげられていました。週間予報もぱっとせずご予約も少なかったんですがさらに台風情報が追い討ちをかけキャンセルも続出で紅葉シーズンの3連休とは思えないぐらいにゆっくりとして頂けました。最終日も朝方にはガスがきれて下の写真のような心落ち着く光景が広がりました。たとえ1時間でもこんな素敵な幻想的、神秘的な光景に出会えると登ってきた甲斐があるというものですね。紅葉前線も一気に進み小屋のある稜線地帯は今週末にかけてピークになりそうです。まだまだナナカマドの赤色ものってきそうですし、ダケカンバの黄葉もこれからどんどんいい色が付きそうです。遅れ気味で心配していましたが素晴らしい紅葉シーンを皆さんに堪能していただけそうです。9/26には最低気温も2度を下回り薄霜も降りました。いよいよ秋本番を迎えます。 紅葉前線も日に50〜60mぐらいずつその末端を下げていきます。みなさんの住まわれている街にはいつごろ届くでしょうか。まだ2ヶ月近く先のところもありそうですね。その頃には北アルプスはもう白銀の世界が広がっています。


ようやく台風一過の秋空が広がりました。赤岩尾根上部も紅葉よくなってきました。(9/26)

トップページの下の写真と比べてください。いい色が広がってきた、種池山荘の裏斜面。(9/26)

ゆったりと霧が流れゆったりと時間が流れる。至福の時間です。種池平にて。(9/25)

さらに霧が消えると紅葉が始まった蓮華岳と、遠くに餓鬼岳と唐沢岳。(9/25)

目を北へ転じると瞬間冷池山荘と東尾根が現る。ついに鹿島槍は全貌を現わさず。(9/25)

未明までの雨と濃い霧がたっぷりの水滴をつけナナカマドのゼリーが出来上がり。

種池平からの爺ヶ岳の北西斜面は5分ぐらいの色あいになってきました。けっこういい感じです。(9/25)

人気スポットの種池山荘裏側の紅葉。まだ紅葉始まらないナナカマドもあり、4分の色づきでしょうか。(9/25)

台風が去った白い海に浮かぶ島のよう。種池山荘はほんとうに絵になる小屋です。(9/25)

ナナカマドの紅葉も赤色、黄色、オレンジ色と微妙に違います。後方に爺ヶ岳の南峰。(9/25)

柏原新道の上部はめったに“はずれ”の年がありません。今年も“最高”へのスタートを切りました。(9/25)

種池平の長さ100mほどの紅葉樹林帯。森林浴ならぬ紅葉浴の絶大な効用を感じます。


天気

◎秋分の日3連休は前半は好天に恵まれ9/25の最終日に少し雨がぱらついたぐらいで、大崩れはなかったです。9/26は秋晴れ、2 7日は朝から厚いガスにおおわれていますが時々晴れ間ものぞいています。

◎台風17号とともに秋雨前線もいったん消滅してこのあとは週末にかけていい天気が予想されます。

◎今秋は今まで冷え込みが弱かったですが9/26には山荘では朝の最低気温は2度以下まで下がり初霜も降りました。先週は大雪山から初雪の報が届いたようにこれからは北アルプスもいつ結氷や初雪が降ってもおかしくない季節になってきました。天気概況に注意しましょう。

◎週間予報は秋雨前線の動きや台風の進路によって大きく変わる季節です。気象庁のせいにするのではなく各自でしっかりと判断できるようになりましょう。

◎楽しませてくれた種池山荘のコバイケイソウの平成7年以来の大開花でしたが、結実し穂が林立しています。チングルマは果穂がほぼ飛び散り、紅葉も すすんでいます。爺ヶ岳稜線のウラシマツツジの紅葉はピーク も終わりです。 ナナカマド、コケモモ、クロマメノキ、アカモノ等実をつけて色づいています。

◎例年より遅れ気味だった稜線の木々の紅葉も 一気に色づき始めました。人気ポイントの種池山荘周辺は9/27には5分ぐらいの色づきでなかなかいい感じです。ここへきて温度も下がってきたので見る見るうちに色もつ いていくでしょう。 今週末にかけてピークを迎えそうです。

◎柏原新道上部や赤岩尾根上部もいい色合いになってきました。

登山ルートの状況

◎台風17号の影響はまったくありませんでした。

◎鹿島槍ヶ岳及び爺ヶ岳周辺の登山道および五竜方面、針の木方面ともに問題はありません。

◎針の木大雪渓は雪渓上を歩く箇所はなくなり、高巻きする秋道を通行しています。

◎6月末からの豪雨で大谷原から西俣出合間の工事用道路に傷みが出ましたが、復旧が済み登山者の通行に支障はありません。

アドバイスや注意

◎朝の最低気温2度、日中も10度程度の温度の日もでてきました。肌寒さを覚えるようになってきました。半袖一枚では寒いです。 強風でも吹けば体感温度は更に下がります。薄手でいいですので長袖のヤッケ等ほしいですね。 強風でも吹けば体感温度はマイナスです。さらに小屋より頂上のほうが2度から3度低いのは当然です。

◎ただし天気よくなればまだ温度も上がり、日差しも一気に強くなります。帽子、サングラス、日焼け止め等忘れずに。それでも温度は上がってももう14度ぐらいまででしょう。

◎今年も靴の底のはがれてしまうことが目立ちます。思い切って買い換えた方がいいと思える靴に多い気がします。事故にもつながることですのでしっかりと調べて入山してください。

◎雷と夕立に注意。3時前には小屋へ到着するのが最大の安全策でしょう。この夏は大気の状態がたいへん不安定な日が多かったです。

◎最近よく耳にする熱中症。スポーツドリンク等を早め早めに摂取しましょう。

◎“忘れ物多発注意報”発令中です。出発の際にはもう一度ご確認を。本当にお願いいたします。

混雑状況

◎今週末(10/1)は冷池山荘に少しご予約があるだけです。紅葉のトップシーズンを迎えましたが週末を含め平日も混雑することはありません。体育の日連休前の絶好の穴場です。紅葉も最高潮を迎えます。

◎新越山荘の今年の営業は9/25の宿泊をもって終了いたしました。ご愛顧ありがとうございました。毎年9月末ごろには終了になります。なお種池山荘と冷池山荘は10月22日までのご宿泊までOKです。

◎10月の体育の日連休 はまあまあ込み合うと思われますが今のところは予約はほとんど入っていません。大きなグループ、団体等もほとんどありません。皆さんお天気の予報をにらんでの山行になるかと思われます。もちろんその頃には新雪への備えや配慮も必要です。例年体育の日連休の頃は中間帯から下部の紅葉がいいですし、稜線から俯瞰するのも最高ですよ。 稜線の落葉したダケカンバの幹も素敵です。

◎ご予約して頂くとたいへん助かります。当日の取り消しでもキャンセル料は一切かかりませんのでお願いいたします。なお申しわけありませんが冷池山荘、種池山荘、新越山荘ともに個室の予約は承っておりません。

NO165  3連休の第2弾。初日秋分の日は快晴の朝をむかえました。

2005/09/23

   暑さ寒さも彼岸まで。山の上は実にさわやかな秋空が広がりました。朝の最低気温は5度ほどでやや暖かめですがひんやりとした空気が心地いいです。 北アルプスの標高の高い山小屋では2回ほど氷も張ったようですが吾が山荘ではまだ記録しておりません。突然台風17号が出現して心配しましたが予想では本州にはあまり影響もないようで安心しました。ただ本州上には秋雨前線が停滞していますので9月19日以降は小雨が当たったり晴れ間がのぞいたりの、曇りがちのお天気が続いております。基本的にはもうしばらくはこの感じのようなので、この連休も雨の降る確率も高いでしょうが、それほど大きなくずれはないと思われます。

  山荘のある標高2400mから2500m地点は場所や樹木によって差はあるものの3分から4分ぐらいの色づきになってきました。来週後半には稜線は紅葉のピークを迎えそうです。今回の秋分の日連休は秋雨前線が停滞して週間予報がぱっとしなかったり突然の台風やらで3連休とは思えないぐらいにご予約も少なくなってしまいましたが、今週末お見送りにされた方やキャンセルにされた方も来週末も稜線の紅葉はまだよさそうですのでご計画ください。またそのあとの体育の日3連休のころには柏原新道下部から柏原新道の石畳あたりまでの紅葉がいいと思います。最新情報にも書いていますが紅葉は小屋から下のほうを俯瞰するのも素晴らしいですよ。種池山荘の前庭に立つと日に日に紅葉前線が下降し、その日その日に表情が微妙に変化していくのがわかりまさに小屋番冥利です。体育の日のころには上半分の落葉した山肌と下半分の紅葉を対比するのもまたおつなものです。10月22日の営業最終日まで柏原新道のどこかの地点でいろんなおもむきの紅葉に皆さんも会えるはずですよ。いろんな紅葉の楽しみ方にふれてくださいね。そのころにはもういつ雪が降ってもおかしくない季節がやってきます。


9月23日快晴の朝です。冷池山荘の前のナナカマドもかなり色づいてきました。

尾根のダケカンバも4分ぐらいの色づきです。日に日に紅葉の海が広がります。

柏原新道登山口。これから入山の方は快晴の空に大感激で出発です。(9/23)

爺ヶ岳南西斜面。柏原新道の上部もいい色合いになってきました。どんどんよくなります

種池山荘の南面のダケカンバは色が付き始めたところです。爽やかな朝です。

NO164  紅葉前線ようやくスタート。日に日に変わる色合いに毎朝、毎夕わくわくです。

2005/09/21

   天気予報が良かったこともあり直前に予約がどどーっと入り最盛期と同じくらいににぎわった秋の3連休シリーズの第一弾でした。秋雨前線が南下を始めた9/19の朝はあいにくの小雨模様になってしまいましたが、17日18日と好天に恵まれて皆さん初秋の稜線歩きを満喫されました。ちょっと残念だったのは紅葉の色付きが今ひとつだったことですが、草紅葉や真っ赤なウラシマツツジ、林立するコバイケイソウの穂、そしてさわやかな秋風が吹きぬける頂上での大パノラマに皆さん心うばわれたことと思います。弱いながらもここ数日の冷え込みや霧雨で遅れぎみだった紅葉もスタートをきった感じです。この後は10月20日ごろの登山口の紅葉まで約一ヶ月近い紅葉シーンを稜線、中腹、山裾とどこかの地点で楽しめるわけです。皆さんは今週末はどこの山の秋を楽しまれますか。すてきな山がいっぱいあって選ぶのが大変ですね。ぜいたくな日本の秋。渓谷の紅葉、お寺の紅葉、湖の紅葉ときりがありません。もういっかい鹿島槍ヶ岳へ足を運ばれることもご一考下さい。

  今日は北海道から大雪山で初冠雪が観測されたというニュースが届きました。これからは当山域でもいつ初氷や初雪があってもおかしくない時季になってきました。またこれからは小屋閉めの季節も迎えます。私共の新越山荘も今週いっぱいの9月25日の宿泊で営業終了になります。山荘の北側斜面や岩小屋沢岳近辺の紅葉も期待できそうです。早いもので剱立山を眼前にした新越街道の稜線漫歩も納めの時季を迎えてしまいました。秋雨前線が停滞してしまいましたがなんとか 今週末の三連休も好天に恵まれてほしいものです。


連休初日の9/17の種池平。ようやく木々も色づきはじめた感じです。下の写真と比べてください。

晴天に恵まれた連休2日目。鹿島槍ヶ岳への道沿いは草紅葉が盛りです。最高の気分。(9/18)

大にぎわいだった鹿島槍ヶ岳頂上からはまさに360度の大展望と大歓声の連続でした。(9/18)

チングルマの果穂は飛散しコバイケイソウの葉っぱは落ちて華やかな舞台は終わりです。

11時過ぎ雲がきれ中秋の名月があらわれました。皆さんはどんな思いを馳せられたでしょうか。

こちらは9/20の種池平です。写真で見ても色づきが増したのがお分かりでしょう。ますます期待

おもわぬ2年続きのコバイケイソウの開花。次の開花は何年後になるでしょうか。種池山荘9/17

 

種池山荘のナナカマドの紅葉はこれからです。鹿島槍ヶ岳の南斜面もまだこれからですね。(9/20)

念願の鹿島槍登頂を果たし皆さん足取りも軽やかです。日中は晴れても18℃ぐらい。秋服ですね。

柏原新道の上部も色づき出しました。ここの紅葉には裏切られません。今秋もよくなりますよ。(9/20)


天気

◎好天に恵まれた敬老の日3連休でしたが、9/19、20,21とくもりがちのお天気です。小雨もぱらつく時もありますが晴れ間もけっこうのぞいています。

◎秋雨前線が本州上に停滞してしてぐずつき気味の天候ですが、活動は弱いとのことなので前線の上がり下がりによっては今週末も晴れ間がのぞくこともあるのでは。ただし雨の注意も必要。

◎今秋は今のところ冷え込みが弱く当山荘では朝の最低気温は3度までしか下がっていません。 ただし大雪山から初雪の報が届いたようにこれからは北アルプスもいつ結氷や初雪が降ってもおかしくない季節になってきました。天気概況に注意しましょう。

◎週間予報は秋雨前線の動きや台風の進路によって大きく変わる季節です。気象庁のせいにするのではなく各自でしっかりと判断できるようになりましょう。

◎稜線では秋のお花もほぼ終わりを迎え名残のお花を残すのみです。オヤマリンドウ、アキノキリンソウ、クロトウヒレン、ヤマハハコ、トリカブト 、ミヤマシシウド、トウヤクリンドウ、ミヤマコウゾリナ等々。

◎楽しませてくれた種池山荘のコバイケイソウの平成7年以来の大開花でしたが、結実し穂が林立しています。チングルマは果穂が落ち始め、紅葉もはじまりました。爺ヶ岳稜線のウラシマツツジは赤味を帯びてほぼピーク も終わりです。 ナナカマド、コケモモ、クロマメノキ、アカモノ等実をつけて色づいてきています。

◎例年より遅れている感じ の稜線の木々の紅葉もようやく始まりましたミネカエデやクロマメノキなど先行して色付いてきています。ナナカマドやダケカンバなどの紅葉の中心になる木々もうっすらと色付き出しました。 今後冷え込みが続くと見る見るうちに色もついてきます。 今週末以降どんどんと色も付いてくることでしょう。

登山ルートの状況

◎鹿島槍ヶ岳及び爺ヶ岳周辺の登山道および五竜方面、針の木方面ともに問題はありません。

◎針の木大雪渓は雪渓上を歩く箇所はなくなり、高巻きする秋道を通行しています。

◎6月末からの豪雨で大谷原から西俣出合間の工事用道路に傷みが出ましたが、復旧が済み登山者の通行に支障はありません。 

アドバイスや注意

◎朝の最低気温3度、日中も10度程度の温度の日もでてきました。肌寒さを覚えるようになってきました。半袖一枚では寒いです。 強風でも吹けば体感温度は更に下がります。薄手でいいですので長袖のヤッケ等ほしいですね。 強風でも吹けば体感温度はマイナスです。さらに小屋より頂上のほうが2度から3度低いのは当然です。

◎ただし天気よくなればまだ温度も上がり、日差しも一気に強くなります。帽子、サングラス、日焼け止め等忘れずに。それでも温度は上がってももう18度ぐらいまででしょう。

◎今年も靴の底のはがれてしまうことが目立ちます。思い切って買い換えた方がいいと思える靴に多い気がします。事故にもつながることですのでしっかりと調べて入山してください。

◎雷と夕立に注意。3時前には小屋へ到着するのが最大の安全策でしょう。この夏は大気の状態がたいへん不安定な日が多かったです。

◎最近よく耳にする熱中症。スポーツドリンク等を早め早めに摂取しましょう。

◎“忘れ物多発注意報”発令中です。出発の際にはもう一度ご確認を。本当にお願いいたします。

混雑状況

◎今週末は秋の3連休の第二弾ですが、天気予報もいまひとつでご予約も少ないです。冷池山荘の 9/24(土)がやや込み合いそうなくらいです。

◎例年9月下旬までの営業の新越山荘ですが、今年は9/25の宿泊にて終了になります。なお種池山荘と冷池山荘は10月22日までのご宿泊までOKです。

◎秋の3回の3連休の入り込みは、お天気次第ですが10月の体育の日連休と合わせて分散化すると思います。また紅葉のピークは9/末ぐらいでしょうか。 例年よりやや遅めの感じです。また例年体育の日連休の頃は中間帯から下部の紅葉がいいですし、稜線から俯瞰するのも最高ですよ。

◎ご予約して頂くとたいへん助かります。当日の取り消しでもキャンセル料は一切かかりませんのでお願いいたします。なお申しわけありませんが冷池山荘、種池山荘、新越山荘ともに個室の予約は承っておりません。

NO163  さわやかな大陸からの空気は初氷を運んでくれるでしょうか?

2005/09/15

  なかなか初氷の知らせをお伝えできない今秋ですが、今夜は日中のガスも とれてまもなく中秋の名月を迎える十二夜の月がこうこうと輝き少し冷え込んできています。移動性の高気圧が本州上にやってくる明朝はもしかしたら爽やかな空気とともに氷が張るかもしれません。やや遅れ気味の紅葉前線ですが冷え込みが適当にないとなかなか進みませんので、ちょっとうれしい兆候です。

  いよいよあさってからは紅葉シリーズの始まり。しばらくお客様の少ない日が続きましたのでスタッフも少々手持ち無沙汰でしたが、久々の賑わいを楽しみにそしてたくさんのお客様のご来荘をこころよりお待ち申し上げております。幸い大きな天候のくずれもないようなのでうれしいかぎりです。先般のニュースのなかでは北海道でも紅葉が遅れ気味とのこと。少々の遅れはともかくも素敵な紅葉シーンが今年も届いてほしいですね。ここ数日の写真をごらんください。


昨年の今頃は噴火して高い噴煙を上げていた浅間山も最近は静かです。昨年の9/14日号見てね

夕方の冷え込みも今年は今ひとつ。でも雲をとっても日差しをとってももう秋のものですね。

まだまだ青々している鹿島槍ですが、夏色の青色とは違います。秋色に染まるもあとわずか。

夏は見られなかった新越山荘からの日の出もこの時期は小屋から拝めるようになってきました。

早いもので新越山荘の営業も残すところ10日余りになってしまいました。9/25のご宿泊までです。

澄んだ大気は新越山荘にて能登半島の先端まで見せてくれました。双眼鏡で船も確認。感激!


天気

◎9/13,14日とガスの多い強風の一日でした。寒冷前線の南下に伴い14日の夕方には夕立がありました。 15日はガスがかかったり切れたりでしたがまあまあのお天気でした。夕焼けにもなりました。

◎このあとは移動性高気圧がやってきて週末にかけていいお天気が期待できそうです。

◎今秋は今のところ冷え込みが弱く朝の最低気温は3度までしか下がっていません。

◎週間予報は秋雨前線の動きや台風の進路によって大きく変わる季節です。気象庁のせいにするのではなく各自でしっかりと判断できるようになりましょう。

◎稜線では秋のお花もほぼ終わりを迎え名残のお花を残すのみです。オヤマリンドウ、アキノキリンソウ、クロトウヒレン、ヤマハハコ、トリカブト 、ミヤマシシウド、トウヤクリンドウ、ミヤマコウゾリナ等々。

◎楽しませてくれた種池山荘のコバイケイソウの平成7年以来の大開花でしたが、結実し既に葉っぱもかなり黄色味を帯びてきています。チングルマは果穂が 落ち始め、紅葉もはじまりました。爺ヶ岳稜線のウラシマツツジ は赤味を帯びてほぼピークでしょうか。 ナナカマド、コケモモ、クロマメノキ、アカモノ等実をつけて色づいてきています。

◎冷え込みが弱くダケカンバやナナカマドなど稜線の紅葉の中心になる木々の紅葉のペースが上がりません。例年より一週間近く遅れている感じです。ただし冷え込みが続くと見る見るうちに色もついてきます。 来週以降どんどんと色も付いてくることでしょう。

登山ルートの状況

◎鹿島槍ヶ岳及び爺ヶ岳周辺の登山道および五竜方面、針の木方面ともに問題はありません。

◎針の木大雪渓は雪渓上を歩く箇所はなくなり、高巻きする秋道を通行しています。

◎6月末からの豪雨で大谷原から西俣出合間の工事用道路に傷みが出ましたが、復旧が済み登山者の通行に支障はありません。 

アドバイスや注意

◎朝の最低気温3度、日中も10度程度の温度の日もでてきました。肌寒さを覚えるようになってきました。半袖一枚では寒いです。 強風でも吹けば体感温度は更に下がります。薄手でいいですので長袖のヤッケ等ほしいですね。

◎ただし天気よくなればまだ温度も上がり、日差しも一気に強くなります。帽子、サングラス、日焼け止め等忘れずに。それでも温度は上がってももう20度ぐらいまででしょう。

◎今年も靴の底のはがれてしまうことが目立ちます。思い切って買い換えた方がいいと思える靴に多い気がします。事故にもつながることですのでしっかりと調べて入山してください。

◎雷と夕立に注意。3時前には小屋へ到着するのが最大の安全策でしょう。この夏は大気の状態がたいへん不安定な日が多かったです。

◎最近よく耳にする熱中症。スポーツドリンク等を早め早めに摂取しましょう。

◎“忘れ物多発注意報”発令中です。出発の際にはもう一度ご確認を。本当にお願いいたします。

混雑状況

◎秋の3連休の第一弾が今週末やって参ります。種池山荘の9/17と冷池山荘の 9/17、18が込み合いそうです。冷池山荘は18日のほうがやや込みそうです。

◎例年9月下旬までの営業の新越山荘ですが、今年は9/25の宿泊にて終了になります。

◎秋の3回の3連休の入り込みは、お天気次第ですが10月の体育の日連休と合わせて分散化すると思います。また紅葉のピークは9/末以降でしょうか。 例年より一週間ぐらい遅めの感じです。また例年体育の日連休の頃は中間帯から下部の紅葉がいいですし、稜線から俯瞰するのも最高ですよ。

◎ご予約して頂くとたいへん助かります。当日の取り消しでもキャンセル料は一切かかりませんのでお願いいたします。なお申しわけありませんが冷池山荘、種池山荘、新越山荘ともに個室の予約は承っておりません。

NO162  台風が去り秋がまた一歩近づきました。

 2005/09/08

  強風が吹き荒れた昨日がうそのような本日の晴天です。  スタッフも全員大満足のみごとな台風一過の秋空がひろがりました。台風14号の来襲のため冷池山荘は3日間、種池山荘は2日間、新越山荘は4日連続でお客様がゼロの日が続きました。今夜は久しぶりに3つの小屋ともお客様もお見えになり小屋の中にも活気がもどりました。お客様にとっても待ちに待ったさわやかな一日でした。草紅葉もいちだんと進み、コケモモの実も色づきはじめ、やや気の早い葉っぱも一枚二枚と見られるようになってきました。夕方には黒部上空のガスも切れて秋独特の黒部谷の雲海も現れました。日一日と日も短くなり夕方も寒いくらいです。今日一日のの写真をご覧ください。期待がふくらんできますね今秋の紅葉。いい色づきにはもういちだんの冷え込みもほしいところです。お天気続いてほしいですね。


草紅葉始まる種池平。紅葉本番まであとわずか。毎朝が楽しみ。

種池山荘前の満開のコバイケイソウはもう夢の世界。(9/8)

種池より台風一過の扇沢上空と蓮華岳。ゆっくり時間が流れる。

新越山荘よりほぼ同時刻の扇沢上空。大町では稲穂が光る。

秋の冷気が鳴沢岳上空にくらげ雲をはこぶ。(新越山荘より)

今夏はなかなかお目にかかれなかった富士山も登場。(9/8)

トリカブトをはじめ秋のお花もまもなく見納めです。

ガスがきれた夕刻。一点の曇りもない鹿島槍が姿を見せてくれた。

黒部上空のガスが落ち着くと剱岳との間に一面の雲海が横たわる

昨日までの台風の暴風雨のことさえ忘れてしまう一日でした。

NO161  昨年と違って今年は週中に台風が過ぎ去ってくれて助かります。

2005/09/07

  台風がひとつ通り抜けるたびに秋が深まる季節ですね。台風14号もまもなく通過し、通り過ぎたあとには大陸から乾いたひんやりとした空気がやって来ることでしょう。九州、中国、四国地方や離れた東京でも大きな被害がでた台風14号でしたが、鹿島槍ヶ岳周辺は本当に幸いにも降り出しからの総雨量も90_ほどと少なめで予想よりはるかに小さな影響ですみました。6/下から7/上にかけての集中豪雨で荒れた大谷原から西股出合間の工事用道路も先週に完全復旧したばかりでしたので、本当に心配しました。明日以降は台風一過の秋空とキャンセルでゼロ行進が続いたお客様の再訪を期待したいものです。

  先週はトイレの勉強に黒部立山アルペンルートを通って立山三山を縦走してきました。立山周辺も秋の気配が日ごとに深まってきているようで存分に初秋の室堂平や立山稜線を満喫することができました。ただ一の越から剱御前まで縦走していて、この時期にしてはなにか違うなという感じがしたんです。そうウラシマツツジが見あたらないんです。コケモモやイワウメやコメバツガザクラなどはあるんですが、爺ヶ岳稜線では日に日に赤く色づいてきているあのウラシマツツジが見つからないんです。ただ帰りに室堂ターミナルの売店にあった立山の花図鑑には載っていたのであるにはあるようなんですが。よその山域に行って見知らぬ高山植物や、あこがれのお花に会ったりしたときは大変うれしいものですが、こういった発見も妙に感動ものでした。でも見落としたのかな・・・・・

  秋のおとずれといえば8月末には登山者の安全をサポートしてくれた常駐隊のパトロール隊員の皆さんも夏山シーズンの任期を終えられて下山しました。冷池班の管内ではシーズン突入の海の日直前に残念な事故が相次いで起きてしまいましたが、その後は隊員の皆さんの活躍もあって事故も最小限にすみほっとしているところです。隊員の皆さんと関係者の皆さんありがとうございました。このあとの秋山シーズンもお越しの皆さんは余裕をもった行程でのご計画をお願いいたします。


遭対協の解隊式の後に懇親会がありました。白馬大雪渓の崩落事故等、皆さんお疲れさまでした。

遭対協冷池班の郷津班長(左)と村重隊員。ひと月半に渡って防止活動や救助活動にフル回転。

草紅葉が始まった室堂平と立山。広い草原いいですね。チングルマの咲く頃にも来たいですね。

立山からの鹿島槍ヶ岳。ここからの鹿島槍は双耳峰でなく、みごとな一本槍ですね。

種池山荘から見ると南峰が目立ちますが、立山からは中央峰が立派です。種池山荘も見えます。

どんよりとした日でしたが、いっとき真砂岳は夏山の表情を見せてくれました。

剱岳はなかなかその全容を見せてくれませんでした。剱沢にも草紅葉が始まり秋の気配がただよう。

室堂平を俯瞰する。おだやかなみくりが池周辺のすぐ横に荒涼とした立山地獄。アンバランスですが心落ち着く。

立山地獄にミステリーサークル出現?周囲を覆う火山性ガスの中、草が生えるのもまたミステリーですね。

黒部平からは針の木岳上空にどら焼きのような雲です。秋は雲を見るだけでも楽しいですね。

放水終了後の黒部ダムの基部を見ていると、世紀の大プロジェクトの開始が目に浮かびます。

悠久の黒部の大自然のなかに溶け込むかのような黒部ダムの勇姿。


天気

◎先週の台風11号に続き今週の台風14号もあまり影響はありませんでした。

◎台風14号通過後は週末にかけて好天が期待できそうです。9/7夕方には雨もやみ上空も少し赤く焼けた感じです。

◎週間予報は秋雨前線の動きや台風の進路によって大きく変わる季節です。気象庁のせいにするのではなく各自でしっかりと判断できるようになりましょう。

◎稜線では秋のお花もそろそろ終わりを迎えようとしています。オヤマリンドウ、アキノキリンソウ、クロトウヒレン、ヤマハハコ、トリカブト 、ミヤマシシウド、トウヤクリンドウ、ミヤマコウゾリナ等々。

◎楽しませてくれた種池山荘のコバイケイソウの平成7年以来の大開花でしたが、結実し既に葉っぱもかなり黄色味を帯びてきています。チングルマも果穂 が風に吹かれる光景が素敵です。爺ヶ岳稜線のウラシマツツジも日ごとに赤味を帯びてきています。

登山ルートの状況

◎鹿島槍ヶ岳及び爺ヶ岳周辺の登山道および五竜方面、針の木方面ともに問題はありません。ただし北アルプスでは連日のように転滑落事故が発生しています。つまずきには要注意。

◎針の木大雪渓は雪渓上を歩く箇所はほとんどなくなり高巻きする秋道を通行しています。

◎6月末からの豪雨で大谷原から西俣出合間の工事用道路に傷みが出ましたが、復旧が済み登山者の通行に支障はありません。 

アドバイスや注意

◎朝は3度以下、日中も10度程度の温度の日もでてきました。肌寒さを覚えるようになってきました。半袖一枚では寒いです。薄手でいいですので長袖のヤッケ等ほしいですね。

◎天気よくなればまだ温度高く、日差しも一気に強くなります。帽子、サングラス、日焼け止め等忘れずに。それでも温度は上がってももう20度ぐらいまででしょう。

◎今年も靴の底のはがれてしまうことが目立ちます。思い切って買い換えた方がいいと思える靴に多い気がします。事故にもつながることですのでしっかりと調べて入山してください。

◎雷と夕立に注意。3時前には小屋へ到着するのが最大の安全策でしょう。この夏は大気の状態がたいへん不安定な日が多かったです。

◎最近よく耳にする熱中症。スポーツドリンク等を早め早めに摂取しましょう。

◎“忘れ物多発注意報”発令中です。出発の際にはもう一度ご確認を。本当にお願いいたします。

混雑状況

◎秋の3連休をひかえて今週末の9/10,11日はご予約も少なめです。ゆっくりとしていただけます。平日は一ケタ台といった日もでてくる頃です。

◎9月の2回の3連休の予約は前半の敬老の日3連休が入ってきました。9/17と9/18は同じぐらいの予約状況です。

◎秋の3回の3連休の入り込みは、お天気次第ですが10月の体育の日連休と合わせて分散化すると思います。また紅葉のピークは9/25以降でしょうか。 よほど遅い年でないかぎり9/18の三連休でも色づき始めた稜線を楽しめるはずです。 また体育の日連休の頃は中間帯から下部の紅葉がいいですし、稜線から俯瞰するのも最高ですよ。

◎申しわけありませんが冷池山荘、種池山荘、新越山荘ともに個室の予約は承っておりません。